ファッション・アパレルのクラウドファンディング成功事例5選|ブランド立ち上げ・新コレクション・先行販売

ファッション・アパレルのクラウドファンディング成功事例5選|ブランド立ち上げ・新コレクション・先行販売

ファッション・アパレルのクラウドファンディング成功事例5件をご紹介。ブランド立ち上げ、新コレクションの先行販売、丈や新色の追加、受注生産まで、最小ロットを目標金額に積み上げる方法、サイズ選びと交換の条件、配送と品質表示の書き方を解説します。

ファッション・アパレルの事業では、まとまった数の商品を販売前に作ることになります。クラウドファンディングは、作る前に支援を集め、ニーズを確かめられるというテストマーケティングの性質があります。なぜそのブランドを展開するのかなど事業への想いものせて実施することで、広く拡散されたり、既存のファンの応援が集まったりする可能性が高まります。この記事ではCAMPFIREで目標を達成したファッション・アパレルの成功事例5件をもとに、最小ロットから目標金額を設定する方法、サイズ選びと交換の条件設定、納期と品質表示など、クラファンの企画手順をご紹介します。


この記事でわかること

ファッションブランドの立ち上げや新コレクションを考えている方へ、CAMPFIREで目標を達成した服や靴の成功事例5件をもとに、作る数・サイズ・届け方の決め方などの企画方法と成功要因について解説します。


  • ファッション・アパレルのクラウドファンディング成功事例5件と、企画のコツ
  • 丈の数と最低生産ロットから、目標金額を設定する方法
  • 受注生産と先行販売で、作る数と価格をどう決めるとよいか
  • サイズ選びの情報と、サイズ交換・返品・キャンセルの扱い
  • 配送・納期・品質表示で確認すること*1

*1 本記事の事例はあくまで過去の活用事例であり、資金調達の成果や商品の生産・お届けを保証するものではありません。プロジェクトの実施にあたっては、生産の数量と納期、サイズ交換・返品の条件、品質表示の方法を必ずご確認ください。また、本記事における知見や各種解説、語句の定義・分類は、当社独自の調査・研究および見解に基づくものです。公的機関の基準や学術的な統一見解、一般的な標準定義とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。


ブランドや新作の企画を、形にしたい方へ

メールアドレスを入れてAIと4問ほどやりとりすると、あなた専用の企画書とプロジェクトページの案が届きます。目標金額やリターンを考えるたたき台になります。

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ファッション・アパレルでクラウドファンディングが使われる3つの場面

ファッション・アパレルでクラウドファンディングが使われる場面は大きく分けて3つあります。ブランドを始める、既存のブランドで新作を出す、同じ型に丈や色を加える、という3つの場面です。


ブランドを立ち上げて、第一弾を届ける

新しいブランドを立ち上げるときに、第一弾の商品をクラウドファンディングで先行販売する使い方です。一般販売の前に最初のお客様と出会えるうえ、なぜこのブランドを始めるのかという想いを、支援者に直接伝えられます。今回ご紹介する成功事例では、石垣島発のアパレルブランドが、第一弾のセットアップをクラウドファンディングで先行販売しています。


既存のブランドで、新作・新コレクションを出す

すでにお客様のいるブランドやメーカーが、新作や新コレクションを発表するときにも活用できます。集まった支援の数を見ながら、新作をどれだけ作るかを判断できるのが特長です。今回ご紹介する成功事例では、Tシャツ、スニーカー、マキシワンピースの3件がこの使い方にあたります。


同じ型に、丈や色を加える

型は同じまま、選べる丈や色を増やすときにクラファンを活用できます。丈や色ごとにリターンを分けておくと、どの丈・色が何人に選ばれたかが分かり、それぞれ何着作ればよいか、どんな色が人気なのかなどを見積もりやすくなります。今回ご紹介する成功事例では、身長に合わせて3つの丈を用意したマキシワンピースと、定番の着物シャツに新色を加えた企画の2件がこの使い方にあたります。


素材や機能を打ち出した新商品の事例は新商品・ガジェット・プロダクトの成功事例で、同じ商品の再販や追加生産の事例は2回以上のクラウドファンディング成功ノウハウでご紹介しています。企画の内容が近い場合は、あわせてご覧ください。


大量生産の前に、市場ニーズを確かめられる

ファッションやアパレルの業界でクラウドファンディングを利用する大きな理由は、本格的に生産する前に、実際にどれだけ売れるのか、どれだけ用意すればよいのかを確かめられることです。自己資金や融資で先に作る場合は、売れ行きが分からないまま在庫を抱えることになります。クラウドファンディングなら、受注生産や先行販売の形で注文を受けてから作る数を決められるため、在庫のリスクを抑えながら、ブランドの最初のファンとも出会えます。


今回ご紹介するマキシワンピースの成功事例でも、「お洋服は10着や20着で作ることはできず」と説明されています。3つの丈を用意するには450着の生産が必要で、先に作るとすれば、どの丈が何着売れるか分からないまま、450着分の費用を負担することになります。クラウドファンディングで先にニーズ確認と資金を集めてから発注ができるので、在庫リスクが格段に減ります。

なお、CAMPFIREでは、クラウドファンディングと自己資金や融資を組み合わせた資金調達もご案内しています(ファッション・新ブランド立ち上げのページ)。


目標金額に届かなかったときの扱いは、募集方式で決まります。CAMPFIREのAll-or-Nothing方式では、目標金額に届かなければクラウドファンディングは成立せず、支援は全額返金されます。All-in方式は1件の支援から成立し、プロジェクトオーナーにはリターンをお届けする義務が生じます(All-or-NothingとAll-inの違い)。最低生産ロットのように作る数があらかじめ決まっている場合はAll-or-Nothing方式、集まった支援の数に合わせて作る数を決められる場合はAll-in方式が向いています。


ファッション・アパレルの成功事例5件

今回ご紹介するのは、CAMPFIREで目標金額を達成した服と靴の成功事例5件です。新しく立ち上げたブランドの事例が1件、すでに活動しているブランドやメーカーが新作や新色を出した事例が4件です。


新ブランドの第一弾|ISHIGAKI RESORT CLUBのSHIMA柄セットアップ

石垣島発の新ブランドのCAMPFIREプロジェクトページ

目標金額1,000,000円に対し、支援総額1,293,913円(達成率129%)、支援者数89人で終了しました。

ブランド・事業者ISHIGAKI RESORT CLUB(石垣島発のアパレルブランド)
目標金額1,000,000円
支援総額1,293,913円
達成率129%
支援者数89人
実施期間2026/07/18〜2026/08/31(45日間)
募集方式All-in方式
リターン2,000円から300,000円まで12種類
プロジェクトページヒョウ柄?いいえ、SHIMA柄です。石垣島発セットアップ誕生
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新ブランドの第一弾として、石垣島の形を総柄にした「SHIMA柄」のセットアップを届けるクラウドファンディングです。支援者を「創業メンバー」と呼び、一般販売前だけの特別価格を用意しています。最も多く選ばれたリターンは、16,800円の超早割セットアップ(マンタブラック)で、33人が支援しました。最初の支援者だけが手にできる価格や、連帯感を高める特別な呼び名は、支援者が応援に加わるきっかけになります。


身長別に3つの丈を用意したマキシワンピース

3つの丈のワンピースのCAMPFIREプロジェクトページ

目標金額3,303,954円に対し、支援総額4,170,700円(達成率126%)、支援者数329人で終了しました。

ブランド・事業者シンプルなライフスタイルを提案する小さなアパレルブランド
目標金額3,303,954円
支援総額4,170,700円
達成率126%
支援者数329人
実施期間2025/06/13〜2025/06/30(18日間)
募集方式All-or-Nothing方式
リターン3,000円から50,000円まで26種類。
プロジェクトページ3つの丈を用意したマキシワンピースを作りたい!
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コットン100%のマキシワンピースを、身長150cm・160cm・170cmを基準にした3つの丈を用意したクラウドファンディングです。13,000円の単品は丈ごとに別のリターンとして用意されており、最も多く選ばれたのはM丈(81人)でした。身長に合わせて丈を選べるため、支援者は自分に合う1着を見つけやすくなっています。


受注生産で「必要な分だけつくる」Tシャツ|Enharmonic TAVERN

受注生産のTシャツのCAMPFIREプロジェクトページ

目標金額300,000円に対し、支援総額1,732,700円(達成率578%)、支援者数130人で終了しました。

ブランド・事業者株式会社phoneme(ブランド:Enharmonic TAVERN)
目標金額300,000円
支援総額1,732,700円
達成率578%
支援者数130人
実施期間2025/08/06〜2025/08/31(26日間)
募集方式All-in方式
リターン3,000円から16,000円まで7種類。
プロジェクトページ<アパレルの未来を着る>サマーニットのように着こなす…
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2010年から続くブランドが、国産の間伐材を原料にした糸で作ったTシャツを新作として届けたクラウドファンディングです。受注生産で「必要な分だけつくる」と説明されており、25人の支援で上限に達したリターンが3種類あります。なぜ受注生産にするのか、作る数をどう決めるのかを先に伝えておくと、支援者もお届けまでの流れを理解したうえで支援できます。


サイズ交換の条件まで示したスニーカーの新作|株式会社スピングルカンパニー

サイズ交換に対応したスニーカーのCAMPFIREプロジェクトページ

目標金額1,000,000円に対し、支援総額1,463,852円(達成率146%)、支援者数140人で終了しました。

ブランド・事業者株式会社スピングルカンパニー(スニーカーメーカー)
目標金額1,000,000円
支援総額1,463,852円
達成率146%
支援者数140人
実施期間2025/06/06〜2025/07/22(47日間)
募集方式All-in方式
リターン8,624円から10,780円まで36種類。
プロジェクトページ老舗スニーカーメーカーが徹底的に…
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老舗のスニーカーメーカーが新作のスリッポンを届けたクラウドファンディングで、5件のうち唯一の靴の事例です。リターンは価格のほか2色×6サイズで分けられており、サイズ交換を4つの条件付きで受け付けています。最も多く選ばれたのは、8,624円のRed・SSサイズ(17人)でした。サイズ展開の多い靴でも、交換の条件が先に示されていれば、支援者は安心してサイズを選べます。


定番の着物シャツに新色を加えた8周年の企画|KUDEN

定番シャツの新色のCAMPFIREプロジェクトページ

目標金額800,000円に対し、支援総額1,011,990円(達成率126%)、支援者数80人で終了しました。

ブランド・事業者KUDEN(着物をモチーフにしたファッションブランド)
目標金額800,000円
支援総額1,011,990円
達成率126%
支援者数80人
実施期間2025/02/10〜2025/02/28(19日間)
募集方式All-or-Nothing方式
リターン8,180円から15,980円まで5種類。
プロジェクトページ大好評の着物シャツに新色追加!イタリアデザインアワード受賞した和モードブランド
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ブランド8周年の特別企画として、定番の着物シャツのアレンジ版を届けるクラウドファンディングです。新しい型を作るのではなく、定番の型の襟に新色のピンクと山吹色を加えています。最も多く選ばれたのは、15,980円の超早割2着セット(24人)でした。定番の型でも、周年のような節目に合わせて企画すると、いま支援を募る理由が伝わりやすくなります。


成功事例5件の比較表

成功事例5件を比較すると、サイズ展開も募集期間も事例ごとに異なります。たとえば、3つの丈のワンピースは18日間、2色×6サイズのスニーカーは47日間で募集しています。ご自身の商品に近い事例から参考にしてみてください。

事例目標金額支援総額達成率支援者数期間募集方式サイズ展開
石垣島発の新ブランド1,000,000円1,293,913円129%89人45日間All-inS〜XXXLの6サイズ(シャツとショーツを別々に選べる)
3つの丈のワンピース3,303,954円4,170,700円126%329人18日間All-or-NothingS・M・Lの3丈
受注生産のTシャツ300,000円1,732,700円578%130人26日間All-inS・M・Lの3サイズ
サイズ交換に対応したスニーカー1,000,000円1,463,852円146%140人47日間All-inXS〜LLの6サイズ×2色
定番シャツの新色800,000円1,011,990円126%80人19日間All-or-NothingK-XS〜K-Lの4サイズ(ユニセックス)
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目標金額は300,000円から3,303,954円まで幅があります。何着をいくらで作るかによって、必要な金額は変わります。目標金額の決め方は、次の章で詳しくご紹介します。


最小ロットと単価から、目標金額を決める

服は1着ずつではなく、まとまった数で作る場合がほとんどです。そのためクラウドファンディングの目標金額は、作る数と1着あたりの単価をもとに必要な費用を足し合わせて決め、その内訳を募集ページに記載しておくことをおすすめします。


丈を増やすと、必要な生産数が増える

ワンピースの事例では、3つの丈を用意するには450着の生産が必要だとして、目標金額の内訳を次のように示しています。

項目計算金額
ワンピースの制作費1着5,100円×450着2,295,000円
サンプルの制作費—28,050円
送料1件1,100円×300件330,000円
梱包資材1袋268円×300件80,400円
撮影—50,000円
小計—2,783,450円
手数料—520,504円
目標金額—3,303,954円
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送料などを450件ではなく300件で計算しているのは、1人で色違いなど複数枚を選ぶ支援者を見込んだためだと説明されています。作る数と発送の件数が異なるときは、このように項目を分けて書くと、金額の根拠が支援者に伝わりやすくなります。


最低生産ロットに届かなければ、作らない

定番シャツの新色の事例では、「今回のプロジェクトは最低生産ロットに達しない場合は中止となります」と明記したうえで、All-or-Nothing方式で募集しています。最低生産ロットに届くかどうかが、そのままクラウドファンディングの成否になる設計です。最低生産ロットがある商品で募集方式を選ぶ際は、「All-or-Nothing」と「All-In」の違いもあわせてご覧ください。


ワンピースの事例のように費用の内訳を示すと、支援金が何に使われるのかが支援者に伝わります。目標金額の考え方は目標金額の設定でおさえたい3つの視点で解説していますので、金額を決める際に参考にしてみてください。


受注生産なら、必要な分だけ作り、状況に応じてリターンを追加できる

受注生産は、集まった支援の数を見てから作る数を決める方法です。今回ご紹介する成功事例には、リターンが上限に達したあと、お届けの時期をずらした追加のリターンを用意した例があります。


受注生産にする理由を、募集ページで伝える

Tシャツの事例では、服を作りすぎて売れ残ってしまう構造に触れたうえで、受注生産で「必要な分だけつくる」仕組みに切り替えると説明されています。主なリターンは次のとおりです。

リターン価格お届け予定
超早割20%OFF(無地)12,800円2025年9月
超早割20%OFF(ロゴ入り)12,800円2025年9月
無地16,000円2025年9月
ロゴ入り16,000円2025年9月
追加生産分(無地・10月納品)16,000円2025年10月
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追加生産分のリターンには「ご好評につき追加生産分の生地を、なんとか確保しました」と書かれており、お届けを10月として、9月お届けのリターンとは分けて用意されています。お届けの時期をリターンごとに分けて示しておけば、支援者はいつ届くかを確かめたうえで選べます。


売り切れたリターンは、お届け時期を変えて追加する

ワンピースの事例では、アームカバーやハットのリターンが売り切れたあと、同じ内容で、お届けが遅くなる旨を説明に添えたリターンを追加しています。CAMPFIREでは、公開後のリターンの編集・削除や限定数の変更はできませんが、新しいリターンを追加することはできます(公開後のリターンの変更・削除について)。売り切れたあとも、お届け時期を明記してリターンを追加すれば、支援を希望していた方の期待に応えられます。


ブランドの立ち上げでは、一般販売の前に最初のお客様と出会える

新しいブランドにとって、クラウドファンディングは一般販売の前に最初のお客様と出会える場になります。今回ご紹介する成功事例のうち、ブランドを立ち上げた1件では、支援者を「創業メンバー」と呼び、一般販売前だけの価格を用意しています。


支援者を「創業メンバー」として迎える

石垣島発の新ブランドの募集ページでは、ブランドが「このクラウドファンディングから始まります」と書かれ、支援者は「ブランドの始まりを一緒につくる『創業メンバー』」と位置づけられています。リターンには限定のステッカーが付き、新しい展開が決まったときには支援者に一番にお知らせすることも添えられています。こうした特典や先行のお知らせを用意することも、最初の支援者をブランドとの連帯感をもった仲間として迎える方法のひとつです。


一般販売の価格と、募集での価格の示し方

今回ご紹介する成功事例のうち4件では、一般販売の価格(通常価格)と、クラウドファンディングでの価格をあわせて示しています。

事例一般販売・通常の価格募集での価格
石垣島発の新ブランド通常販売予定価格19,800円第1弾の超早割16,800円(税込・送料込)
受注生産のTシャツ通常販売価格16,000円(終了後に自社ECで販売予定)超早割12,800円
サイズ交換に対応したスニーカー一般販売予定価格10,780円(下がりうると明記)早割8,624円・9,702円、先行販売10,780円
定番シャツの新色定価13,800円1着6,900円〜9,620円+送料1,280円
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一般販売の価格が変わる可能性がある場合は、スニーカーの事例のようにその旨も書き添えておくと、支援者との行き違いを防げます。


ご自身のブランドで企画を考えたい方へ

AIからの4つほどの質問に答えるだけで、あなた専用の企画書を無料でお届けします。作る数やサイズ展開を考える際のたたき台としてご活用ください。


CAMPFIREでファッション・アパレルのクラウドファンディングを実施するメリット

CAMPFIREでファッション・アパレルのクラウドファンディングを実施するメリットは、主に3つあります。ファッションのカテゴリに数多くの事例があり参考にできること、AIとのやりとりで企画書のたたき台を無料で作れること、ファッション領域を担当するスタッフに相談できることです。


ファッションのカテゴリで、4,500件のプロジェクトが立ち上がっている

CAMPFIREのファッションのカテゴリでは、2025年11月時点で、これまでに4,500件のプロジェクトが立ち上がり、198,000件の支援が集まっています。ファッションのプロジェクト一覧から、募集中の服や靴のプロジェクトページを開くと、サイズ表の載せ方などを確認できます。ご自身のページを作る際の参考にしてみてください。


AIとのやりとりで、企画書のたたき台を無料で作れる

CAMPFIREでは、AIからの4つほどの質問に答えるだけで、あなた専用の企画書とプロジェクトページの案を無料でお届けしています。作る数やサイズ展開、リターンの分け方など、どこから考えればよいか迷う段階でも、白紙から書き始めずに済みます。詳しくはこちらから。


ファッション領域を担当するスタッフに相談できる

CAMPFIREには、ファッション領域を担当するスタッフがいます。プロジェクトページの文章の添削、リターン設計のアドバイス、広報・SNS活用のアドバイスを無料のサポートとしてご用意しています(ファッションのまとめページ)。ページの書き方などで迷われたときは、公開前にお気軽にご相談ください。


手数料については手数料の案内を、掲載できる商品の条件についてはCAMPFIREの掲載基準とプロジェクトの審査基準をご確認ください。


ファッション・アパレルのクラウドファンディングを始める前に決めておく6つのこと

丈やサイズの数、サイズ選びの情報、交換の条件、お届け予定月は、公開後には変更しにくい項目です。今回ご紹介した成功事例をもとに、公開前に決めておきたいことと、それぞれの注意点を6つのステップでご紹介します。クラウドファンディングを始める前に、この順番で確認してみてください。


STEP1 作る型と、丈・サイズ・色の数を決める

今回ご紹介した成功事例のサイズ展開は、3〜6種類でした。丈や色の種類を増やすほど作る数も増えるため、生産できる数や最小ロットと照らし合わせて決めることが大切です。


丈・サイズごとにリターンを分け、選ばれた数を確かめる

丈やサイズごとにリターンを分けておくと、リターンごとの支援者数から、どの丈・サイズが何人に選ばれているかを募集中に確認できます。追加生産の数を考える際の手がかりにもなります。ワンピースの事例では、13,000円の単品を丈ごとに分け、次のような結果になりました。

丈おすすめの身長着丈支援者数
S丈146〜155cm121.5cm76人
M丈156〜165cm127cm81人
L丈166cm以上134cm30人
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スニーカーの事例では、2色×6サイズでリターンを分けています。リターンごとの支援者数をサイズ別に合計すると、Sが43人、SSが36人、Lが30人、Mが21人、LLが20人、XSが7人でした。サイズごとの需要が分かれば、追加生産でどのサイズを何足作るかの見通しを立てやすくなります。また、CAMPFIREでは、支援者が選んだオプションの情報を、募集終了後に支援者リストで確認できます(支援者のオプション選択情報の確認方法)。


STEP2 最小ロットと単価から、目標金額と募集方式を決める

1着の単価と作る数から制作費を計算し、送料や梱包資材、手数料を加えて目標金額を決めます。最低生産ロットに届かなければ生産できない場合はAll-or-Nothing方式、目標金額に届かなくても生産してお届けできる場合はAll-in方式が適しています。具体的な計算の例は、前の章の「最小ロットと単価から、目標金額を決める」でご紹介しています。


STEP3 サイズ・素材の情報と、サイズの受け付け方を決める

支援者がサイズ選びで迷わないよう、サイズを選ぶときに目にするリターンの説明に、おすすめの身長やcm表記、着用の目安を書いておきます。同じ丈の着丈を複数のリターンに記載する場合は、すべてのリターンで同じ数値を使って表記をそろえると、支援者が迷わずに済みます。今回ご紹介した成功事例では、サイズ選びの情報を次のように記載しています。


事例サイズ展開リターンの説明などに書かれている選び方の情報
3つの丈のワンピースS・M・Lの3丈丈ごとのおすすめの身長と着丈、裾上げの目安
サイズ交換に対応したスニーカーXS〜LLの6サイズサイズごとのcm表記
石垣島発の新ブランドS〜XXXLの6サイズサイズ表を確かめる案内、上下で別のサイズを選べること
受注生産のTシャツS・M・Lの3サイズ大きめのサイズ感
定番シャツの新色K-XS〜K-Lの4サイズ募集ページの本文で、サイズ選びの相談窓口(CAMPFIREのメッセージ機能・公式サイトのチャット・公式LINE)を案内
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基準の身長と、合わなかったときの調整方法まで書く

ワンピースの事例では、S丈について「身長150cmを基準に、くるぶし丈くらい」と説明されています。「同じ身長でも、バストサイズや体型などによって丈感は変わります」という注記に加え、丈が長い場合の2〜3cmの裾上げの目安まで添えられています。合わなかったときの調整方法まで書いておくと、支援者は安心して丈を選べます。


サイズや色の指定は、備考欄で受け付ける

石垣島発の新ブランドではサイズの指定を、ワンピースの事例では3枚セットなどのリターンで色と丈の指定を、備考欄で受け付けています。CAMPFIREでは備考欄の入力を必須に設定でき、必須にした場合は記入しないと支援が完了しません(リターンの設定詳細について)。また、支援者は、変更を許可しない設定になっている場合と募集終了後を除き、マイページから備考欄の内容を変更できます(お届け先・備考欄の変更)。サイズの指定を備考欄で受け付けるリターンでは、入力を必須にしておくと記入漏れを防げます。


着用の目安は、公開前に用意しておく

石垣島発の新ブランドでは、公開時点からサイズ表を案内したうえで、公開2日目の活動報告でも着用サイズの目安と素材の混率を紹介しています。CAMPFIREでは公開後にリターンの説明を編集できないため、着用の目安はできるだけ公開前に用意しておくことをおすすめします。


素材の組成と、個体差を書く

スニーカーの事例では、パーツごとの素材が明記されています。アッパーは8号帆布のキャンバス生地(コットン100%)、アウトソールはEVA、インソールはEVAおよびラテックススポンジ、ライニングはコットン100%です。生地を裁断して使うため「1足毎に柄は異なります」とも添えられています。柄の個体差まで先に伝えておくことで、届いたあとの行き違いを防げます。


品質表示のルールについては、募集ページを作る前に消費者庁の家庭用品品質表示法のページでご確認ください。


STEP4 サイズ交換・返品・キャンセルの扱いを決める

サイズ交換や返品にどう対応するかは、商品によって異なります。受け付けるかどうかを決め、受け付ける場合は条件をリターンの説明に記載しておけば、支援者は条件を確かめたうえでリターンを選べ、問い合わせにも同じ基準で対応できます。今回ご紹介した成功事例には、交換の条件を細かく示した事例と、交換用の在庫を保管していた事例があります。


事例サイズ交換・返品への対応
サイズ交換に対応したスニーカー室内で試し履きして合わなければ交換を受け付ける(皺・傷・汚れがあるものは除く)。交換したいサイズの在庫がある場合に限り、届いてから8日以内に連絡、返送の送料は支援者が負担
定番シャツの新色発送完了後の活動報告で、サイズ交換の対応分として一部のサイズと色を保管していたと報告
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交換を受け付ける場合は、条件を項目ごとに書く

スニーカーの事例では、試し履きの場所、交換先のサイズの在庫、連絡の期限、返送の送料という4つの条件で、交換の対象を定めています。屋外で履いたものや、皺・傷・汚れがあるものは対象外です。条件を項目ごとに分けて書いておくと、支援者は交換の対象になるかどうかを自分で判断できます。


交換用の在庫を、あらかじめ確保しておく

定番シャツの新色の事例では、交換用に保管していたサイズと色の在庫を、発送完了後にブランドのサイトで販売したことが活動報告で伝えられています。受注生産の場合も、交換用の在庫を生産数に含めるかどうかを先に決めておくと、交換の依頼に落ち着いて対応できます。


支援のキャンセルは、CAMPFIREの規定に沿って対応する

CAMPFIREでは、支援完了後のお支払いのキャンセルは原則お受けしていません。法令により認められる場合と、サービスごとの細則で定める場合に限り、キャンセルが可能です(支援完了後のキャンセルについて)。商品の交換や返品の条件は、リターンの条件として募集ページに記載しておくことをおすすめします。


STEP5 生産の工程から、お届け予定月と募集期間を決める

生地の確保、縫製、検品、発送にかかる日数を順に足し合わせ、募集終了日からお届け予定月までに間に合うかを確認します。CAMPFIREでは、募集終了日に支援金の振込申請が自動で行われ、当月末締め・翌月末日に振り込まれます(支援金が振り込まれる時期)。生地代などの支払いが先に必要な場合は、支援金が振り込まれるまでの資金繰りも考えておく必要があります。


予定がずれる可能性も、先に書いておく

定番シャツの新色の事例では、3月に生産を始めて4〜5月に発送する予定が示されています。あわせて、注文が予定を大きく上回った場合について「納期が早割のオーダーから優先的に段階的になる可能性がございます」と、あらかじめ断り書きが添えられています。CAMPFIREでは、お届け予定月はプロジェクトオーナーが設定する目安であり、リターンの履行と発送はプロジェクトオーナーの責任で行われます(リターンのお届けについて)。この事例のように、予定がずれる可能性がある条件も先に書いておくと、支援者も安心して支援できます。


お届けが遅れるときは、理由と見通しを活動報告で伝える

石垣島発の新ブランドでは、募集期間中の活動報告で、募集終了を待たずに発注したことと、発注から生産まで1か月ほどかかることを説明し、お届けの見込みを8月末から9月末〜10月初めに見直しています。受注生産のTシャツの事例でも、募集終了後に、発送開始の時期を9月中旬から10月上旬に見直しています。遅れが分かった時点で、理由と新しい見通しをすぐに伝えることが、支援者の不安を和らげることにつながります。


送料と、お届けできる地域を書く

定番シャツの新色の事例では、お届けを国内在住の方に限り、支援額は税込・送料込みとしたうえで、内訳として送料1,280円を記載しています。ワンピースの事例では、直接お届けするリターンの対象地域を千葉・東京・神奈川・埼玉に限っています。お届けできる地域と送料は、支援者が支援するかどうかを判断するための大切な情報です。


STEP6 公開後に変えられない項目を確認する

CAMPFIREでは、目標金額・募集期間・募集方式などに加えて、リターンの削除・編集も公開後にはできません(公開後にプロジェクト内容は変更できますか)。サイズ表や着丈、交換の条件を書いたリターンの説明も、公開後は修正できない前提で仕上げておくことが大切です。


あわせて、魅力的なリターンを組むための4つのポイント、募集期間と終了日の決め方、事前告知期の広め方、クラウドファンディングのやり方完全ガイドもぜひご覧ください。


サイズ交換や配送の条件を、個別に相談したい方へ

交換の条件やお届けの方法が複雑で、AIへの相談だけでは決めきれない場合は、スタッフにメールでご相談いただけます。回答までの目安は2営業日以内です。


よくある質問

Q. ファッションのクラウドファンディング成功事例と、CAMPFIREで実施する際に確認すべきポイントを教えてください。

ファッションのクラウドファンディングは、新ブランドの立ち上げ、新作の発表、定番商品への丈や色の追加といった場面で活用されています。実施する際は、作る数と単価から考える目標金額、サイズ選びと交換の条件、生産工程から逆算したお届け予定月を、公開前に決めておくことが大切です。本記事では、CAMPFIREで目標金額を達成した服と靴の成功事例5件をご紹介しています。


Q. 丈を増やすと、作る数はどう変わりますか?

丈の種類を増やすと、丈ごとに一定の数を作る必要があるため、全体で作る数は増えやすくなります。そのぶん制作費も増えるので、目標金額に反映させることが大切です。本記事でご紹介したワンピースの事例では、3つの丈を用意するために450着の生産が必要となり、目標金額を3,303,954円に設定しています。


Q. 受注生産にすれば、在庫を抱えずに済みますか?

受注生産なら、注文を受けた分だけ作れるため、在庫を抱えるリスクは大きく抑えられます。ただし、サイズ交換に備えた在庫や、生産の都合で納期が変わった場合の対応は、別に考えておく必要があります。本記事でご紹介したTシャツの事例では、受注生産で作りつつ、発送開始を9月中旬から10月上旬に見直しています。


Q. ブランドの立ち上げで、支援者をどう迎えればよいですか?

最初の支援者を、ブランドを一緒につくる仲間として迎える方法があります。一般販売前だけの価格や限定の特典、特別な呼び名を用意すると、応援に加わる理由が伝わりやすくなります。本記事でご紹介した新ブランドの事例では、支援者を「創業メンバー」と呼び、一般販売前の価格と限定のステッカーを用意しています。


Q. サイズ選びの情報は、どこに書けばよいですか?

支援者がサイズを選ぶときに目にする、リターンの説明に書くのが基本です。おすすめの身長や靴のcm表記、着用の目安まで書いておくと、迷わず選んでもらえます。CAMPFIREでは公開後にリターンの説明を編集できないため、公開前に用意しておくことが大切です。本記事でご紹介したワンピースの事例では、丈ごとのおすすめの身長を記載しています。


Q. サイズ交換は、どんな条件で受け付ければよいですか?

受け付ける場合は、試し履きの場所、交換先の在庫、連絡の期限、返送の送料のように、条件を項目ごとに分けて書くと支援者に伝わります。受け付けるかどうかも含めて、公開前に決めておくことが大切です。本記事でご紹介したスニーカーの事例では、室内での試し履きに限り、届いてから8日以内に連絡することなど4つを条件としています。


Q. 支援のあとにキャンセルを求められたら、どうなりますか?

CAMPFIREでは、支援完了後のお支払いのキャンセルは原則お受けしていません。法令により認められる場合と、サービスごとの細則で定める場合に限り、キャンセルが可能です。交換や返品の条件は、リターンの条件として募集ページに記載しておくと、支援者に支援の前に確認してもらえます。


Q. お届けが遅れそうなときは、どうすればよいですか?

遅れが分かった時点で、理由と新しい見通しを活動報告で支援者に伝えることが大切です。CAMPFIREでは、お届け予定月はプロジェクトオーナーが設定する目安で、リターンの履行と発送はプロジェクトオーナーの責任です。本記事でご紹介した事例には、募集期間中の活動報告で、お届けの見込みを8月末から9月末〜10月初めに見直したと伝えたものがあります。


Q. 素材や品質表示は、どこまで書けばよいですか?

素材はパーツごとに書き、柄の出方などの個体差も先に伝えておくと、届いたあとの行き違いを防げます。品質表示のルールは、消費者庁の家庭用品品質表示法のページで確認できます。本記事でご紹介したスニーカーの事例では、パーツごとの素材と、生地の裁断によって1足ごとに柄が異なることを記載しています。


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