現在大学3年生で、ジェンダーに関する問題に強い関心を持ち、大学でもジェンダー論を勉強しています。私のモットーは、 『社会的に立場が「弱い」とされる人々の声を大切にする』ということです。当然ですが、社会には「強い」立場の人「弱い」立場の人がいます。両者の関係性の中にこそそうした構造を打破するヒントが隠れていると私は思います。この関係性を考えるとき、やはり無視されることの多い「弱い」側の声に私は耳を傾けたいのです。 現在「となりの宋さん」という写真展開催プロジェクトを行っています。 このプロジェクトに関わったきっかけは、2019年3月に「慰安婦」問題を韓国で学ぶために参加した「キボタネ若者ツアー」での人との出会いです。そこのコミュニティには「慰安婦」問題に関して長年活動してきた方々や、研究をしてきた方々がいました。その方たちと話をした際、写真展を以前開催したことがあると知り、『知る機会の少ない「慰安婦」被害の実態を伝えるために、もう一度やろう!』と僕ともう一人のメンバーが提案しました。そこから始まったのが今回の写真展開催プロジェクトです。 4月に「となりの宋さん」写真展実行委員会を発足し、今まさに準備を進めているところです。世界から暴力をなくすために、「慰安婦」被害者の尊厳回復のためにも私たちにできることを精一杯やりたいと思います!! 応援よろしくお願いします!!
私たちはこのプロジェクトを通して、「慰安婦」被害に遭い在日朝鮮人として数々の苦難に直面しながらも、力強くそして美しく生き抜いた一人の女性、宋神道(ソン・シンド)...