2016/07/26 15:11

 

原発の肉腫を取り除く、大手術をしたときに、「退院したらしてほしいことがあるか」と母親が聞いた時に、コータが言ったわがままが

 

唯一、「犬がほしい」でした。

 

末っ子のコータにとって、弱音を吐けるような存在がほしかったのかな。

 

コータは、自宅にやってきた犬に「わさび」という名前を付けました。

 

・・・

・・・

 

・・・「わさび」というよりは「こんぶ」のような色だと思うのですがね。

またこの、こんぶが、じゃない「わさび」が、やんちゃでですね~・・・w

 

子犬だから、まぁ、当たり前なんでしょうが、やかましいやかましい(笑)

絡みつくわ、かみつくわw 暴れるわ、あばれるわw

 

コータのいい相棒になっています。

 

 

一方、コータは・・・微妙な「反抗期」。

病気で、なにかと心配する母親がありがたくも、少々、「うざい」お年頃。

 

↑ まともに写真を撮らせてくれない

 

 

母親といるよりも、

お友達と遊びに行くほうが楽しいようで・・・

なにやら「おしゃれ」をしてすぐにどっかにいってしまいます。

 

今日も、宿題をたんまりと抱えて、(おしゃれをして)

どっかに言ったと母親がぼやいていました。

 

↑ ちゃんと薬&サプリは飲みました

 

 

子供って、すぐ育つもんですね~

 

あんなに小さかったコータが、もうこんなおしゃまさんに・・・

ママ、ママとまとわりついていたころが、懐かしいですね~(遠い目)

 

↑コータのいたずら

 

 

コータが昨年、原発の、左大腿部~腰部の腫瘍を取り除いた時のこと。

 

腫瘍がすでにかなり大きい状態での手術だったので、それはもう、腫瘍も含め、がっぽりと取りました、周辺の組織も含めて。

 

痩せているコータ。持ってくるお肉がなくて、あまりあるといえない背中の肉もがっぽり取って、移植しました。コータの背中には、ちょっと、ぎょっとしてしまうような、かなり大きな傷跡があります(通称あみあみ)

 

 

コータがあまりにも元気なので、つい、忘れてしまいがちですが、傷を見たら、コータが、「がん患者」であることを「はっと」思い出すくらいです。

 

大腿部の腫瘍を、筋層までがっぽり取ったおかげで、コータは、ちょっと、今も少し足をひきずるような歩き方になってしまいました。

 

↑手術後、しばらくは車いすでした

 

 

本当は、手術後は、松葉づえが離せなくなるかも、とまで言われていましたが・・・

 

 

 

それでもコータは

一生懸命、リハビリを頑張り、驚異の回復を見せました!

 

 

 

今じゃこうしてお友達とサッカーだって、できます。

 

 

 

頑張り屋さんのコータ。きっと今回も、がんに負けないで、勝ってくれたらいいな。

切に願います。

 

 

 

神様。コータをどうか、連れて行かないで。

 

 

 

私は信じています。

コータの奇跡を。

 

皆さんも信じてくださると。奇跡を信じる力がたっくさん増えたら。

コータは生き抜けるかもしれない、本気でそう思います。

 

コータに温かい応援をお願いします!