2022/06/07 22:24

ご支援者の皆さまへ

こんばんは! 早くも梅雨入りした東京では、急に肌寒い日が続いておりますが、皆さまは、いかがお過ごしでしょうか? 体調を崩されていませんか? どうぞ体にやさしくお過ごしくださいね!

本日のお知らせは、こちらの2つです。

◆渋谷で『Bird Woman』オリジナル鳥マスクを展示中です!

◆出演者の小林でびさん、造形の奥田素子さんのコメントが届きました! 

まずはこちらをご覧ください。

◆渋谷モディ2階で『Bird Woman』のオリジナル鳥マスクを展示中です!

『Bird Woman』の撮影で使用した、オランダ人アーティストDaphne ZuilhofさんによるこのオリジナルBirdマスク。クラウドファンディングのリターンの一つにもなっていますね。このマスクが6/18まで、渋谷駅前モディ2階のPARK by CAMPFIRE にて展示されています! 近くで見るマスクは迫力満点です。また、撮影で使用した小物などマスク以外のリターン品の実物も、いくつかご覧いただけます。

渋谷方面にお出かけの際は、ぜひ、鳥マスクにも会いに立ち寄ってください☆

「モディってどこ?」という方、旧・渋谷丸井といえば、おわかりになりますでしょうか? ハチ公口から歩いて4分。営業時間は11:00~20:00です。

実物をご覧になった感想もお聞かせいただけると嬉しいです。よろしかったら、写真と一緒に、#BirdWomanをつけて、シェアしてくださいね!

会場奥の壁際に展示されていますよ!


さて、お次はこちら。

◆これからご覧になる方へ向けて、『Bird Woman』製作チームの、小林でびさん(サラリーマン役)、奥田素子さん(造形担当)から、試写を見ての感想コメントが届きました!

サラリーマン役として出演してくださった小林でびさん、トキやBlack Birdの衣装とトキの撮影用マスクを製作してくださった奥田素子さんから、試写をご覧になってのコメントをいただきましたので、ご紹介いたします。

この映画作りに関わった方だからこその視点からつづられたコメントです。『Bird Woman』に込められた想いを感じ取っていただけると嬉しいです!



仮面をかぶった女性たちの連帯が、
さらなる連帯をいざない、やがて社会を動かす痛快さ

小林でび氏

(『Bird Woman』サラリーマン役/映画監督・演技トレーナー)


一羽一羽は小さな小鳥でも、群れをなすことで大きな鳥となって、やがては社会構造すら変えてしまう程のムーブメントとなる・・・その痛快さを『Bird Woman』の脚本を読んだときに感じ、出演を決めました。

この映画には「痴漢」「鳥マスク」「歌」「小さな鳥の群れ」などの様々なメタファーが画面に登場し、現代社会において弱い立場の人間たちが尊厳や自己肯定感を持って生きてゆくために立ち上がってゆく姿が描かれています。

ハラスメントとは心の歪んだ個人の問題などではなく、社会のパワーの構造の歪みが生んだモンスターなのだと僕は感じます。世界中の様々な人がこの短編映画『Bird Woman』を観て、様々なことを感じ、議論し、ハラスメントの無い住み心地の良い社会を作るために何ができるのかを思考するきっかけになったらいいな、と思います。



トキが得た、解放へと飛び立とうとする“羽根”

奥田素子氏

(造形・衣装担当/造形クリエーター、衣装デザイン・制作)


衣装デザインにあたっては、俳優が着た瞬間に役柄に対するテンションが上がる衣装であれと心がけています。加えて今回『Bird Woman』のためにデザインしたトキのコートについては、トキの生活に鮮やかな色彩が燃え上がる衣装となることも目指しました。

衣服や色は、まとう人の心に大きな影響を与えます。『Bird Woman』の目元を隠す仮面と頭の先まで覆うコートは、それまでの自己をすべて閉じ込めるとともに、新たな自我の解放を生み出す効果を強調します。今までの自分との決別表明として選ばれた変装は、解放に向けて飛び立つ軽やかで大きな羽根でもあったのです。振り絞ったいっときの勇気が、トキを自由にしたのでしょうね。

トキだけでなく誰しもが、自分を解放して自由にするこの羽根を持っていると思います。

映画のラスト、トキにはもうこの羽根が必要なくなりました。そのことに皆さんが着目してくださったらいいな、と思います。


小林でびさん、奥田素子さん、とっても素敵なコメントをありがとうございました!


最後までお読みくださってありがとうございました。引き続き応援いただけますと嬉しいです