2020/09/02 07:48

改めましてKamakura Summer Surf Campのプログラムキャプテンを務めさせていただきました渡邊美佑と申します。

 まず初めに、6月よりスタートしたクラウドファンディングからご支援・サポートを本当にありがとうございました。皆様からのお支えがあり、無事にプログラムを終了することができました!

 今回のプログラムは子供たちが楽しめるようなプログラムを考えました!多くのマリンスポーツを体験していただいたり、ライフガードが普段使っている機材を使用するなど子供たちに充実していただける内容を多く取り入れました。特に鎌倉ライフガードが長年お世話になっている上ノ山さんのボートを借りて水深の深い場所まで行き、飛び込んだ体験が1番子供たちにとって記憶に残っているのではないかなと思います。その他にはボディーボードを使用したり我賀江島で磯遊び、水中ドッジボールをしました。学びの要素ではライフガードが普段使うレスキューチューブを実際に肩にかけ泳いでもらったり、ライフジャケットの重要性というものをつけないときとつけたときの感覚を感じてもらい、ライフジャケットの意味を学んでもらいました。各日程の最終日には親子でボードバケツリレーを行いました。コロナウイルスでなかなかお父さんお母さんと一緒に何かをする機会は少なくなってしまった中で、多くの保護者の方にいらしていただき子供達と一緒に海を楽しんでもらい、たくさんのキラキラした笑顔を見ることができました。

今回プログラムを行うにあたりとても重要になった天候・海象を改めて振り返ると・・・

7月は雨が降り中止があったり、予報では雨が降るため前日に中止連絡を回しましたが当日晴れてしまうなどといったとても難しい天候でした。しかし、8月に入りますと7月の天気が嘘のように毎日晴れが続き、天候に恵まれただけでなく、波のコンディションにも恵まれた素晴らしい夏でした。

子供達は、最初スタッフも含め初めて顔を合わすところからのスタートだったのでみんなの表情を見てもとても緊張が伝わるような様子でした。プログラムが始まりだんだんと回数を重ねていくにつれ、名前を呼び合う声が聞こえ、リレーを行った際には頑張っているお友達を応援し合い団結する様子が見ることができ、子供達はとてもこの夏で大きく成長したと思います。

スタッフは、今回このようなプログラムを行うことが初めてということもあり子供達だけでなく我々スタッフもとても不安を持ちながらのスタートであったため、表情が硬いスタッフが多かった印象があると思います。しかし回数を重ね自分のやるべきことを考え、子供たちの立場になって考えられるようになりました。コロナウイルスの影響で私たち自身メンバーと直接顔を合わすことが少なかったり、海に来れないメンバーも多かったです。ですが、このプロジェクトを通じて自分自身の成長だけでなく新たなメンバーの一面を発見できたり、メンバー間での絆がより深まりました。

今回鎌倉ライフガードが初めてこのようなプロジェクトを行い、また学生が中心となってKSSCを開催する新しい挑戦でした。今回のプロジェクトを通じて、多くの方々からのご支援いただいただけでなく、「鎌倉ライフガード」というチームを地域の方々に知っていただけるとても素晴らしい機会となりました。私たちの行った活動が多くの方々に知っていただき、鎌倉の子供たちに海遊びの機会を守ることができたことを自信にし、今後も頑張ってまいりますので引き続き応援よろしくお願い致します。


渡邊美佑