2017/12/14 20:44

こんにちは、小島です。クラウドファンディング終了まであと8日、目標まであと32万円となりました!これまでご支援いただいたみなさまは83人。おひとりお一人に感謝です!

今日のテーマは、プロジェクトの成果測定について。
カユンガと実施してきた、ペーパービーズネックレスによる生計向上事を海外事業マネージャー巣内のレポートでお届けします。


みなさんのお仕事ではプロジェクトの成果をどのように測っていますか?

プラスではこれまでに教室建設やHIVの母子感染予防啓発の活動をしてきました。教室建設では建てた教室の数や生徒数の増加、予防啓発活動では何人の住民に啓発活動をとどけたか、といったことがプロジェクトの成果になります。


プロジェクト成果のイメージ

ペーパービーズネックレス制作による収入向上事業では、就学しているこどもの数を成果のひとつにしています。ウガンダではプライマリースクール(日本の小学校に相当し7年制)に入学できても修了できるのは約半数といわれており、就学を継続することがとても重要といえます。

先日、事業に参加している一人のシングルマザーの方のお宅を訪問することがありました。すると庭先で勉強をしているこどもがいました。シングルマザーのお母さんのこどもでプライマリースクールに通う5年生の女の子です。家のなかだと、せまくて暗いため、勉強はそとですることもあるそうです。


庭先で勉強をするこども

この光景を目にしたとき、「これがペーパービーズネックレス事業の成果だ!」と感じました。

就学しているこどもを数字で示すこともできますが、ひとりひとりのこどもがこの子のように勉強している姿にプロジェクトの成果を感じとったのです。


お母さんとこどもたち

プロジェクト管理は数字で考えがちですが、プロジェクトの成果は実際のひとびとの生活のなかに垣間見られることを再確認しました。

この子が庭先で勉強する光景を保っていくこと、これがプロジェクトの使命であり、庭先で勉強するすがたがプロジェクトの成果のひとつといえます。