2023/12/05 15:02

「自分のまま」でも名字を変えても結婚できる選択的夫婦別姓を一緒に実現しませんか? をご支援いただいた皆様

こんにちは!選択的夫婦別姓の法制化、ジェンダー平等を推進する「一般社団法人あすには」代表理事の井田奈穂です。

本日は経済団体で選択的夫婦別姓について勉強会を実施。理事の青野慶久さんと講演してまいりました。ビジネス界からも法改正の声が広まるよう働きかけていきます。

さて、11月22日は「いいふうふの日」でしたね。あすにはでは、その前日「婚姻届の記入例全国調査」について、記者会見を実施しました。

「女性が改姓するのが当たり前?」自治体が用意する婚姻届の記入例、1例を除き「夫の氏」のみにチェック

妻の名字で結婚した男性メンバーが、各地の自治体が用意している「婚姻届の記入例」を見ていたら、どこもかしこも「夫の氏にチェックされている」ことに気づき、「これも性別役割固定、アンコンシャスバイアスの助長では?」と独自調査を始めました。

会見時までに全国1747の基礎自治体の約10%にあたる179自治体の記入例を調査しましたが、「妻の氏」となっているのは1件のみ。そこで国際男性デー(11/19)・いい夫婦の日(11/22)がある11月からプロジェクトを拡大し、一般市民や学生の参加を募ることにしました。

多くのメディアにお取上げいただき、私たちの調査を機に、東京都中野区や杉並区、兵庫県芦屋市の婚姻届の記入例が改善されています。

婚姻届の記入例が夫の氏に誘導? 証人は男2人? ジェンダーに偏り(朝日新聞)

婚姻届の記入例、「夫の姓選択」が9割 ジェンダー平等目指す団体、175自治体調査(朝日新聞)

「妻の氏を選択」は175分の1 婚姻届記入例を調査し、中間報告 一般社団法人「あすには」(生活ニュース・コモンズ)

婚姻届の記入例に、隠れたジェンダーバイアス 「夫の氏」にレ点など(毎日新聞)

来年国際女性デー(3/8)までに調査結果をまとめ、国・自治体へ改善提言をする予定です。本調査は皆様にもご参加いただけます!ぜひお近くの自治体のサイトや役所で調べてみてください。
調査の趣旨と方法
https://sites.google.com/view/marisearch23/index

調査の最新状況も、以下のダッシュボード上でお知らせしています。集計速報のほか、まだ回収できていない自治体を確認することもできます。
婚姻届の記入例全国調査 ダッシュボード

https://x.gd/Wjoa1

12/6 障害者週間記念トークイベント
「Let`s Talk About Us Vol.4 私たちの普通は普通じゃない」

12/4、知的障害があるアーティストたちの新しい収益構造を実現する「ヘラルボニー」が、キャシー松井さん率いるMPower Partnersをリード投資家として資金調達を実施し、より本格的に海外事業を推進するための体制を強化すると発表されました。

そのヘラルボニーさんを含め、共生社会を目指すアート、スポーツ、報道そして企業の取り組みを知ることができるトークイベントを明日12/6、18時から開催、私が司会を務めます。

ぜひオンラインでご視聴いただければ幸いです。

■イベント概要
開催日時:2023年12月6日(水)18:00〜19:30(予定)

■イベント参加お申込み
オンライン会場

http://ptix.at/kJea13

配信URL

https://www.youtube.com/watch?v=c485NNaul2Y

自分は普通の健常者、障害者は自分とは全く異なる人たちだと思っていませんか?

「障害者」とはどういう人たちなのか?真剣に考えたことはありますか?心身上の障害によって、日常生活に支障が生じている人たち=障害者なのでしょうか?例えば、視力が悪く裸眼では運転ができない、普通の生活もままならない、メガネをかけたりコンタクトレンズをすることによって、支障なく生活ができている人はたくさんいると思います。一方で、足が不自由で車椅子を利用されている方は階段は利用できませんが、エレベーターなどの設備が整っていれば困ることはありません。メガネやコンタクトレンズと車椅子やエレベーターは、ともに支障を取り除く道具であり、その人の置かれた環境または周囲の人たちの配慮次第で生活上での支障の有無は変わります。だとしたら、自分は普通の健常者で、障害者は自分とは全く異なる存在の人たちだと本当に言い切れるでしょうか?

自分の普通は、相手にとっては普通ではない?
今回のトークイベント「Let`s Talk About Us Vol.4 私たちの普通は普通じゃない」では、障害者を取り巻く社会がどうなっているのか?障害者の生活面や仕事面でのリアルな実情、社会に踏み出すきっかけ、そして共生社会の実現に必要なことは何か?について話し合います。障害者と健常者の双方にとって、「自分が普通だと思っていたことが、相手にとっては普通ではない。」ということを知り、共生社会の実現に向けての第一歩を踏み出すために、4名の特別ゲストをお迎えします。

<登壇者ご紹介>

大日方邦子(おびなた くにこ)さん
日本人初 冬季パラリンピック アルペンスキー金メダリスト
一般社団法人パラスポーツ推進ネットワーク副理事長

太田慎也(おおた しんや)さん
株式会社WOWOW
制作局 制作部チーフプロデューサー

伊藤琢真(いとう たくま)さん
株式会社ヘラルボニー
アカウント事業部 ビジネスプロデュース局

辻 庸介(つじ ようすけ)さん
大東コーポレートサービス株式会社
品川サービス部(兼)雇用推進室  / 精神保健福祉士

主催:シンガポール発、プレミアムコワーキングスペース& シェアオフィスを展開するJustCo

協賛:大東コーポレートサービス株式会社、鹿島八重洲開発株式会社、NTTビズリンク(撮影・配信協力)

協力:一般社団法人パラスポーツ推進ネットワーク、一般社団法人あすには


本件に関するお問い合わせ

一般社団法人あすには

https://asuniwa.org/

代表理事  井田奈穂

mail@asuniwa.org

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