2022/01/07 15:51

「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」は12の実行委員団体が運営を担っています。団体メッセージ第9弾の今回は、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンさんです!

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こんにちは、特定非営利活動法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンです。

私たちフリー・ザ・チルドレンは、「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」の実行委員団体として、子どもの権利が包括的に守られるように、政策提言チームに所属して活動しています。子どもの権利行使の主体者として子ども自身が声を上げられるように、そして、子どもの声が聞かれるようにしながら子どもの権利が保障されるための法整備やしくみづくりを目指し、国や議員に対して働きかけを行うなどしています。

「すべての子どもは生まれながらにして、子どもの権利をもち、一人の人間として尊重されるべき尊い存在である」という子どもの権利条約に込められた思いを、しっかりと日本社会に浸透させ、体現される社会にしていきたいと考えています。

今回のクラウドファンディングにご協力いただくことで、子どもの権利が守られる社会づくりに向けて活動することができます。より多くの幅広い人々と共に、子どもの権利の実現をめざしていきたいと考えていますので、どうぞ目標が達成できるよう、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。


フリー・ザ・チルドレン・ジャパン

代表 中島 早苗

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フリー・ザ・チルドレンの活動は、子どもの権利条約の存在に後押しされ、立ち上がった一人の少年から活動がスタート!

1995年、当時12歳のカナダ人クレイグ・キールバーガー少年はある朝の新聞記事で、世界には学校にも行けずに働かされている子どもたちがたくさんいることを知りました。同じ子どもとして困っている子どもを助けたいという想いから、クラスの友達とともに、貧困から子どもを解放することを目的にフリー・ザ・チルドレンを立ち上げました。しかし、活動をしていると「子どもなんかに何もできないよ」、「国際協力のような難しい活動はおとなになってからやれば良い」という様々な批判的な声を受けたそうです。それでも、クレイグ少年たちは、子どもだからこそできることがある、子どもには変化を起こす力がある、という信念で活動を継続しました。また、団体設立に際し「子どもの権利条約」で保障されている子どもの意見表明権について知り、自分たちの活動や理念の精神的なバックボーンになっていることに気づくようになり、自信を持って活動を続けることができたといいます。

私たちフリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、「子どもや若者は助けられるだけの存在ではなく、自身が変化を起こす担い手である」というフリー・ザ・チルドレンの理念に共鳴し、1999年から日本で活動をはじめました。開発途上国の貧困地域の自立支援と並行して日本の子どもや若者が国内外の問題に取組み、変化を起こすチェンジメーカーになるようサポートしています。 現在、日本の子どもや若者1,000人以上がメンバーとなって活動しています

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写真:インドに建設した学校で交流するインドと日本の子どもたち