2021/06/08 12:00

平林は、たくさんの「神様」に守られています。

大きくは地域の鎮守様である氷室神社。
その御神木の「樹齢1200年の大杉」が、地域を見守ってくれています。

そのほかにも小さな神様がいっぱいいて、組ごとに、道祖神さま、お水神さま、山の神様がいます。

ほかにはお蚕の神様とか、お稲荷さん、学問の神様、目の神様、昔の出来事を祀った社、五輪の塔、歴史的な人物のお墓などなどわたしが調べただけでも60以上の神様や信仰が深い場所があります。

昔は、気軽に山から降りられなかったので、病気にならないようにとか、食べ物を自分たちで耕作していたので、自然とともに、祈りとともに暮らしがあったのだと思います。

今でも、その小さな神様たちには、集落のだれかがお神酒をあげています。とても大切にされています。

中には、忘れられて崩れてしまっているものもあったけれど、地元の人と一緒に神様めぐりをしたので気づいて直せました。

平林に登る川沿いにも、安全を祈願して神様が祀られています。祀る前は、川に落ちる事故があったりしたそうですが、今では、安全協会の方たちが維持管理してくれているので、事故がなくみんなが安全に行き来できています。


見えないものへの畏敬の気持ちを大切に暮らしている平林の人たちは、いつも神様に守ってもらっているのだと思います。

わたしは、ソーラーパネル計画も、平林の神様が止めてくれたのだと思っています。