2021/02/14 21:17
興味を持って自ら楽しめる生徒たち

東京学芸大学附属国際中等教育学校(ISS)の生徒さんたちがPARACUP〜世界の子どもたちに贈るRUN〜に2012年から毎年ボランティア参加してくださったご縁があります。
それまで、高校生の参加は多少ありましたが、親に誘われたからではなく、自ら参加できるボランティアを探して参加してきた中学生に驚いたのを覚えています。
社会人、大学生に混じり、物怖じせず楽しんでいた姿が印象的でした。
ボランティア説明会では支援を必要としている子どもたちについて興味を持って聞いていました。

どんな小さなアクションでも変化が起きる

中高生が社会貢献活動に参加することは、その活動をきっかけに、もしくは参加する前に、今、自分が生きている社会で起こっている課題を知ることに繋がります。
学生時代を学校内の勉強、部活だけで過ごすのではなく、社会に目を向けて、この先自分が生きていく社会に対してアクションを起こせる人になる。そんな大きなきっかけになると思います。
どんな小さなことでもアクションを起こすことで変化が起きる。
活動を通じて得た経験は、大きな社会課題に対しても、怯まず、動じず、あきらめず、小さなことでも自らチャレンジしてみよう!という自信につながると思います。

 良いことには多くの人を巻き込む 

ISSが実践してきた、社会課題に興味を持ってアクションを起こす生徒を育てる、ということ。
ISSの中だけで終わらせるのではなく、中高生の「何かやりたい」を応援したい人たちへ、そのメソッドに広げようと、仕組み化にチャレンジするところに感銘しました。
「良いことには多くの人を巻き込む」、その気持ちはこれからの社会課題解決にとても重要な視点だと思っています。中高生のみならず、
この活動を通じて、大人たちも社会課題を他人事にしない、そんなきっかけになるような気がします。
応援しています。

森村ゆき

一般社団法人PARACUP : http://www.paracup.info

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応援メッセージ#006を寄せてくれた、本校同窓会長の富澤郁美さん。
彼女がISS在籍時欠かさず参加し、大学に進学してからは運営として参加していたのが、PARACUP。
そして、富澤さんをはじめとしていつも多くの生徒を受け入れてくださったのが、森村さんでした。


初めて参加したPARACUPは、とても気持ちの良い天気で多摩川の河川敷にはランナーやボランティアさん、そして支援先のNPOや協賛のみなさんの笑顔があふれていました。
こんな環境で生徒たちがスタッフとしてお手伝いできることは、とてもありがたいな、と思いました。
多くの人が様々な想いを持って参加し、お互いがお互いを気遣う。
そんな雰囲気を生徒たちは実感できるだろうと思ったからです。それは世の中のことを知って行く上でとても重要なことだと思いました。

残念ながら多摩川河川敷でのチャリティーマラソンであるPARACUPは2019年に幕を閉じましたが、ISS生のソーシャルアクションにとって大切な思い出です。


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