2013/02/01 10:14
 これまで2回に渡り、9月から改正されるどうぶつの法律(動物愛護管理法)についてポイントをご説明しました。
 今回は、飼い主は勿論、動物を取り扱う業者も含めて、「全ての人」に当てはまる大切な項目が追加されましたのでお知らせしたいと思います。

(3)ペットの飼い主も業者も「最後まで大切に育てる責任」があります
 ペットの飼い主を始め、動物を取扱う業者など全ての人が、最後まで責任を持って飼養する「終生飼養」の責任が明文化されました。考えてみれば当たり前の事ですが、今更このように明文化したことは、日本人が終生飼養の責任を果たしていなかった裏返しだと思います。
 また、最後まで大切に飼う責任は、「ちゃんとお水や餌を与え、健康管理、適切な飼育環境が確保されてこそ」という内容も追加されています。「最後まで面倒をみない」「適切に育てる事を怠る」これらは法律違反となる訳です。「やっぱり飼えない」と言ってペットを捨てたり、売れ残ったペットを処分するなんて事は違法行為です!
 さらに、自治体(保健所、愛護センター等)も上記原則が守られていない場合「引き取りを拒否」できるようになりました。殺処分を減らす為の法整備が進んでいる事をうかがわせます。

 家族の一員でもあるペット、最後まで責任を持って、大切に育てましょう!!

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本プロジェクトでは、ソーシャルの力で、ペットと人の共生社会を実現したいと考えています。ご理解、ご協力をお願いします。