2023/05/19 08:12
「できないをできる」に実現する団体へ

自己紹介、ご自身の活動

6年間理学療法士として働きながら13本の学術活動と看護学校での非常勤講師を務めた後、医療従事者の働き方に着目したオンラインサロンを立ち上げ独立。独立後は、医療介護の社会コミュニティ育成や人材紹介業、イベント事業などに関わってきた。現在、一般社団法人tsunagariの障がい当事者と医療従事者「できないをできる」イベントAOiの代表責任者として就任。他、整形外科クリニックのプロジェクトマネージャー、ヘルスケア事業の新規立ち上げ、介護美容DAOコミュニティの運営に関わっている。


一般社団法人tsunagariとの出会い

もともとメディシェアJAPANという全国の医療従事者が集まるオンラインサロンを運営していました。そこでは、「医療従事者が笑顔になることでいい医療、いい介護を届けられる」考え、まずは、医療従事者の視野を広げる必要があると考え、「働き方」をテーマに活動してきました。オンラインサロンでは「コンテンツ作りがコンテンツ」であり、その一つに他の団体さんとのコラボ企画もあったんです。そのコラボの一つに、急に力也くんから「ディズニー行きませんか?」と誘われました。(一社)tsuangariの理事のハルさんがディズニー好きで詳しいって聞いて、純粋にディズニーにも行きたいと思いましたね。そうしたら力也くんが「みんなで行こうよ、当事者でもディズニーに行きたいって人たくさんいる、何人か誘うから医療従事者を誘ってよ」と言ってくれたんですよ。そのアイデアが良いなと思ったので、参加することになりました。医療従事者の働き方には「旅行支援事業」というのがあります。医療・介護保険などの国のサービスでは難しい取り組みの1つであり「旅行に行きたいけど行けない」を、医療従事者が旅行に付き添うサービスです。そして、今後これが医療従事者の働き方のひとつになるのではないか?という啓発活動にもつながると思いましたね。なんか面白そう、うちのサロンメンバーで旅行支援の経歴がある理学療法士の松本くんメンバーを誘って、4人で作ったのが「AOi」です。



今回のフェスを応援なさる理由

理由はただ「力也くんがやりたいことはこの世の中のためになるから」という単純な理由ですね。もう一つの理由は、「地域共生」というワードに惹かれました。私も「AOi」の企画を通じて、「障がい当事者」との関わりが増え、社会の環境や人々の文化やマインドがまだまだ柔軟ではないことに気づかせてくれました。「できる人ができない人の支えになる」仕組みって当たり前のようで当たり前じゃないし、資本主義社会の中でどう社会主義のような文化を作っていくのか?という点においては、まさに「地域共生」がその一つだと思っていたので、その1つの取り組みを福島でぜひ実現する姿をみたいと思っております。

応援しております!当日も楽しみにしております!