飯舘村の付いた活動報告
本日は、日本記者クラブを会場にプレス試写会をおこないました。連休明けの平日にも関わらず、約50名と多くの方にお集まりいただきました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。映画『サマショール〜遺言 第六章』は予定通り、2月2...
前作『遺言 ~原発さえなければ』にも登場していただいた浪江町赤宇木の関場健治・和代さん夫妻の一時帰宅に同行した。荒らされた室内に入ると、ケモノたちの宴の跡。イノシシは畳に背中をこすりつけ、サルはお客用の布団を引っぱり出して寝床に、ハク...
数十年は人が住めないとも言われていたものの、「お掃除(除染)が完了した」と2017年4月から飯舘村への帰村が始まった。村内のこども園、小中学校が再開され、飼育や米や野菜を作る営農再開も本格化した。避難した村民を呼び戻すために、校舎に運...
今作『サマショール ~ 遺言 第六章』の中で、草を刈る場面がある。帰村された飯舘村方々が、村内地名「まえた」の文字を植栽で記した斜面を、きれいにされていた。「まえた」の地名を表出させることは、地元への想いがこもった行為ではあるが、映画...
前作『遺言 原発さえなければ』の中で、トラックに載せられる牛の姿は印象的だ。放射能のせいで、酪農をあきらめざるを得ない酪農家の無念さは言うまでもない。そして、大切にされてきたであろう牛たちが牛舎から運ばれ、トラックの荷台から顔をのぞか...