2023/01/15 08:50

今年度も西2朝鮮学校の学生・生徒たち、朝鮮新報社が主催する文学作品コンクール「コッソンイ」で多数の作品が入選しました。文学作品コンクール多数入選に寄せて、クラファン事務局からもクラファンの思いを綴ってみました。


昨年春の子どもの運動会。

コロナ禍にあって整列時はマスクを着用し、

競技に出るときはマスクを外したりして、

子どもたちも大変だな~と、思いながら、

親もマスクしながら観戦したのですが、


sura氏と同級の6年生の中に、

一際「マスク焼け」が激しい男子がいて、

笑っちゃいけないと思いつつも、

見るたびに笑っちゃった、

コロナあるある。


この度、朝鮮新報主催の、文学作品コンクール、

「コッソンイ」の入選作を眺めていると、

6年生の詩部門の全国1位に、

《마스크도장》/우다스레네스(西東京제2)

の文字。お、彼だ。すごい。


そして、마스크도장ってなに?

sura氏に聞いてみると、

適当な訳語がなくて、

マスクのスタンプにしたとのこと。


あー、なるほど、

「マスク焼け」か。


と、同時に、あの時の、

激しいマスク焼けが目に浮かび、

また思い出し、笑いつつ、

題材選びの時点ですでに勝ってると関心。


小さな日常の出来事を「詩」する感性と、

子どもの感性を生かしながら、

完成まで導く先生の感性。


その双方に感銘をうけつつ、

西東京第2生徒の名前を探してみると、

応募作品918編、入選105編のうち、

西2は15作品もあって、驚きを隠せない。


西2学校は、毎年、

このコンクールの入選作品数が多く、

昨年度の総評では名指しで評価されたほど。


子どもの作文や詩を指導するのは簡単な仕事ではない。

子どもの感性を大事にして、

良い作品に仕上げていく作業は、

指導というより、寄り添い。


粘り強く寄り添って、

子どもの良いところを引き出す、

これこそ本当の教育だと思う。


そんな、

子どもに寄り添う

素晴らしい教育をしている学校が、

スクールバスの買い替えに困っていて、

昨年暮れにクラウドファンディングを立ち上げました。


残り、16日。

ラストスパート。

もっとたくさんお方々に知っていただけるよう、

朝鮮学校への支援の輪が広がるように、

しっかりと頑張りたいと思います。


「コッソンイ」懸賞募集入選作一覧はこちら