2022/10/02 10:54
日程調整に走っています!


みなさん、おはようございます!

いつも応援とご支援をありがとうございます。


ここへ来て、大きな問題が発生し、対応に全力で取り組んでいます。
昨夜、活動報告を投稿できなかったのは、そういう理由でした。


《実際の交通費が判明するも高すぎて払えず》

シギリアの学校へ行くための費用が予想以上にかかることが判明しました。

5000米$の見積もりが来ました。

今は1ドルが144円なので720,000円になります!

※これらの交渉は、1ヶ月前ほどからしているのですが、直前になって価格がわかるのは色々な状況が想定されます。ここでは長くなるので書かないことにします。活動報告でお話ししたいと思います。


物価が高騰してはいるものの、経済破綻によってルピーも暴落していますから、交通費や人件費が増えたとしても合わせて200,000万円くらいだと見積もっていたのでしたが、これではさすがに無理です。

シギリアの学校に届けに行くだけで合計180万円くらいがかかってしまいます。

支援品の購入費は別です。


対策は次のように動きました。


①安い別の業者さんに変える

 5,000米$を提示してきた業者の人からは、

「車一台につき、1日に買えるガソリンが20ℓに制限されている。シギリアへは20ℓでは足りないから、追加で入れる必要がある。他の人が持っているガソリンを入れる権利を買う必要が出てくるから5,000米$になる。何かあった時の責任は取れない。」

と言われました。
他の業者に頼んだら大変なことになるぞということです。

現地の人に聞くと、現地の価格は様々だということでした。
ガソリンの購入制限はその通りでした。

どちらにしろ、スリランカへついてからも輸送に数十万円がかかってはたまりません。
無理です。

そこで、現地に問い合わせをするなどして、別の業者さんを探しました。

すぐに、2700米$でやってくれる業者さんが見つかりました。

しかし、やはり予算オーバーです。

予約の時間もありません。

価格がはっきりしたのが遅かったので、他の選択肢が無くなって来ています。

そこで、次の対応を考えました。


《郵送を使う》

シギリアの学校は遠いので郵送を使おうと考えました。

近い学校は訪問して、遠い学校は郵送をする。

これは良いアイデアだと思われました。

しかし、5,000米$の業者さんからは、

「現在、スリランカでは郵送は届かない。」

と言われました。

これが、郵便物が紛失するからなのか他の理由があるからなのか。。

郵便局に物を預けても届かない。

これは、経済破綻した国の状況なので、そういうこともあるのでしょう。

実際にはそんなことはなく、ちゃんと届くかもしれませんが、リスクは避けて他の道を探ることにしました。


《さらなる事態が判明》

車の手配と同時に、4校の訪問に仲介を依頼していたのでしたが、ここへ来てまだ4校への交渉ができていない事が判明。

これは、プロジェクトの根幹を揺るがす大事件です。

これまでの流れでは、既に地方教育局への申請も、学校側の許可も降りているとのことでしたが、「お礼状」を送りたいので住所を教えて欲しいと何度もお願いしたのですが、教えてもらえず、???になってしまい、色々と調べたところ判明しました。

「5,000米$を振り込んだら交渉してあげる。」と。

いやいや、振り込めたとしても3日はかかるし、1ヶ月間かかって交渉も交渉が固まっていないのは怖すぎます。

学校訪問の未確定により、一瞬、涙目になりましたが、これくらいのトラブルでへこたれてはいられません!!


《救世主が現れる!》

これはもう、大使館を通じて届けるしかない!

そう思いました。

大使館からの贈り物が紛失することはさすがに無いだろうと考えました。

ですが、学校訪問ができなくなるのはとても残念だと思っていました。

スリランカ人の知人達に連絡をとりまくりました。

すると、なんと昨夜遅くに救世主が現れたのです。

「あなたの熱意は私が知っている。自分が、訪問先を準備する。」

と、言ってくれる人が現れたのでした。

その方は2,700米$の業者さんを探してくれた方でした。

まさに仏です!


今回の訪問では、コロンボに拠点を置きながら学校訪問と支援をしつつ、今後の交流の連携や足場を固める方向でガッツリと活動をしてまいります!

5,000$提示の業者さんにも感謝しています。
今回は価格の折り合いや仕事の仕方が合わなかっただけです。

どんなに困難が起こっても、スリランカの子ども達の笑顔のために力を合わせられる方々と共に不撓不屈の精神で取り組んでまいります!

引き続きの応援を、どうぞよろしくお願い申し上げます!