2020/09/25 18:00

 長男が不登校になったのは2018年のちょうど今頃です。お腹が痛いと言って早退したり、体育を1ヶ月以上見学していたことや漢字の宿題を全く提出していなかったことが明るみになった頃でした。


 当時の彼は塞ぎ込んでいて顔から生気が感じられませんでした。彼自身の特性もあり、彼は自分らしく生きることを学校から(そして自分たち親たちからも)たくさん否定されてきたんだろうな、と今なら思います。  


 そんな彼が「学校の他にもフリースクールってあるんでしょ?そこに行きたい」と言い出しました。そして、ちょうど相方の出勤途中にあったのがネモでした。


 ネモに通い始めて以降、彼はどんどん生気を取り戻し(冗談みたいな話ですがフリースクール行き始めたら伸び悩んでいた背が急に伸びました)、今では「段ボール工場長」の称号も得て、日々?段ボールハウス作りに勤しんでいます(ちなみに次男もネモのお世話になっていますがそれはまた別の話)。


 子どもたちにとって、ネモはリラックスできて、ありのままの自分であることに「イエス」を言ってくれるいわば土壌のような場なのだと思います。そこで子どもたちは息を吹き返しオーガニックに伸び伸びと育っていきます。


 ネモのスタッフはほんと優しい。彼らの持ってる力を本当に信じているんだな、と思います。ネモスタッフは不登校当事者としての経験から「どのような場でありたいか」をとことん考え実践し続ける人たちです。だから安心して子どもを預けられます。


 そんなネモが今度千葉県市川市にもオープンします。より多くの子どもたちにネモという子どもが自分らしく育つ可能性が開かれたことをとても嬉しく思います。 


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