2018/03/17 11:07

 いよいよ、世界天文コミュニケーション会議2018in福岡の開催まで、あと一週間となりました。

すでに、参加申し込みは締め切られて、世界53か国から455名もの人が参加する予定になっています。最終的なプログラムも決まり、公式サイトで発表されていますので、これから開催までの時間を使って、少しずつプログラムの内容をご紹介していきましょう。

 
初日のプログラムは次の通りです。 (敬称略)

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11:00  開会式

11:30~ 基調講演1 Astronomy in Society: Development and Practice in Japan (海部宣男)

12:00~ 全体講演1 Learned from the “Great American Eclipse” (Rick Fienberg)

12:20~ 全体講演2 一家に1台望遠鏡 君もガリレオプロジェクト・エピソード2(縣秀彦他)

12:40~ 全体講演3 Citizen Scientists Capture Totality with the Eclipse Megamovie (Vivian White他)

13:00~ 昼休憩

14:00~ 全体講演4 Under the hood of ESO outreach (Lars Lindberg Christensen)

14:20~ 全体講演5 hinking big in a small country – astronomy press, outreach and education in the Netherlands (Marieke Baan他)

14:40~ 全体講演6 Organising ESO press conferences — what have we learnt? (Oana Sandu他)

15:00~ 全体講演7 Only 30 minutes of monthly workout: Media Training (Francisco Rodríguez他)

15:20~ 全体講演8 Updates from the IAU Office for Astronomy Outreach (Sze-leung Cheung他)

14:40~ コーヒーブレイク

15:00~ IAU100周年スペシャルセッション

18:30~ ウエルカムイベント(能と星空観望会)

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 このようにすべて全体講演で行われる初日は、同時通訳も入り、日本人も参加しやすい内容となっています。また、IAU(国際天文連合)は2019年に設立100周年を迎えます。それを目前に控えて、IAU100周年のためのスペシャルセッションが、今回予定されているのです。そして、初日の会議終了後は、ウエルカムイベントとして、場所を大濠公園に移し、能のイベントと星空観望会が用意されています。海外からの参加者にとっては、日本の伝統文化に触れ、満開の桜のもと、星空を見上げる素晴らしい体験となるでしょう。

 さて、たいへん盛りだくさんな今回の世界天文コミュニケーション会議、とても一度には紹介しきれません。次回は、二日目のプログラムについて、紹介させていただきますね。