2020/07/02 19:00

本日、クラウドファンディングのご支援者が50人を超えました!たくさんの方々に応援いただき、本当にありがとうございます。いただく応援メッセージに励まされています。

申し遅れました。本日の記事はウィルドアの関口が担当いたします。
立ち上げ前後の時期に共同代表理事の武口・竹田と出会い、2016年から理事としてウィルドアに籍を置いています。ずっと非常勤のボランティア的関わりでしたが、この4月からは週1で勤務しています。

ウィルドアは今年、法人設立5周年を迎えました。様々な事業に取り組み、その中で考え方もアップデートされてきましたが、入ってくる仕事に向き合うことを優先してなかなかそれを発信できずに来ました。
今日はそんな5年間について、ざっくりと振り返ってみます。

・立ち上げ期(2015~2016年)

ウィルドアが法人として生まれたのは2015年の5月。フリーランス(当時)の武口と学生(当時)の竹田の二人が中心となって取り組んでいた、高校の授業サポートなどの事業を本格的に受託するために法人格が必要となったのが始まりでした。

この頃のウィルドアのキーワードは「一人ひとりに適したきっかけのデザイン」。中間支援団体・コーディネーターという立ち位置で、世の中にすでにある多様な教育コンテンツを、それを必要とする高校生に届けたいという想いで活動していました。

・拡大期(2017~2018年)

竹田が大学院を卒業し、代表二人がこの道で稼いで生きていくため、事業活動に本格的に力を入れ始めたのがこの時期です。大手のNPOや民間企業とのつながりが生まれ、現在も事業基盤となっているような案件がこの頃から生まれ始めます。

ありがたいことに仕事が増える一方で、この業界で稼いでいくことの難しさに直面もしました。それでも踏ん張る理由と改めて向き合ううちに、「すでにある教育コンテンツと、現場ニーズのコーディネート」というスタンスを見直すことになります。自分たちの活動に一番やりがい、価値を感じられたのは、出会ってきた個人・団体の方々と”想い”で共鳴しあい、一緒に新しいものを生み出そうとしてきた時間だったからです。

その結果、中間支援団体・コーディネーターとして、出会ってきた/これから出会う素敵な人たちの「良心の具現化」をして高校生に届けようという、自分たちにとってよりワクワクできる行動指針が生まれました。

・成熟期?(2019年~)

現在を含むこの期間のことを、果たして「成熟期」などと呼んでよいものか・・・。そんな迷いを抱きつつも、5年間ウィルドアと共に歩んだ一人として、あながち間違ってはいない表現だと感じています。
かつてに比べると、都度新しい仕事を見つけてきてはしゃかりきに頑張る、ということがずいぶん減りました。しかしそれはチャレンジをしていないということではなく、継続的な事業を通じて今までに至ったことのない高み・深みに至ろうとしている結果です。

最近のウィルドアが掲げているのは、今回のクラウドファンディングでもタイトルにしている「”わたし”からはじまる学び」。この言葉に込めている想いはメインページにぶつけました。ぜひそちらも読んでみてください。

思ったよりも長くなってしまいました。思い出話をしたい人の顔がたくさん浮かんできたところで、今日は筆を置かせていただきます。

クラウドファンディング、まだまだ続きます!引き続きご応援のほど、よろしくお願いいたします。

一般社団法人ウィルドア 理事
関口真司