2023/03/15 08:59

先日、リモートで「デジタル社会の実現とアクセシビリティ」と題した、東京慈恵会医科大学先端医療情報技術研究部 准教授の高尾洋之先生のご講演を聴講する機会がありました。「アクセシビリティ」とは、目的に向かって到達する方法はいろいろあるという意味だそうで、たとえば東京から大阪へ車で向かおうとして、車が故障しても、新幹線もあれば飛行機もあるということです。高尾先生ご自身が重症ギランバレー症候群の当事者のお立場で、デジタル庁 国民向けサービスグループ アクセシビリティ 担当 プロジェクトマネージャーを務めておられます。森さんの視線入力もまさに「アクセシビリティ」の実践だと思いました。私自身も、パワーポイントに要旨が文字で示されていることがすごく理解の助けになりました。すべての人が情報に到達でき、コミュニケーションできることが、誰一人取り残さない社会への一歩だと強く思いました。