2019/09/15 12:00
突然ですが問題です。少子化の日本ですが、子どもの数が減らない場所があります。それは?

私の町もマンション建設ラッシュで子どもが漸増。そんな話ではありません。

答え……児童養護施設

このクラウドファンディングのサポーターで、自身の高次脳機能障害と闘いながらも、NPO法人エスペランサとして、児童養護施設で生活する子どもたちに笑顔を与える活動をする岡崎さん。

熱いメッセージが届きました。


少子高齢化といわれるご時世、子どもの数が減らない世界がここにあるんですよ…
一人でも多くの方に児童養護施設を知ってもらいたいと私は強く願います。
施設に入れられても、親を恨んでいる子がほとんどいません。その子どもの気持ちわかりますか。子どもたちは、それだけお母さんのことが大好きなんです。児相が来ても親をかばう子がどれだけいることでしょう。
施設で生活する子が私に言ってきた言葉、「虐待されてもお母さんと一緒に暮らしたいよ。だって家族やもん。
世間やマスコミが「虐待、虐待」と騒ぎ、親も子も弱くしてしまっていることに気づきませんか。世間やマスコミは、「虐待する親は鬼だ、悪魔だ」と全否定します…

「虐待する親の気持ち、わかりますか?」

今後、エスペランサは施設で生活する子どもたちだけではなく、子育てに悩む親御さんたちの集いの場をホットサロン「いきぬき」として展開していきます。
僕たちは、施設で生活する子どもたちが施設を出た後も子どもたちの心に寄り添える大人の存在でありたいと考えています。その存在になれるよう、今慈愛活動の期間を通じて子どもたちとしっかり人間関係をつくりたいと日々活動しております。

子どもの心に寄り添う大人の存在は絶対必要です。


ご自身のことを聞かせてください

あまりに熱い文章に、うっかり当事者だということを忘れてしまいます。ほんとに(笑)
岡崎さんのこと、聞かせてくださいと依頼しました。


ありがとうございます!
僕の事は、一言で「高次脳機能障害の当事者です。」僕は、17歳の事故で脳挫傷レベル4
99死 ぬ1植物状態と言われて
半年後、眼を覚ます。あのまま助からんかったらよかったと思ったこともある

若年性認知症
寝屋川サナトリウム駆け込み
自分の障害受け入れまでに
事故から21年

高次脳機能障害
他人に危害を加える障害ではない
まわりの支援が必要

母親からあんたの脳は17歳で成長とまってる
子どもっぽい

僕は普通
だが、大事な人を次々失う

感情のコントロールできない
怒るし、泣く、笑う。怒った記憶がないこと多い。「昨日なんであんな怒ってたん?」
話を理解できない。処理能力乏しい。信号上手に送れない。役所・会議無理、パニック
同じことを何回も言う・聞く
記憶障害
過去の時の流れが分からない
要領わるい、段取りわるい
空気読めない
先を見通す力がない
察することができない
周りが振り回される
仕事続かない
小さなミスが多い
履歴書会社、儲かる
記憶が消える
雨の前頭痛
ドラマ見ない

自分が当事者だと言っても誰も受け入れてくれない。
「見下されるだけ。別人格・都合の良い記憶障害、NPOやってる人間が何を言うてるん?」と無理解の発言がたくさん。


当事者に向けて

困ってる当事者たくさんいるけど、障害を言い訳にしないで、排除される特性の強みを、むしろ武器にしよう!と言いたい

一般に向けて

個性ではなく特性と思ってほしい

さいごに

正義感つよい、脳への刺激を追い求める、よく似た特性の人の気持ちに寄り添える

自分のこと何一つできない。でもNPO法人を運営してる。人の役に立っている。法人を設立したから何でも出来ると思われる、それは間違いです

そして!
僕の心の支えは
「障害は才能」
この言葉があるから、自分自身前向きに頑張れます!!


そんな岡崎さんを、エスペランサを応援したくなったあなた

このリターンで応援してください。

岡崎さんに比べたら、私、障害がない分、まだまだ余力まだあるわ。筆者もそう思いました。


フットサル大会を開催して、施設で暮らす子どもたちのはじける笑顔が見たい

その思いを支援してください!