2023/09/27 10:00
2020年に1000匹の絆プロジェクトをスタート致しました。きっかけはやはり2020年の殺処分ゼロが達成できないとわかり、無力感と失望の中、朝日新聞社さんのA-port事業部からのお勧めが決め手でもありました。それまではやはり、クラウドファンディング(以降、CFと記します)と言うよりも、資金は自分たちの出来る範疇を考え、当時、原発事故の影響をもろに受けてしまった中で、一度は目指しましたが、また、直ぐに再チャレンジの選択はあまり考えてはいませんでした。しかし、朝日新聞社の方に丁寧に説得いただき、やはり、可能なら、日々続く殺処分が無くならない現状を踏まえ、特定の犬猫たちは救われても、声なき声の犬猫たちのためにプロジェクトを決断した次第です。ただし、施設を目指すことは容易な道ではありませんでした。CFのセオリーもウソは付きたくない、殺処分を無くすことに真に繋げたいとの想いは、共感どころか反感さえ与えてしまうこともあり、CF中でもたくさんの攻撃をされたのも事実です。現在は保健所犬猫応援団自体の拡散力が弱くなったせいか、または保健所からの選択肢が命を繋ぐことが周知されたのか、攻撃されることはなりました。皆さんが注目して応援して下さるほどに、攻撃されてしまったという哀しい現実でもありました。
最新の情報で殺処分数は14,457匹となりました。相当数減少しましたが、1と言う数はただの数では無く、命の数であることを踏まえると、やはり、ゼロでなければいけない私たちの道がここにあります。しかも、まだまだ、1万を超している以上は、一匹の命には一刻の猶予もありません。今までに、たくさんのご支援をいただきました。そして、たくさんの自費を投入してしまいました。施設はやはり、想像以上に資金を必要としました。クラウドファンディングは当初参加させていただいた朝日新聞社さんのCFご担当者との間で、土地建物総額が2千4百万円(途中、土地購入後変更になっています)との計画で、CFを続けましたが、朝日新聞社さんの事業部の休止に入った為に、キャンプファイヤーさんにて開催させていただきました。低く設定しましたが目標金額に及ばず、今後はCFは断念し地道に目指す方向性を考えましたが、今回、レディーフォーさんから、CF開催のお誘いを受けて、愛護系に最も強いレディーフォーさんでの開催を最後のチャレンジと承諾致しました。現在、約1ヵ月進んだ中で、最も苦戦しており、今までにない多くのDMやお願いで皆様にご迷惑をお掛けするも現時点で厳しい状況です。ただ、その原因の一つが私自身が、何より殺処分を無くすことで、施設はその手段と考えている点にあるのかも知れません。多くのレディーフォーさんのご支援者様は、活動や施設への直接的なご支援であり、殺処分自体を無くすというプロジェクトは逆の意味で間接的と捉えられる、今回のCFだけではなく、保健所犬猫応援団自体も同様に応援者が減っている原因がここにあるようにも感じています。ですが、考えていただきたいのは、個別に活動や施設のご支援は本当に大切な事ですが、殺処分を無くすのはやはり、殺処分対象の犬猫の命を繋ぐアクションが、大切な事、愛護活動自体のご支援や応援に回った事で、実現出来た殺処分の無い社会が先送りになっています。環境省のデータ的には愛護活動が盛んになったは近年のはずが、逆に命を繋ぐアクションが大きく減少している実情が如実に物語っています。


殺処分ゼロは実現していた!


※参考:犬と猫の22年の国内飼育頭数は約1590万匹/犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況 


もちろん、ご活動される愛護団体さんや保護団体さんへの支援や応援は引き続き大切なことだと思います。そして、命を繋ぐ選択肢を広め殺処分のない日本にすることを同時に、ぜひ、どうか、お願い致します。そして、そのコミニティ―として保健所犬猫応援団プロジェクトの応援、ご支援をお願い致します。殺処分ゼロの実現を伝え広め繋ぎ、殺処分の無い社会を一刻も早く声なき声の犬猫たちの元に、全力を尽くします!


キャンプファイヤーさんにてご支援いただいた皆様の想いに報いるためにも!



いつの日か、その応援の輪で想いを繋げた同志たちが、犬猫共生施設に集えることを心より願っています。





命の奇跡は起こると信じています。私たちの手で奇跡を起こしましょう!


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