大学ではグラフィックデザインを専攻、同時に写真を学ぶ。卒業後は広告代理店にデザイナーとして就職。その後、光学メーカーの広報宣伝部門への転職を機に本格的に写真による作品づくりを始める。 私は自分を取り巻く世界、自分の内なる世界を探求し、学び考えることが好きだ。写真の制作においては、主に個人的な体験を入り口としつつ我々の根源的なテーマへと辿り着き、考え、得たことを写真にして、国や人種を超えて、魂の深い部分で響きあうメッセージを発信したいと考えている。 個展やグループ展に多数参加、近年はアルルやヒューストンなどの海外レビューに参加し、国内のみならず海外での作品発表に取り組んでいる。また写真を通じて社会に貢献したいと、伝統芸能やアーティストの活動記録や共同制作を行っている。
300年以上前、江戸の仏師・松雲元慶が彫刻した五百羅漢像。風雪に耐え歴史の痕跡を残す独特な美しさがある。その像を後世に伝えようとする人々の願いを受け、修復に取組...