私が朱鞠内を訪れ、強制労働犠牲者の遺骨発掘を体験したのは大学3年生の夏休み(2001年)でした。在日コリアンであっても日本の学校出身の私にとって、「強制労働」という言葉は、遠い昔の歴史用語でしかありませんでした。それが、いざスコップ...
朱鞠内は貴重な教育の場 小学校の教員を経て現在は熟の講師。より良い教育とはなにか、子どものための教育とは何か。 それは文字で書かれた文章を暗記することではなく、感じ考えること。 そのためには、①知的好奇心を駆り立てる教材に出会ったり、...
「後世に遺すものを探して。」私がこの活動に出会い、参加したのは3年前の10月。妻が短大時代にワークショップに参加し、そこで何を感じ、何が生まれたかを聞いたからです。私には現在の妻との間に授かった子ども3人、先妻との間に4人(最初に生ま...
朱鞠内へと向かう道は車で毎回通るたびにとても長く、険しく感じます。80年前、おなじ峠を越えてダム工事のために連れてこられた人々はどう思ってここを通ったんだろう。「笹の墓標展示館」で私は、きれいな木の箱に納められたご遺骨に出会いました...
友人を通して殿平住職の素晴らしい取り組みを知りました。早速、夫婦で朱鞠内に行ってみました。直接お話を聞いて戦時下の強制労働犠牲者の遺骨発掘ワークショップの試みに感動しました。ダム工事で亡くなった朝鮮人の遺体が埋められた様子などを聞い...