2021/11/12 07:00

11月7日の稽古の様子をお伝えします。

流鏑馬の稽古と聞くと、馬に乗り矢を射る練習と思われる方もいるかもしれません。

角馬場での稽古や、直線距離を走る鉄砲馬場での稽古だけではありません。

馬場のいたるところに稽古をする場所があります。馬の日除けの場所のそばには、弓の稽古を行う場所があります。何度も体の動きを確認しつつ、弓を射る稽古を行います。

こちらは木馬にまたがりながらの弓の稽古です 。

角馬場での稽古の後、鉄砲馬場での稽古となります。まずは、馬を慣らしながら、馬場の安全確認を行います。

このように馬場のいたるところで、門人たちが稽古を重ねています。

流鏑馬という日本の伝統文化を後世に維持継承するためには、射手になるまでの数年だけでなく、射手になってからも数十年も稽古を続けるわけですから、技量向上に資するだけの稽古環境を整えることも、大日本弓馬会の大切な活動です。

その中でも、このたびの更衣室、水道、日除けは最低限必要な付帯設備です。

皆様の力強い御支援をよろしくお願いいたします。