2017/11/24 23:53

皆さま、こんにちは。事務局長の小島です。

クラウドファンディング4日目、目標金額まであと67万円です。
ご支援くださった皆さま、シェアなどでご協力くださった皆さま、ありがとうございます!

今日は、このプロジェクトが生まれた舞台裏を、現場の写真を交えてお伝えします。

2017年3月、プラスのスタッフはウガンダ・ジンジャ県にいました。
HIV陽性シングルマザーのお母さんたちのグループ「カユンガ」のメンバーたちと共に、「地域にどんな変化をもたらしたいか」を中期的な視点で話し合うワークショップを開催するためです。期間はじっくり3日間。

50名以上のシングルマザーや地域のみなさんが集まりました。

「ワークショップ」というとイスに座って話し合いをして・・という風景を思い浮かべるかもしれませんが、ここで活用したのは「演劇」。
劇を通して、地域の課題を掘り下げていきます。

グループに分かれて、それぞれが考える地域の課題を劇にして発表し合います。
演じるのはシングルマザーのお母さんたち、ほぼ即興にも関わらず、次から次に白熱した劇が発表され、お母さんたちの表現力の豊かさを感じました。

「他にも課題はないか?」という問いから、2ラウンド目も実施。
グループを変えて繰り返す中で、徐々に課題が整理されていきました。

子どもが学校を中退してしまう、食料不足、HIV/エイズへの差別、健康の問題、農業の生産性、ビジネススキルの不足、農業の生産性・・

この中から、グループごとに特に重要と考える課題を選んでいきます。


*話し合いを進めるメンバーたち

お母さんたちが選んだ課題と、コメントを一部ご紹介すると・・・

▼子どもが学校を中退してしまう
「中退してしまうことで、良くないグループに入ってしまう」
「生計のために売春をせざるを得ない」

▼ビジネススキル不足
「ビジネスの知識がないだけでなく、ビジネスを始めるための元手がない」
「安定したマーケットが見つけられない」

▼農業の生産性が低い
「農業のスキルが十分にない」
「スキルを獲得するための機会がない」
「農業に必要不可欠な水が買えず天候に左右されてしまう」
「病気などに強い改良種が買えないこと」

こうして、シングルマザーたち自身の経験から出てきた地域の課題を、プラスとともに解決していくことにしました。

*ともに事業をつくるパートナー団体「カユンガ」メンバーたちと、代表ジョイさん

プラスが挑戦するクラウドファンディング、「ウガンダでエイズ孤児を育てるシングルマザーを応援!農業で貧困から脱却する!」には、お母さんたちが自分たちで見つけた課題を、自分たちの力で解決できるよう応援します。

終了まであと28日。まだまだ多くのご支援を必要としています。
シングルマザーたちと子どもたちのより良い未来のために、みなさまのご支援をお待ちしています。

プラスの目標金額は100万円。
1円でも足りなければ、プロジェクトが成立しません。

どうか皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。