2023/04/15 15:07
イリオモテヤマネコの日

1965年のこの日に新種であることが公表されたことにちなみ、イリオモテヤマネコの生息地である竹富町が2015年に制定。
1965年、八重山列島の西表島で発見された。20世紀に入って発見された中型以上の哺乳類は稀有であり、また当初はネコ類でも原始的な形質を有する新属・新種と発表されたこともあってその発見は大きく取り上げられた。しかし、現在は遺伝情報の分析により、独立種ではなく、アジア東部に生息するベンガルヤマネコの亜種に分類されている(ベンガルヤマネコに似ていること自体は、当初から指摘されていた)。国の特別天然記念物に指定されている。

Wikipediaより

今日はイリオモテヤマネコの日という事で…
国の天然記念物に指定させれているイリオモテヤマネコの生息数は100匹程と言われていますが、それでも交通事故で命を落とすことも少なくなく、また、他の野生動物も車の事故で奪われる命ははかり知れないですね。

交通事故と言うと、猫の事故も少なくはなりましたが、死亡事故に繋がり、野良猫だけではなく、飼い猫も不注意で外に出てしまい命を落とす場合も多々ありますから、車と言う文明の利器は、便利な反面、命を奪う危険を大いに伴っています。そして、人間の場合も例外ではないのはもちろんです。

ここで、最近、普及しつつあるのが、自動ブレーキ、運転者に変わって危険を察知して自動でかかるブレーキは、そんな問題を解決してくれる大きな力ではないでしょうか!
猫の走る速度は約40km/h、秒速で約11m/sになりますから、例えば車の前を横切った場合、その時間は約0.15秒となり、1秒に満たない速度の減少を自動で制御できれば、猫に近い足の速さの動物の事故は大幅に減らすことが出来ます。車業界の方々にはぜひ、至急に実現いただきたい技術と思います。人間の場合、もっと遅いので、安全面と技術的にはもっと高度になりますが、命を考えれば今後、ぜひ、導入してもらいたい技術です。その為にも先駆けて動物たちが事故に合わないシステムは良いテストデータになると思います。

因みに犬猫の殺処分数も、先日、保健所の方に話しを聞いたところ、このような事故の場合も殺処分数に数えられるという事で
※令和3年度殺処分数分類③の3,552匹の中に含まれています。各行政により、分類が異なる場合はあります
つまり、殺処分ゼロを厳密に、実現したい場合はこの事故死も無くさなくてはいけないことになります。