2020/04/16 16:10

こんにちは!八神です。
ネクストゴール設定から4日間、みなさまからの支援の輪が日に日に増えていっていることを実感し、とても感動しています。
ご支援やシェア、拡散など最終日までたくさんの応援を本当にありがとうございます!

自立援助ホーム「Le Port(ル・ポール)」のことを多くの方に知っていただくと同時に、入居のお問い合わせも増えてきています。

安心して家に帰ることができない10代の女の子たちはまだまだたくさんいること、彼女たちにしっかりと手を伸ばしていくことの大切さをひしひしと感じています。

プロジェクト本文の最後に、私は「みなさんの協力で、彼女たちにとっての「実家」を一緒につくりませんか。」と投げかけました。

その想いに賛同してくださったみなさんのおかげで、彼女たちの「実家」を完成させることができたと感じています。
完成したLe Port(ル・ポール)の様子を少しお見せいたします!

こちらはリビングルーム。代表が引っ越すにあたり家具や観葉植物を置いていってくれました。ラグは女の子たちが少しでも明るい気分になれるよう、かわいい柄をセレクトしました!

寝室だった場所は壁紙を張り替えて綺麗になりました。

秘密の部屋につながるかのようなドア!部屋を増やしたので新たに扉をつけました。

元々和室だった部屋です。小さい部屋ですがクローゼット付きの部屋になりました!私が10代の時に住みたかったなぁ〜と思います。

今回のプロジェクトを通して、私は今まで周りに話せていなかった自分の体験をお話してきました。
      
【私の過去を語った活動報告】
母子ホームでの経験ー5畳での3人生活、私が見つけた自分なりの居場所。
どの子どもも捨てられたくないー私がが虐待されていることを言えなかった理由
支援するみなさんへ伝えたいことー完全に「理解」はできなくても「信頼」は生まれる
最後にー私が私のことを語る理由

色々と語ってきましたが、実はまだ話せていないこともたくさんあります。
伝えるってすごく勇気がいることで、私は父から暴力を受けていた当時の5年間、その事実を誰にも言えませんでした。時間がたって話せるようになったこともあるし、まだ話せそうにないこともあります。
それでも私の経験を伝えることで、昔の私のような状況にいる子どもたちの力になりたい、という思いでいます。

1ヶ月前に始まったクラウドファンディング。本日23時59分までとなります!
私の想いを最後にもう一度だけ伝えさせてください!

***プロジェクト本文「最後に」より***

もしあの日、私が悪い人に引っかかっていたらどうなっていたんだろう。

そう振り返ると同時に、これからも私のような悩みを抱える女の子は出てくると思っています。

あの頃困っていた自分のように困ってる子どもたちと繋がりたい。
そんな子どもたちが安心して相談できる相手、安心して頼れる場所になりたい。
自分の存在はダメな存在なんかじゃなく、ちゃんと価値があって、味方がいることを知ってもらいたい。

ここに来る子どもが、自分のことを誰よりもわかって、何事にも立ち向かって、自分を大切にできる、そんな風になれるように。この場所を、みんなの家にしたい。 

疲れたらまた帰ってくればいい。
悩んだらここに休みに来たらいい。
困ったら助けてって頼ってきてくれたらいい。

これから出会う子どもたちに、そんな私の思いを、はっきりと伝えていきたいと思っています。

それを伝え続けることは、私1人の力だけでは足りません。1人でも多くの方の協力が必要です。
みんな、生まれてくる環境を選べません。独りになりたくてなる人なんていないです。

彼女たちにいつでも学べる環境を。
自分だけの安心できる空間を。

みなさんの協力で、彼女たちにとっての「実家」を一緒につくりませんか。
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最後まで応援よろしくお願いいたします!