長野県での高校生の主体的探究を育む”マイプロジェクト”の取り組みが今年も始まりました!
昨年度より、認定NPO法人カタリバさんから企画・運営を受託している事業です。
コロナ禍の影響が懸念される中ではありましたが、長野県教委の皆さまの「学びを止めない」熱意あふれる姿勢のもと、無事動き出すことができました。
初回の取り組みは、県内各校の先生方が参加し、”探究”に関する学びを深める「伴走者フォーラム」。長野県内公立高校の半数近い約40校から、100名以上の先生方が参加するオンラインの学びの場です。
先生方にとっても初のオンライン研修とのことで、不安も抱きつつ臨んだ場ではありましたが、蓋を開けてみると
・山をひとつふたつ挟んだ場所にある学校の先生同士が、移動せずに情報交換をし合うことができる
・1つのPCから多くの先生が同じ研修を受けられるため、講義室のような定員の制約がない
・チャット機能を活用して、口頭では拾いきれないような質疑に幅広く応答できる
といった、オンライン研修ならではの強みを大いに感じる場となりました。
プログラムの終わりには先生方にこれからの抱負を宣言していただきましたが、
「With コロナがもたらす教育リノベーション」
「生徒・教員と共に真に面白いと思える探究を」
「好きを学びに、ワクワクする探究を実現させる」
など、これから生まれるであろう学びに心からワクワクできるキーワードがたくさん。
教育委員会・教員の方々の前進しようとする意志が、逆境の中でも新しい学びの形をつくっていくのだということをあらためて痛感しました。
今月末には、高校生を対象としたスタートアップイベントもオンラインで実施予定です。
今回参加いただいたような先生方のもとで育まれる学びを、高校生自身が地域・外部の力を活用してさらに加速させることができる場を、全力でつくっていきたいと思います。