2021/11/14 12:05

こんにちは!足立区おもちゃ図書館プロジェクト発起人の栗野です。

日頃の活動を支えてくださっているボランティアさんや、活動をサポートしてくださっている地域の方々から応援メッセージをいただきましたので、ご紹介させていただきます!

本日は第4弾です!!


ボランティア 奥山ゆかさん

児童館勤務にて「あそびの中での子ども同士の成長」は、人格を育む上で必要不可欠だと実感しました。 

あそびには想像力が必要であり、想像力は体験量で変化すると考え、「あだちキッズカフェ」展開に関わらせていただいております。 

「あだちキッズカフェ」はおもちゃをバトンに、あそびの体験と人との交流が生まれる場所です。 

子どもだけでなく大人も気休める居場所となり、 「なんか楽しかった」「なんか気持ちが楽になった」、 そんな温もりある第3の居場所が広がっていくのがとても楽しみです!

株式会社M・アヴァンス 代表取締役社長 岸江 美寿保さん

おもちゃ図書館「あだちキッズカフェ」に期待すること
一般社団法人チョイふるの活動理念の中で、『困難を抱える子供達の活動を通じて地域で見守る』活動を通じて、食育の見守りの一環で『おもちゃ図書館』・『あだちキッズカフェ』に力を注いでいます。

子供の生育に大切な事は、親から子供への影響力は非常に強く、どの様な環境・状況に置かれて子供たちが育ったかがとても重要視されています。

特に生活困窮家庭は親自身に余裕がなく生活するのが精一杯で、子供の事が気がかりでも教育すら出来づらい環境であると思います。

そして、子供はどんどん成長し、親の貧しい姿だけ見て育ち、貧困から抜け出せないまま非行にはしったり、その子供達が親になった時も、貧困から抜け出せない負の連鎖をそのまま引きずることが一番怖いと思います。

この世に生を受け、どの子供もスタートラインは一緒なはずなのに、生育環境で大きく差が出てきてしまうのはとても残念な事です。

生まれながら特別IQが高い子供がいても、親の環境によって子供の可能性が失われてしまうこともあります。

『おもちゃ図書館』の存在意義について
子供には無限の可能性があり、子供の感性・知性は幼少期の体験や経験が大きく影響する大切な時期におもちゃを通じて、子供の心に芽生えた感性が、可愛いと感じたり癒されたという思い、人に対しての優しさや動植物への愛情へと繋がってくると思います。

日本には、昔から人形を大切にし、供養する習慣がある様に、おもちゃには不思議な力があり、幼児期のおもちゃの出会いは大人になっても無限に続く感性の形成に大きな影響があると思います。、おもちゃを大切にする優しい子供に育ってほしいと願っています。

『キッズカフェ』の存在意義について思うこと
子供の頃親に何を食べさせてもらったか、何が美味しいと思ったかが大人になった時に大きく影響してくると思います。

私事ですが、親と一緒に食べたお子様ランチの味を今でも思い出すように、親子の触れ合いから生まれる食育も、極端な言い方かもしれませんが、困窮家庭の子供たちは手軽なスナック菓子やカップ麺・コンビニ弁当で、親が調理したものを食べていなければ、食事はそういうものだと思いこんでしまいます。

 子供は不思議、今まで何を食べて美味しかったか、後々まで記憶に残ります。
更に、キッズカフェに期待することは、単に時間と食育の共有だけではなく、子供たちの料理についての興味を是非とも持ってもらいたいと思っています。

子供たちが家に帰って、兄弟や親に『今日はキッズカフェでこんな料理を食べて美味しかった』と言って、今度は自分が作ってみようと子供の創作意欲を養ってもらいたいと思います。

チョイふるの活動は、困難を抱える子供達を地域で連帯し、継続したサポートを続けながら子供たちに希望をもって貰いたいと願っている事だと思います。

これからの未来を繋ぐ、子供への応援を本来なら国や自治体に応援してもらいたいのですが、現状では中々思うようにいかないのが現実です。

コロナ禍で、職を失った困窮家庭が急増している中で、一般社団法人チョイふるは自力で子供たちの応援を行おうとしています。

更に、予測される困窮家庭の急激な増加でも、力を蓄えながら頑張ってほしいと心から願っています。私は、一般社団法人チョイふるの活動に賛同し、心から応援しています。 


JICA海外協力隊ケニアOV 黒田篤槻さん

子どもが子どもらしくあれる場所を。 

「遊ぶ」こんな何気ないことが、未来を作る子どもたちの重要な根幹になっていることを知りました。 

僕は、インドのスラムで子どもたちにダンスによる教育機会を提供したり、スラムで非行・触法少年が留置される施設で青年海外協力隊として活動をした経験から、「子どもが子どもらしくあれる社会」の大切さを身に染みて感じました。 

日本においても、そのような場所が一つでも増えてほしい。一人でも子どもがのびのびと育ってほしい。そんな思いから、僕はチョイふるのおもちゃ図書館を応援しています。 

友人・知人に声をかけ、テディベアや木のおもちゃの寄付もさせていただきました。 

地域の大人があたたかく子どもたちの成長を見守る場所に、そんな地域づくりの発信源になってほしいなと思います。 応援しています!