2021/09/07 19:39
2020年4月12日に予定されていた令和2年度入団式は、コロナ禍一度目の緊急事態宣言で延期となり、その日から始動した航空業界と地域にエールを届ける「空のエールプロジェクト」。


1「壱の矢」は、団員達が自粛生活の中で撮影した特技動画でエール。


2「弐の矢」は、全国の航空業界にエールを届ける動画収録型のエールレター送付。


3「参の矢」は、子ども等の育成を通じて地域産業と航空業界を結びつけるNPO法人TEAM KIX Aviationの設立。


4「肆の矢」は、左手に平和、右手に勝利のダブルピースの動画でエール。


5「伍の矢」は、医療・航空業界・地域に元気を届けるブルーインパルス誘致の要望活動。


6「陸の矢」は、コロナ禍で会えない団員達と再会を果たし、大空に願いを届ける七夕会。


7「漆の矢」は、航空業界と地域にエールを届けるりんくう空の書道展の初開催。



8「捌の矢」は、皆さまと一緒につくりあげた地域産業と航空業界の連携で地域の子ども達を育成するPeach初のチャーターフライト「空飛ぶ航空教室」の実現で、航空業界の感染対策を全国に発信するプロジェクト。




9「玖の矢」は、産官学民協働で航空業界にエールを届けることで地域産業と航空業界がアフターコロナに備える具体的な価値を創出するための呼びかけ。



10「拾の矢」は、その集大成として放つ、正真正銘、最後のエールの矢。



小学4年生から中学2年生までで構成される「ジュニア団員」達が企画した、子ども達発信のオリジナルのプロジェクト。



その内容にさらなる磨きをかけたのが、中学3年生から大学生までで構成される「シニア団員」達。



そして、このプロジェクトを具現化する為に奔走してきた、社会人で構成される「リーダー団員」達。



このプロジェクトは、本来9月20日「空の日」に、私たちの活動拠点 関西国際空港で、コロナ禍終息を「記念」するイベントとして2020年後半から企画してきました。



しかし、感染状況は良くなるどころか悪化の一途を辿り、9月20日に関西国際空港で開催することができず、9月19日に空港対岸の会場で、コロナ禍終息を「祈念」するイベントとなりました。



あらゆる調整が困難を極め、リアル開催が可能なAプラン、リアル開催不可能なBプラン、さらなる悪化を想定したCプランを同時並行で企画してまいりました。



それを可能にしたのが、ジュニア、シニア、リーダー、そして役員がスピード感と実行力を持って一丸となって実現していく為に発足した3つのプロジェクトチームでした。



ブース出展やスタンプラリーを企画してきた「TEAM KIX盛り上げ隊」、



航空業界とのコラボ事業を企画してきた「TEAM 集まれ航空FAN」、



そして、私たちのエールのテーマソング「Dear Sky」を用いてダンス・よさこい・手話等であらゆる隔たりを越えて繋がりを再構築する「TEAM みんなでつながるDearSky」。



なんと、これらのプロジェクトチームが推進してきたプロジェクトに、「玖の矢」で放った社会への呼びかけに社会が呼応し始め、国や航空業界、地域との合同イベントへと拡がりを見せてきました。



様々な企業様、団体様と交渉を重ね、素晴らしいドラマが数々と生み出されました。



私たちは、このプロジェクトを「空のエールフェスティバル」と名付けました。



玖の矢の9が集う9月19日に開催日が確定したのも、運命的なご縁があるのだと確信しています。



スタンプラリー企画を実施し、スタンプ一つにつき1エール、紙飛行機の飛距離に応じたエール数を付与し、集まったエールと、出店していただいた方々の売上の10%を関西国際空港に届けることを目的としたイベントです。



チラシも団員達の手書きの飛行機や空港、雲で仕上げました。


もちろん、社会にご迷惑をおかけするわけにはいきませんので、感染対策を徹底しながらの開催計画を立ててまいりました。



緊急事態宣言が発出されている場合には、全てをオンラインに切り替え、団独自の感染症対策ガイドラインに従って少数人数での運営を計画しています。



コロナ禍であらゆる制約をかせられた団員達が、航空業界と地域にさらなるエールを、と企画してきたプロジェクト。



必ず成功させたいです。



例え、緊急事態宣言が再延長されて、私たちの動きが封じられようとも、オンラインで繋がり、みんなで終息を「祈念」する、意義あるイベントにしてまいります。



随時、流動的にイベント情報を変更してまいりますので、関西航空少年団のホームページの中の「Dear Sky 空のエールプロジェクト」をご確認ください。


https://sfakansai.jimdofree.com/dear-sky-空のエールプロジェクト/


どうかご支援、ご声援の程、よろしくお願い申し上げます。