2022/11/07 22:32

こんにちは、プロジェクト運営者のユグチヨシユキと申します。プロジェクトを支援してくださっている皆様、ありがとうございます! 今日は、街の木には木材以外にも色々な活かし方があるということで、今年初めての街の木シイタケができましたので、紹介させていただきます。

大鋸でコナラを真っ二つに! 製材ワークショップホダ木にしたのはコナラ。ドングリがなる代表的な樹種で、街の公園や緑地に多い大木になる木です。かつては薪炭や椎茸のホダ木など、活用されるためにそう大木になる前に伐採され、萌芽更新されてきた樹種ですが、活用されなくなったため、各地で大木化しています。

大木化した結果、カシノナガキクイムシが大発生して総攻撃を受け、ナラ枯れ被害が広がり、街の木、街の森の一大問題と化している話題の木がコナラ(やシラカシ、クヌギ、マテバシイなどのナラカシ類)です。

そんなコナラの一本を、昨年、恩師でもあるオーナーさんのご依頼により伐採させていただいた際、その木を木材として活用する「製材ワークショップ」を開催しました。ワークショップでは、木材化に適した太い部位を昔の製材用ノコギリ、大鋸(おが)で挽く作業を行いながら、コナラのチップを活かした燻製づくり&試食や、木材に適さない枝にはシイタケの種菌を打ち込んだりして、木材だけではない活用を体験しました。

コナラの煙のなかに食材を閉じ込めて、、、

種菌の打ち込み

昨今、コナラの木材としての活用、が各地で試みられたりしています。そればかりか、ナラ枯れした虫が入った木でさえ、木材として活用できないのか?という声があります。私も、以前から、コナラを木材にして活用した経験があります。

ですが、木材にするばかりが木の活用ではないということは、言われるまでもなく誰でもが知っていることです。木を良く知っていた少し昔の人々は、分けても木のプロは、コナラを木材にしようなんて基本考えませんでした。

それはなぜなのか?

動画の中で詳しく解説しておりますので、ぜひご覧になっていただければ幸いです。

引き続き、プロジェクトのフォローやご協力をお願いいたします!
https://camp-fire.jp/projects/view/626079