2020/04/13 20:00

こんにちは!八神です。この週末でなんと、目標金額の100万円突破しました!
今回のプロジェクト、この社会状況の中で「本当に応援してくれる人がいるかな…みなさんにご支援いただけるかな…」と、とても不安でした。でも、実際には本当にたくさんの方に応援をいただき、とても嬉しく思っています。

みなさまの思いとご支援をもとに、これから出会う女の子達の安心できる居場所づくりの一歩を踏み出せること、心より感謝しています。

4月16日のプロジェクト終了まで残り4日、私たちは、新たに【目標150万円】のネクストゴールを設定させていただきます!

コロナの影響で、子どもたちも今後自宅での学習が主になっていくと思われます。しかし家を離れて入居する子どもたちは貯金も少なく、ましてやこの状況下でアルバイトを見つけるのは難しい状況です。

プラス50万円分は、入居する子どもたちが学習に使える個人用パソコン約6万円×6台=約36万円に充てさせていただきます。そして残りは子どもたちの生活援助金、Le Port (ル・ポール)基金へ積立をさせていただきます。

今日は、私がこの自立援助ホームで「学び」を大切にしていきたいと思うきっかけとなった話、そして最後に私の想いをお伝えできたらと思います。ぜひご一読ください!
   
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虐待を受けた子は、ちょっとしたことでフラッシュバックを起こしてしまいます。
私も今ではだいぶコントロールできるようになりましたが、高校を中退して、ダイバーシティ工房に入社した直後は、特にひどかったと思います。

私は感情の波が激しく、当初は「反発心・反抗心がある子」そう思われていたようです。

就職した今の職場、ダイバーシティ工房代表の不破が、そんな私にセミナーの受講を勧めてくれました。実際に「アンガーマネジメント」や「共感・傾聴・受容」に関してのセミナーを受講しました。

受講したときは「何言ってんだろう」という気持ちもありましたが、振り返るとあの時のセミナーで学んだ知識やスキルが、自分自身の感情をコントロールするのに役立っていると感じています。

代表は、反発心のある私に直接あれこれ言うのではなく、セミナーを通じて間接的にコントロール方法を伝えてくれたのです。本当にありがたかったです。

(新教室立ち上げの際、作業の合間のお昼ご飯。子どもたちの「学びの場」をみんなで作り上げていきました。)

一方、自立援助ホームに繋がる子どもたちは働くことに手一杯で、両立して学びの機会を自分から得ていくことが難しいと言われています。

私は周囲の方々がいたから、学ぶ機会を通してたくさんのことを得ることができました。

だからこそ、今までの経験や教えてもらったことを元に学ぶことの意義を長期的な視点で一緒に考えたり、その子に合った学習機会をサポートしたりしていきたいと考えています。

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私の話をすると「あいちゃんは力があるね」と言われることがあります。
過酷な経験をしたのに、それを伝えながら、子どもたちへの支援にあたっているのでそう見えるかもしれません。
確かに力はあるかもしれません。それでも時々言いたくなることがあります。

「私は今も毎日頑張って生きています」と。

些細なことで不安になって未だに眠れない夜を過ごすことがあります。
突然起こるフラッシュバックで過呼吸になったり、行き場のない感情を抱えることもあります。

それでも私は生きていかなければならない。
それは、これから出会う子達も同じです。

私の経験を語ることで、私が関わることで、誰かの力になれたら。そんな思いでいます。

クラウドファンディング、最後の1週間となりました。最後までどうかみなさんの力を貸してください。ネクストゴール達成まで応援をよろしくお願いします!

(入職当時お気に入りだった「愛」のTシャツを着て一枚。)