まちづくり・地域活性化のクラウドファンディング成功事例7選|地域の店・文化継承・地域交流での活用方法

まちづくり・地域活性化のクラウドファンディング成功事例7選|地域の店・文化継承・地域交流での活用方法

まちづくり・地域活性化のクラウドファンディングで目標を達成した成功事例7件をもとに、地域の店を残す企画から、文化継承、地域交流、関係人口づくりまで、クラファンの進め方と使い道・リターン・活動報告の伝え方のノウハウをご紹介します。

地域の店や場所、祭りや伝統文化を守り、続けていきたいという想いはありながらも、資金不足の課題や、一緒に支えてくれる人が見つからないなどの課題があります。クラウドファンディングなら、やりたいことや守りたいことを、住民や地域の外の支援者に伝え、応援と費用を集められます。この記事では、CAMPFIREで目標金額を達成した成功事例7件をもとに、地域の店・文化継承・地域交流・関係人口の企画の進め方をご紹介します。


この記事でわかること

地域の店や施設の運営者、地域の団体・実行委員会で、まちづくりや地域活性化の企画を進める方へ、CAMPFIREで目標金額を達成した成功事例7件をもとに、クラウドファンディングの企画の立て方と進め方をご紹介します。


  • 自己資金や行政の予算と、クラウドファンディングは何が違うか
  • まちづくり・地域活性化のクラウドファンディング成功事例7件と、企画のコツ
  • 費用の全体と、目標金額・使い道の決め方
  • 地域の人や団体と、一緒に進める体制のつくり方
  • 支援の形と、中止や延期のときの扱い
  • 支援者が場所や企画に関われるリターンの決め方
  • 活動報告で、準備から完成・開催後までを伝える方法*1

*1 本記事の事例はあくまで過去の活用事例であり、資金調達の成果や企画の実現、イベントの開催・場所の開設を保証するものではありません。プロジェクトの実施にあたっては、会場の使用や関係する団体との調整に必要な手続き、使い道の示し方、天候などで中止するときの扱いを必ずご確認ください。また、本記事における知見や各種解説、語句の定義・分類は、当社独自の調査・研究および見解に基づくものです。公的機関の基準や学術的な統一見解、一般的な標準定義とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。


まちづくり・地域活性化の企画を、クラウドファンディングで実現したい方へ

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まちづくりや地域活性化のプロジェクトでクラウドファンディングが使われる4つの場面

まちづくりや地域活性化のプロジェクトでクラウドファンディングが使われる場面は、大きく分けて4つあります。店や場所を残す、歴史や文化を引き継ぐ、祭りを続ける、人が訪れる拠点をつくる、の4つです。


地域で長く愛されてきた店や場所を、閉店や被災の危機から残す

町で長く続いてきた店や施設が、老朽化や火災、運営の難しさで存続の危機に直面したときに、クラウドファンディングを活用できます。その場所で過ごしてきた地域の人や、遠方から訪れてきた人が、リターンを通じて再建や再開を応援できます。再開した場所に足を運んでもらうリターンを用意すると、支援者がその後もお店に通うきっかけになります。今回ご紹介する成功事例では、鳥取県岩美町のれすとはうすロマンが、火災に遭った創業45年の駅前喫茶店を復旧する費用を集めています。


地域の歴史や伝統文化を、次の世代へ引き継ぐ

地域に残る歴史資料や伝統行事、信仰の場を守り、次の世代へ引き継ぐ費用を集めるときにも活用できます。その歴史や文化を大切に思う人は地域の外にも多いため、全国から支援を募れます。守る対象と、守ったあとにどう公開し、受け継いでいくのかを示すと、支援の意味が伝わります。今回ご紹介する成功事例では、東京都日野市の土方歳三資料館を中心とする実行委員会が遺品の修復と複製の費用を、神奈川県鎌倉市の公益社団法人大日本弓馬会が流鏑馬の稽古場を整備する費用を集めています。京都府の心華寺支援の会が、「不滅の法灯」を祀るお堂を建立する費用を集めた例もあります。


地域の祭りやイベントを続け、地域交流の場をつくる

地域の祭りや花火大会など、毎年続けてきた催しの費用を集めるときにも活用できます。観覧席など当日に参加できるリターンを用意すると、地域の人や遠方から訪れる人が、催しを一緒に支える仲間になります。毎年実施すると、前の年の支援者とのつながりも続けやすくなります。今回ご紹介する成功事例では、新潟県長岡市のNPO法人ネットワーク・フェニックスが、中越地震からの復興を願って始まった花火を打ち上げる費用を、3年続けてクラウドファンディングで集めています。


地域の外から人が訪れる拠点をつくり、つながり続ける関係人口を増やす

観光列車やキャンプ場など、地域の外から人が訪れる拠点を、新しくつくったり再生したりする費用を集めるときにも活用できます。支援した人は完成した場所を訪れる理由を持ち、活動報告やリターンを通じて、地域に継続して関わる関係人口としてつながり続けやすくなります。今回ご紹介する成功事例では、千葉県銚子市の銚子電気鉄道株式会社が、銚子を訪れてほしいという想いで、車両を観光列車に改造する費用を集めています。千葉県睦沢町の株式会社UJackは、湖畔の山をDIYで切り拓き、キャンプ場をつくる費用を集めています。


店の開業や移転が中心なら店舗の開業・移転の記事、被災地の復旧や防災が背景なら災害・復興の記事、設備の導入が主題なら設備投資の記事もあわせてご覧ください。


自己資金や行政の予算と、クラウドファンディングは何が違うか

クラウドファンディングが自己資金や行政の予算と異なるのは、地域の内外で企画に共感した人と一緒に、費用と応援を同時に集められる点です。

手段向いていること注意すること
自己資金自分たちで用意できる範囲の費用をまかなう用意できる額には限りがある
行政の予算自治体が事業として進める企画や、自治体の制度の対象になる費用をまかなう対象や条件、手続きは自治体ごとに決まっている。詳しくは自治体の窓口で確かめる
クラウドファンディング地域の内外で企画に共感した人に、使い道を示して費用と応援を呼びかけ、活動報告でその後の様子を伝え続ける支援がどれだけ集まるかは、募集の結果によって決まる。リターンを届ける責任はプロジェクトオーナーにある
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土方歳三資料館の事例では、個人で運営する資料館の所蔵品の修復の費用を、これまで土方家が負担してきたと説明されています。その費用を、歴史を大切に思う全国の人とクラウドファンディングで分かち合い、5,488人の支援を集めました。


長岡のフェニックス花火の事例では、打ち上げ資金となる協賛金が減るなかで、クラウドファンディングで広がる支援の輪が、花火に「欠かせないもの」に成長してきていると説明されています。心華寺支援の会の事例では、金額の目標を達成したあとも、支援者1,500人を目標に掲げ、つながる人を増やすことを呼びかけています。


自分たちだけでは届かない費用を地域の内外の支援者と分かち合うと、資金に加えて、その場所や催しを一緒に支える人も増えていきます。


まちづくり・地域活性化の成功事例7件

CAMPFIREで実施され、目標金額を達成した成功事例を7件ご紹介します。地域の店の復旧、歴史や文化の継承、祭り、人が訪れる拠点づくりと、取り組みはさまざまです。企画が近い事例から読むと、参考にしやすくなります。


火災の被害に遭った創業45年の駅前喫茶店を、同じ場所で復旧する|れすとはうすロマン(鳥取県岩美町)

岩美町の駅前喫茶店のCAMPFIREプロジェクトページ

目標金額10,000,000円に対し、支援総額11,757,500円(達成率117%)、支援者数1,612人で終了しました。

プロジェクトオーナーれすとはうすロマン
目標金額10,000,000円
支援総額11,757,500円
達成率117%
支援者数1,612人
実施期間2025/07/05〜2025/08/24(51日間)
募集方式All-in方式
リターン1,000円から80,000円まで15種類。うち2種類が完売
プロジェクトページ火災被害に遭った創業45年の駅前喫茶店。どうか復旧に皆さんの力を貸してください
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鳥取県岩美町のJR岩美駅前で、1980年に創業した喫茶店が、2025年2月に隣家からの火災の延焼を受け、店舗を復旧する費用を集めたクラウドファンディングです。地元のお客様に加え、アニメのロケ参考地となった町を訪れるファンにも親しまれてきたお店だと説明されています。お店の歩みと、お店を支えてきた人を具体的に伝えると、地域の外に住む人にも、自分ごととして応援する理由が伝わります。

使い道は、建物解体・り災ゴミ撤去・改修工事に1,600万円、設備・備品の撤去・再購入・搬入に300万円、仕入れ・消耗品購入に50万円、クラウドファンディングの手数料とリターン品の費用までを含めて、項目ごとに示されています。復旧に必要な費用の全体と、何にいくら使うのかを示すと、支援者へ自分の支援が再開のどこに役立つのかが伝わります。

最も多く選ばれたリターンは、4,500円の御礼の缶バッジと御礼状を店頭で受け取るもので、310人が支援しました。同じ内容を郵送で受け取る5,000円のリターンも用意されています。店頭で受け取るリターンを選べるようにすると、遠方の支援者にも、再開したお店を訪れるきっかけが生まれます。


土方歳三の遺品を修復・複製し、生家跡の資料館で公開を続ける|土方歳三つなぐプロジェクト実行委員会(東京都日野市)

日野市の資料館のCAMPFIREプロジェクトページ

目標金額30,000,000円に対し、支援総額80,850,645円(達成率269%)、支援者数5,488人で終了しました。

プロジェクトオーナー土方歳三つなぐプロジェクト実行委員会
目標金額30,000,000円
支援総額80,850,645円
達成率269%
支援者数5,488人
実施期間2025/03/13〜2025/05/26(75日間)
募集方式All-in方式
リターン3,500円から1,000,000円まで15種類
プロジェクトページ土方歳三つなぐプロジェクト 〜遺品修復と複製で未来へ紡ぐ歴史️️〜
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東京都日野市の土方歳三の生家跡にある土方歳三資料館と、株式会社大塚巧藝社を中心に構成された実行委員会が、劣化が進む遺品の修復と複製の製作費用を集めたクラウドファンディングです。資料館は個人で運営されており、所蔵品の修復や管理の費用は、これまで土方家が個人で負担してきたと説明されています。地域に残る歴史資料を守る費用は、その歴史を大切に思う全国の人と分かち合えます。

複製を製作して原本と交互に展示し、原本の劣化を防ぎながら公開を続ける計画も示されています。修復のあと、どう公開し続けるのかまで示すと、支援が歴史を伝え続けることにつながると、支援者に伝わります。

最も多く選ばれたリターンは、人気ゲームとのコラボによる10,000円のアクリルキーホルダーで、2,006人が支援しました。京都のゆかりの地を巡る収録映像のリターンも用意され、322人が支援しています。活動報告では、2026年8月に書状などの複製が納品されたことを伝え、今後は原本と交互に展示できるようになったと報告しています。修復や複製のように時間のかかる取り組みでは、節目ごとに進み具合を報告すると、支援者が長く見守り続けられます。


流鏑馬を受け継ぐ人を育てる稽古場を、古都・鎌倉に整備する|公益社団法人大日本弓馬会(神奈川県鎌倉市)

鎌倉市の流鏑馬のCAMPFIREプロジェクトページ

目標金額15,000,000円に対し、支援総額15,208,500円(達成率101%)、支援者数177人で終了しました。

プロジェクトオーナー公益社団法人大日本弓馬会
目標金額15,000,000円
支援総額15,208,500円
達成率101%
支援者数177人
実施期間2026/02/25〜2026/05/15(80日間)
募集方式All-in方式
リターン5,000円から2,800,000円まで9種類。うち2種類が完売
プロジェクトページ神事・流鏑馬を護持継承する大日本弓馬会の稽古場「新鎌倉教場」を古都・鎌倉に整備
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鎌倉時代から続く流鏑馬などの弓馬術を受け継ぐ公益社団法人が、鎌倉市内に新しい稽古場「新鎌倉教場」を整備する費用を集めたクラウドファンディングです。稽古場が鎌倉市の外へ移ったことで通いにくくなり、新しく入門する人が大きく減ったことが、継承の課題として説明されています。文化を受け継ぐ人を育てる場所がなぜ必要なのかを、具体的な課題とあわせて伝えると、支援が次の世代の担い手につながることが伝わります。

稽古場の用地は、神奈川県と鎌倉市の尽力で使えるようになったと説明されています。観覧スペースを確保し、鎌倉の伝統文化を広める拠点にする計画も示されています。土地や施設に関わる行政・団体との関係は、決まっている事実をそのまま書くと、支援者が安心して応援できます。

支援は公益社団法人への寄付として、寄付金控除の対象になることと、領収証を団体が発行・郵送することが、募集ページに記載されています。最も多く選ばれたリターンは、50,000円のオリジナルTシャツと特別流鏑馬への招待で、46人が支援しました。寄付金控除の扱いと、領収証の発行元・時期を先に示すと、支援者が手続きを見通したうえで参加できます。


比叡山延暦寺から分灯された「不滅の法灯」を、誰もが参拝できるお堂に祀る|心華寺支援の会(京都府)

目標金額5,000,000円に対し、支援総額19,908,209円(達成率398%)、支援者数1,662人で終了しました。

プロジェクトオーナー心華寺支援の会
目標金額5,000,000円
支援総額19,908,209円
達成率398%
支援者数1,662人
実施期間2025/06/21〜2025/09/07(79日間)
募集方式All-in方式
リターン3,000円から1,000,000円まで28種類。うち3種類が完売
プロジェクトページ心華寺 法灯堂建立プロジェクト|混迷の時代に祈りの火を未来へ繋ぎます
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心華寺を支えたいと立ち上がった有志の会が、老朽化した観音堂の玄関部分を改修し、比叡山延暦寺から分灯された「不滅の法灯」を祀る法灯堂を建立する費用を集めたクラウドファンディングです。法灯は観音堂2階の執務室に祀られており、一般の方が参拝できる機会が限られていると説明されています。完成したあと、誰がどのように使える場所になるのかを示すと、支援の意味が伝わります。

1回目のクラウドファンディングで450万円の支援を受けたあと、資材の高騰や追加工事で費用が増えたため、2回目に挑戦したことが説明されています。使い道は、観音堂玄関部の解体と基礎補強、法灯堂の構造・内装工事、屋根・建具・外構の修繕、参拝動線の整備、仏具などの堂内の費用と示されています。前回からの経緯と、追加で費用が必要になった理由を示すと、前回の支援者にも新たな支援者にも、応援する理由が伝わります。

最も多く選ばれたリターンは、5,000円のお守りで、401人が支援しました。金額の目標を達成したあとは、新たな金額のゴールを設けず、支援者1,500人を目標に掲げて、つながる人を増やすことを呼びかけています。


中越地震からの復興を願って始まった花火を、全国へのエールとして今年も打ち上げる|NPO法人ネットワーク・フェニックス(新潟県長岡市)

長岡市の花火のCAMPFIREプロジェクトページ

目標金額15,000,000円に対し、支援総額15,907,505円(達成率106%)、支援者数343人で終了しました。

プロジェクトオーナーNPO法人ネットワーク・フェニックス
目標金額15,000,000円
支援総額15,907,505円
達成率106%
支援者数343人
実施期間2026/06/11〜2026/07/15(35日間)
募集方式All-in方式
リターン3,000円から120,000円まで17種類。うち3種類が完売
プロジェクトページ長岡フェニックス花火|復興を超えたエール。暗い世を照らす大輪の灯を届けたい
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2004年の中越地震の直後から活動を始め、20年以上にわたって「復興祈願花火フェニックス」を打ち上げてきたNPO法人が、2026年の打ち上げ費用を集めたクラウドファンディングです。打ち上げ資金となる協賛金が震災の記憶の風化とともに減っていることや、物価高が重なっていることが、募集ページで説明されています。続けてきた催しでも、いま支援が必要な理由を具体的に示すと、毎年楽しみにしている人にも初めて知る人にも、その理由が伝わります。

2024年に初めてクラウドファンディングに挑戦し、2025年に続いて3年目の実施です。使い道は、花火の打ち上げ費用(花火そのもののほか、会場整備の資材やスタッフ、広報の費用を含む)、安全な会場づくりのための運営費、リターン品の購入と送料と示されています。費目に加えて、含まれる費用の範囲まで書くと、支援が何に役立つのかが伝わります。

最も多く選ばれたリターンは、60,000円の8月2日の観覧テーブル席で、146人が支援しました。会場に来られない人に向けて、オリジナルのグッズや純粋支援のリターンも用意しています。当日に参加できるリターンと、遠方でも応援できるリターンを両方用意すると、地域の内外の人がそれぞれの形で花火を支えられます。


譲り受けた車両を観光列車に改造し、銚子を訪れる人を迎える|銚子電気鉄道株式会社(千葉県銚子市)

銚子市の観光列車のCAMPFIREプロジェクトページ

目標金額10,000,000円に対し、支援総額12,010,569円(達成率120%)、支援者数922人で終了しました。

プロジェクトオーナー銚子電気鉄道株式会社
目標金額10,000,000円
支援総額12,010,569円
達成率120%
支援者数922人
実施期間2024/12/01〜2025/01/15(46日間)
募集方式All-in方式
リターン3,000円から300,000円まで28種類。うち10種類が完売
プロジェクトページ【銚子観光の玄関口に!】銚子電鉄22000形第2編成 観光列車化プロジェクト
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千葉県銚子市の銚子電気鉄道株式会社が、南海電気鉄道から譲り受けた車両を、観光列車に改造する費用を集めたクラウドファンディングです。「より多くのお客様に銚子を訪れてほしい」という想いで、銚子観光の玄関口としてふさわしい車両にしたいと伝えています。地域の魅力を知ってもらい、地域を盛り上げることは、鉄道会社の使命であるとも書かれています。車両を観光列車に改造する目的を、地域に人を呼ぶ使命と結びつけて伝えると、地域の外の人にも、応援する意味が伝わります。

費用の総額は約1,300万円の見込みで、目標金額1,000万円との差額は自己補填等で進めると示しています。集める資金の使い道は、車両の改造と、観光列車としての車内の装飾です。費用の全体と、クラウドファンディングで集める分を分けて書くと、目標金額の根拠が支援者に伝わります。

最も多く選ばれたリターンは、5,000円のぬれ煎餅3色と限定デザインのステッカーのセットで、190人が支援しました。新車両の特別お披露目会へのご招待、客車清掃体験、貸切列車への乗車など、現地で参加できるリターンも用意しています。活動報告では、座席シートのサンプルが届いたことを伝え、つり革の設計図を公開しています。募集の終了後には、改造工事が順調に進んでいることも報告しています。完成までの様子を活動報告として伝えることで、支援者は、応援した車両が形になる過程を追うことができます。


湖畔の山をDIYで切り拓き、新しいキャンプ場をつくる|株式会社UJack(千葉県睦沢町)

睦沢町のキャンプ場のCAMPFIREプロジェクトページ

目標金額6,000,000円に対し、支援総額15,296,500円(達成率254%)、支援者数1,354人で終了しました。

プロジェクトオーナー株式会社UJack
目標金額6,000,000円
支援総額15,296,500円
達成率254%
支援者数1,354人
実施期間2025/06/21〜2025/09/07(79日間)
募集方式All-in方式
リターン2,000円から1,280,000円まで27種類。うち2種類が完売
プロジェクトページ【キャンプ史上最高の挑戦】DIYで湖畔を切り拓き感動の楽園キャンプ場を作りたい!
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千葉県睦沢町でキャンプ用品をつくるメーカーが、約106,859㎡の湖畔の土地をDIYで開拓して新しいキャンプ場をつくるため、水道・電気・トイレなどのインフラ整備の費用を集めたクラウドファンディングです。約5年前から、自らの手で木を伐り、土を耕して小さなキャンプ場を拓いてきた経緯が、募集ページで説明されています。自分たちの手でつくってきた過程を見せると、支援者も、場所を一緒につくる仲間として応援に加われます。

最も多く選ばれたリターンは、5,000円のオリジナルのオイルライターで、461人が支援しました。開拓記念ボードに名前を刻む5,000円のリターンには310人、12,000円分のキャンプ場利用券が届く10,000円のリターンには145人が支援しています。完成した場所に名前が残るリターンや、完成後に使える利用券を用意すると、支援者がオープンのあとも訪れるきっかけになります。

活動報告では、工事や準備の進み具合を、グランドオープンの直前まで伝えています。開拓の様子を続けて報告すると、支援者は、完成までを一緒に見守っている実感を持てます。


成功事例7件の比較表

今回ご紹介する成功事例7件は、取り組む地域も、企画の内容も、目標金額や募集期間も異なります。ご自身の企画に近い事例を探す手がかりとして、表でご覧ください。

事例企画の内容目標金額支援総額達成率支援者数期間募集方式リターン
岩美町の駅前喫茶店火災に遭った喫茶店を復旧する10,000,000円11,757,500円117%1,612人51日間All-in15種類
日野市の資料館土方歳三の遺品を修復・複製する30,000,000円80,850,645円269%5,488人75日間All-in15種類
鎌倉市の流鏑馬流鏑馬の稽古場を整備する15,000,000円15,208,500円101%177人80日間All-in9種類
心華寺の法灯堂不滅の法灯を祀るお堂を建立する5,000,000円19,908,209円398%1,662人79日間All-in28種類
長岡市の花火復興を願う花火を打ち上げる15,000,000円15,907,505円106%343人35日間All-in17種類
銚子市の観光列車車両を観光列車に改造する10,000,000円12,010,569円120%922人46日間All-in28種類
睦沢町のキャンプ場湖畔の山をキャンプ場に開拓する6,000,000円15,296,500円254%1,354人79日間All-in27種類
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店の復旧から、文化の継承、祭り、人が訪れる拠点づくりまで、企画によって目標金額も期間も変わります。企画が近い事例の数字は、目標金額や期間を考えるときの目安になります。


まちづくり・地域活性化のクラウドファンディングを進める5つのステップ

まちづくり・地域活性化のクラウドファンディングは、目標金額と使い道、地域の人と進める体制、支援の形と中止の扱い、リターン、活動報告の順に準備を進めます。

今回ご紹介する成功事例と、CAMPFIREで地域の企画に挑戦した方のインタビューをもとに、各ステップのポイントをご紹介します。


STEP1 費用の全体と目標金額、使い道を決める

再建や開催にかかる費用の全体のうち、クラウドファンディングで集める分を決め、使い道を項目ごとに金額で示すと、目標金額の根拠が支援者に伝わります。


費用の全体のうち、クラウドファンディングで集める分をページ内で説明する

これまでにまかなった費用や他の調達方法でまかなう費用と、今回集める分を分けて書くと、支援者は、支援が費用全体のどの部分に使われるのかを把握できます。CAMPFIREでは、目標金額を公開後に変更できません(公開後にプロジェクト内容は変更できますか)。見積もりをそろえてから決めると、根拠を説明しやすくなります。今回ご紹介する成功事例では、心華寺支援の会が、1回目のクラウドファンディングで450万円の支援を受けたあと、資材の高騰や追加工事で費用が増えたため、2回目に挑戦したことを説明しています。銚子電気鉄道株式会社は、費用の総額が約1,300万円の見込みで、目標金額との差額は自己補填等で進めると示しています。


使い道は、項目ごとに金額と範囲をページ内で説明する

金額と、その費用に含まれる範囲まで書いておくと、支援者が使い道を具体的にイメージできるので安心して支援しやすくなります。今回ご紹介する成功事例では、れすとはうすロマンが、建物解体・り災ゴミ撤去・改修工事に1,600万円、設備・備品の撤去・再購入・搬入に300万円など、手数料とリターン品の費用までを含めて、使い道を項目ごとに示しています。NPO法人ネットワーク・フェニックスは、花火の打ち上げ費用に、会場整備の資材やスタッフ、広報の費用まで含むことを書いています。


目標を超えたあとに実現することを、次の目標として伝える

目標を超えたあとの使い道や次の目標を伝えると、達成後に加わる支援者も安心して応援できます。今回ご紹介する成功事例では、心華寺支援の会が、金額の目標を達成したあと、新たな金額のゴールを設けず、支援者1,500人を次の目標に掲げて、つながる人を増やすことを呼びかけています。


STEP2 地域の人や団体と、一緒に進める体制をつくる

地域の企画では、誰がどのような体制で進めるのかを示すことが大切です。公共の場所や土地を使う場合に必要な手続きは、場所によって異なるため、管理者や自治体の窓口で事前に確認しましょう。


地域の団体や有志と、実施する体制を組む

1人や少人数で進められることには限りがあります。誰が集まって進めるのかを示すと、応援した先の取り組みが続いていくという安心感と信頼獲得につながります。今回ご紹介する成功事例では、土方歳三つなぐプロジェクト実行委員会が、資料館と株式会社大塚巧藝社を中心に構成されています。心華寺支援の会は、お寺を支えたいと立ち上がった有志の会です。


土地や施設に関わる行政・団体の許可や認可の状況を示す

今回やろうとしている取り組みが、適切な許可を得ているかなどを示す必要があります。後援や協力を得ている場合は、団体の名称と、どこまで協力を得ているのかを透明性をもって書くことで、支援者の信頼につながります。今回ご紹介する成功事例では、公益社団法人大日本弓馬会が、神奈川県と鎌倉市の尽力で稽古場の用地を使えるようになったことを説明しています。


公開の前から、地域で関わる人を増やしておく

クラウドファンディングで最初に応援してくれるのは、それまでに地域で関わってきた人であることが少なくありません。香川県三豊市にギャラリー・シーシャカフェ「YUKURU」を開く費用を、CAMPFIREのクラウドファンディングで集めた株式会社CoCREの宮城慎梧さんは、目標金額1,000,000円に対し、支援総額3,514,000円を集めました。沖縄から三豊市へ移住した当初のことと、クラウドファンディングを始めたときのことを、CAMPFIREのインタビューで次のように話しています。

宮城慎梧さんのインタビュー記事(Non Filter by CAMPFIRE)

「自分ができる・できないではなく、まずは頼まれたことに全力でバットを振り続けたんです。そうやって一生懸命動いているうちに、『お前に頼みたい』と言ってくれる人が少しずつ増えていきました」

「いざ始まるとこれまで出会ってきた方々が温かいコメントとともに支援してくださり、不安が前向きな力に変わっていきました」

(引用:株式会社CoCRE 宮城慎梧さんインタビューより)

公開の前から地域の仕事や活動に関わり、信頼を積み重ねておくと、公開したときに最初の支援者になってくれる人が増えます。移住から開業までの歩みは、宮城慎梧さんのインタビュー記事とインタビューの動画(YouTube)でご覧ください。


自治体が主体になる企画は、ふるさと納税型や、購入型・寄付型も選べる

自治体が主体になる企画では、ふるさと納税型クラウドファンディングのほか、自治体として実施する購入型・寄付型のクラウドファンディングも選べます。違いや進め方は、自治体向けのクラウドファンディング活用術の記事でご紹介しています。


STEP3 支援の形と、中止や延期のときの扱いを決める

支援者が受ける扱いは、支援の形や、開催日・完成時期によって変わります。支援者への扱いは、公開の前に決めて募集ページに書いておきます。


寄付金控除の対象にする場合は、領収証の発行元と時期を書く

寄付金控除の扱いは、実施の形や寄付先によって異なります。寄付金控除の対象にする場合は、対象になることと、確定申告に使う領収証を誰が発行し、いつ届けるのかを募集ページに書いておくと、支援者としては安心です。今回ご紹介する成功事例では、公益社団法人大日本弓馬会が、支援が寄付金控除の対象になることと、確定申告に使う領収証を団体が発行し、2026年6月に郵送する予定であることを、募集ページに記載しています。寄付控除を受けられる形を探している場合は、寄付型クラウドファンディングの記事もあわせてご覧ください。


開催日が決まっている催しは、中止や延期のときの扱いを書く

開催日が決まっている催しでは、中止や延期の扱いと、全体の日程を先に示すと、支援者が安心して参加を決められます。今回ご紹介する成功事例では、NPO法人ネットワーク・フェニックスが、観覧席のリターンに、花火大会が中止や延期になった場合の扱いを、支援の前に確認する事項として載せています。あわせて、事前告知のページの公開から、募集の開始、リターンの発送、花火大会の当日までのスケジュールも示しています。CAMPFIREでの公開後の変更については、ヘルプのプロジェクト公開後の変更・中止についてでご確認ください。


完成や開催にあわせて、お届け時期と利用の期限を決める

開催や完成の前に届けるもの、当日に使うもの、あとから届けるものを分けて時期を決めておくと、支援者が受け取る時期を見通せます。今回ご紹介する成功事例では、NPO法人ネットワーク・フェニックスが、観覧席のチケットを開催前の2026年07月、オリジナルの扇子を開催後の2026年09月にお届けする予定としています。


STEP4 支援者が場所や企画に関われるリターンを決める

地域の企画では、応援の気持ちを伝えるリターンだけでなく、完成した場所を訪れる、名前を残す、遠方から応援するなど、場所や企画に関われるリターンも支援の理由になります。


完成した場所に、足を運んでもらうリターンを用意する

完成した場所や再開したお店に足を運んでもらうリターンを用意すると、支援者がその場所を訪れるきっかけになります。訪れてもらうリターンは、場所と期限、交通費の負担まで書いておくと、遠方の人も参加を判断しやすくなります。CAMPFIREでは、イベントに参加できるリターンには、日時、場所、交通費、その他の注意事項を具体的に記載していただくようお願いしています(プロジェクトの審査基準)。今回ご紹介する成功事例のれすとはうすロマンでは、御礼の缶バッジと御礼状を店頭で受け取る4,500円のリターンに、310人が支援しました。銚子電気鉄道株式会社も、貸切列車や客車清掃体験のリターンに、実施予定の時期と、現地までの交通費は支援者の負担であることを書いています。株式会社UJackでは、完成後に使えるキャンプ場の利用券が届く10,000円のリターンに、145人が支援しています。


名前を残すリターンは、場所と期間を書く

名前を残す場所と期間を書くと、支援者が、完成した場所に自分の名前が残る様子を思い描けます。今回ご紹介する成功事例では、株式会社UJackが、キャンプ場の開拓記念ボードに名前を刻むリターンを用意し、310人が支援しました。銚子電気鉄道株式会社は、新車両の車内広告に名前を掲出する10,000円のリターンを用意し、89人が支援しました。掲出の期間は3か月(予定)としています。公益社団法人大日本弓馬会は、完成報告書とホームページに名前を載せるリターンに、載せる期間を2026年6月から1年間の予定と示しています。


地域の外に住む人も受け取れるリターンを用意する

会場や現地に来られない人にも届けられるリターンを用意すると、地域の外に住む人も、関係人口として企画を応援し続けられます。今回ご紹介する成功事例では、土方歳三つなぐプロジェクト実行委員会が、京都のゆかりの地を巡る収録映像のリターンを用意し、322人が支援しました。NPO法人ネットワーク・フェニックスは、会場に来られない人に向けて、オリジナルのグッズや純粋支援のリターンも用意しています。


STEP5 活動報告で、準備から完成・開催後までを伝える

CAMPFIREでは、活動報告を投稿すると、支援者とお気に入りの登録者にメールで知らせが届きます(活動報告について)。公開の前に、伝える内容と時期を決めておくと、支援者との関係を続けやすくなります。


募集期間中は、進み具合と次の目標をこまめに伝える

募集期間中は、進み具合や次の目標をこまめに伝えることが大切です。短い発信でも毎日続けると、支援者や、まだ支援していない人に、挑戦の様子を伝え続けられます。今回ご紹介する成功事例では、株式会社UJackが、工事や準備の進み具合を、グランドオープンの直前まで伝えています。宮城慎梧さんは、募集期間中、毎日10分のラジオ配信を続けていたと、インタビューで話しています。

宮城慎梧さんのインタビュー動画(YouTube)

インタビューの全編は、YouTubeの動画でご覧いただけます。


完成・開催のあとは、場所がどう使われ始めたかを伝える

完成や開催のあとの様子まで伝えると、応援した場所が地域で使われていることが、支援者に伝わります。今回ご紹介する成功事例では、土方歳三つなぐプロジェクト実行委員会が、書状などの複製が納品され、原本と交互に展示できるようになったことを報告しています。銚子電気鉄道株式会社は、募集の終了後にも、観光列車への改造工事が順調に進んでいることを報告しています。


一度で終わらせず、次の挑戦につなげる

活動報告で支援者とのつながりを続けておくと、次の挑戦のときにも、応援してくれる人がいる状態から始められます。今回ご紹介する成功事例では、NPO法人ネットワーク・フェニックスが、2024年から3年続けてクラウドファンディングを実施しています。公益社団法人大日本弓馬会は3回目の挑戦、心華寺支援の会は2回目の挑戦でした。2回目以降のクラウドファンディングを考えている場合は、2回以上のクラウドファンディングの記事もあわせてご覧ください。


まちづくり・地域活性化で、CAMPFIREを使う3つのメリット

CAMPFIREでまちづくり・地域活性化のクラウドファンディングを実施するメリットは、主に3つあります。地域交流とお祭り・花火大会の特集ページの実績、自治体が主体の企画への対応、AIとのやりとりで企画書のたたき台を無料で作れることです。


近い企画の実績を特集ページで探せる

CAMPFIREの地域交流の特集ページに記載されている通り、「地域交流」でこれまでに1,300件のプロジェクトが立ち上がり、101,000件の支援が集まっています。お祭り・花火大会の特集ページでの記載では、3,400件のプロジェクトが立ち上がり、219,000件の支援が集まっています(どちらも2025年12月時点)。今回ご紹介する成功事例にも、駅前の喫茶店の復旧から、歴史資料の修復、流鏑馬の稽古場、法灯を祀るお堂、長岡の花火、観光列車、キャンプ場までが含まれます。ご自身の企画に近いプロジェクトを探して、使い道やリターンの示し方を参考にしてみてください。


自治体が主体の企画も、自治体での職務経験を持つ担当者を含むチームに相談できる

CAMPFIREには、自治体・公的機関向けの特集ページがあります。公共施設や地域防災、文化事業、観光施策などの資金調達を、専門チームでサポートしています。このチームには、自治体での職務経験を持つスタッフもいます。特集ページでは、京都府福知山市が実施したクラウドファンディングなどを、プロジェクトオーナーの声として紹介しています。住民の有志が進める企画も、自治体が主体の企画も、同じCAMPFIREで相談できます。自治体が主体の企画では、CAMPFIREでふるさと納税型のクラウドファンディングを実施する形もあります(自治体向けのクラウドファンディング活用術の記事)。


AIとのやりとりで、企画書のたたき台を無料で作れる

CAMPFIREでは、AIからの4つほどの質問に答えるだけで、あなた専用の企画書を無料でお届けしています。何から考えればよいか迷う段階でも、白紙から書き始めずに済みます。詳しくはこちらから。


自治体や会場の条件を、個別に相談したい方へ

自治体・商店街・会場の管理者との関わり方など、条件が複雑で、AIへの相談だけでは決めきれない場合は、スタッフにメールでご相談いただけます。回答までの目安は2営業日以内です。



よくある質問

Q. まちづくり・地域活性化・地域交流のクラウドファンディング成功事例と、CAMPFIREで実施する際に確認すべきポイントを教えてください。

地域の店や場所を残す、歴史や文化を次の世代へ引き継ぐ、祭りやイベントを続ける、地域の外から人が訪れる拠点をつくるといったクラウドファンディングが、CAMPFIREで目標を達成しています。実施する際は、費用の全体と使い道、地域の人や団体と進める体制、中止や延期のときの扱い、場所や企画に関われるリターンを決めておくことが大切です。


Q. 地域で長く愛されてきた店や文化を残すために、クラウドファンディングは使えますか?

使えます。店や文化の存続に共感した人が、リターンを通じて応援に加われます。費用の全体と使い道を示し、活動報告で再開までの様子を伝えることが大切です。今回ご紹介する成功事例のれすとはうすロマンは、火災に遭った駅前喫茶店を復旧するクラウドファンディングで、1,612人が支援しました。


Q. 地域交流イベントやコミュニティスペースに、クラウドファンディングは使えますか?

地域の祭りや花火大会のような交流イベントや、人が集まる場所の立ち上げにも使えます。開催費用や設備の費用を支援者と一緒に集められ、観覧席や利用券など参加できるリターンを用意すると、開く前から参加する人とつながれます。今回ご紹介する成功事例のNPO法人ネットワーク・フェニックスは、長岡の花火を打ち上げるクラウドファンディングで、343人の支援を集めました。


Q. 自治体や商店街の後援がなくても、まちづくりのクラウドファンディングはできますか?

後援がなくても、クラウドファンディングは実施できます。会場や土地の管理者、関係する団体には、公開前に計画を共有しておくと安心です。協力を得た場合は、名称と範囲を正確に書きます。今回ご紹介する成功事例の土方歳三つなぐプロジェクト実行委員会は、資料館と株式会社大塚巧藝社を中心に構成されています。


Q. 集まった支援金の使い道は、どのように示せばよいですか?

項目ごとに金額で示します。CAMPFIREのプロジェクトページには「支援金の使い道」の欄があり、費目に加えて本文で内訳を説明すると、支援者に伝わりやすくなります。今回ご紹介する成功事例のれすとはうすロマンは、改修工事に1,600万円など、復旧の費用を項目ごとに金額で示しています。


Q. 地域の外に住んでいる人にも、支援してもらえますか?

地域の外の人からも、支援を募れます。来てもらうリターンには、日時・場所と、交通費の負担を書きます。グッズや映像のように遠方でも受け取れるリターンを用意すると、来られない人も応援しやすくなります。今回ご紹介する成功事例の土方歳三つなぐプロジェクト実行委員会は、ゆかりの地を巡る収録映像のリターンを用意しています。


Q. 屋外のイベントで、雨や荒天のときの扱いは決めておくべきですか?

決めておくことが大切です。雨天でも開催するか、荒天のときは中止するか、判断と知らせ方、リターンの扱いを公開前に決めておきます。CAMPFIREでは、イベントに参加できるリターンには、日時、場所、交通費、その他の注意事項を記載していただくようお願いしています(プロジェクトの審査基準)。今回ご紹介する成功事例のNPO法人ネットワーク・フェニックスは、観覧席のリターンに中止・延期の扱いを書いています。


Q. 寄付控除を受けられる形で、支援を集めることはできますか?

寄付控除の扱いは、実施の形や寄付先によって異なります。寄付控除を受けられる形を探す場合は、寄付型クラウドファンディングの記事をご覧ください。今回ご紹介する成功事例の公益社団法人大日本弓馬会は、寄付金控除の対象になることと、領収証を団体が発行することを、募集ページに記載しています。


Q. 自治体がクラウドファンディングを実施するには、どうすればよいですか?

自治体が実施する形には、ふるさと納税型クラウドファンディングと、購入型・寄付型のクラウドファンディングがあります。CAMPFIREでは、自治体・公的機関向けの特集ページから相談できます。違いと進め方は、自治体向けのクラウドファンディング活用術の記事でご紹介しています。


Q. CAMPFIREで地域の企画を実施するメリットは何ですか?

メリットは、主に3つあります。地域交流とお祭り・花火大会の特集ページの実績、自治体が主体の企画への対応、AIとのやりとりで企画書のたたき台を無料で作れることです。


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