2019/05/19 17:09

どうも!FROGS社のぽんちゃんこと、平良亮太です!

今回は、Ryukyufrogsの前身、ITfrogsの4期生である"まるささん"こと照屋大地さんにお話を伺いました!
(ちなみに、なぜ「まるさ」と呼ばれているのかは、小学生の頃から呼ばれていて、理由は話すと長くなると秘密にされてしまいました。笑)

それでは早速インタビューです!

照屋大地さん(まるささん)


 Q.1 Ryukyufrogsに応募しようと思ったきっかけはなんですか?

応募した当時は、沖縄高専に通っていて、バリバリ技術屋をやっていました。

シリコンバレーは世界の中でも、IT活用の最高峰で、たくさんの技術者が集まる場所です。
そのような中で、技術だけでなく色々な「ビジネス」が生まれては消えていくその現場を見ることで、プログラミングだけでは身につかないマインドを学びたいと思い応募しました。

今思えば、いわゆる「アントレプレナーシップ」というものに近いかもしれません。技術はあくまで手段でしかないので、そこから何かを生み出すためにもがいていたのだと思います(笑)


Q.2 Ryukyufrogsを通して何を学びましたか?

応募のきっかけに繋がりますが、スタートアップから大企業まで、いろいろなステージにいる会社の人とのお話を通して、サービスを立ち上げて、人に伝えて、大きくしていくまでの流れを感じることができました。
想像に反してみんな「最初はやりたいことが素朴」ということに気づきました。
一見当たり前ですが、どんな会社でも「小さなところから」「人を巻き込んで」成長してきたということを発見できたのは、今にして思えば大きな学びだったと思います。

4期リーダーや実際サービス開発に取り組んでみて、リーダーとして、どのような過程でアイデアを洗練し磨き上げるか、その一端を学ぶことができたかなあと思っています。

Q.3 Ryukyufrogsを通して行動や思考がどのように変化しましたか?

学びでもお話したように、どうやってリーダーシップを発揮していくかが変化のひとつとしてありました。

このほか、サービスやビジネスを考える上で、視点が1つ増えたと思います。

技術屋だったので、技術的視点やユーザ的視点はもともと気にしていましたが、それに加えて「ビジネスとしてどうなんだろう」という新たな視点を得ることができました

「どんな人がいて、どんなものを作ればいいんだろう」に加えて、ヒトモノカネを気にするようになったのは大きな変化だと思います。
それまでよりもさらにロジカルにアイデアを洗練していくことができるようになった気がしています。

Ryukyufrogs後に、高校生向けのシステム開発コンテストに出ると、「学生らしくない、ビジネスくさい」と言われてしまうこともありましたが。笑

ビジネス視点が新しく加わっただけで、使いこなせていなかったのだと思います。
でも目線が加わったのは大きい。

frogsの学びは、「即効性の学び」と「遅効性の学び」があると思います。
半年間で学んだことをどう自分で積み重ねていくか、7年経って振り返ってみて、frogsがスタート地点だったということがあります。


Q.4今現在やっていることは?

国立東京農工大学で、再構成可能コンピューティングに関わる研究をしています。
(簡単に言うと、今よりもずっとコンピュータを速くするための仕組みを考えています。)

Q.5今後やりたいこと/自分が目指したい世界は?

目指したいのは、生活の中にコンピュータが馴染んでいる世界です。
たとえばコンセントとか、自動車の中にコンピュータが組み込まれているイメージ。

こんなことができるの!?というドラえもんのような世界を作りたい、みたいなことを思っています。

もう少し具体的な例を挙げると、たとえば冷蔵庫にコンピュータが組み込まれていて、「もやしないけどもやし買っとく?」と勝手に注文してくれるような世界になればいいなあと思っています。

それを実現したいと思ったきっかけは、親が機械音痴だったからということもあります。
パソコンの使い方がわからないだけで損をしてしまうのはもったいないないなと。

たとえばAmazon使うことができたら、いちいち20kgの米袋を運ばなくていいはずですが、そんな便利な世界は、遠い向こう側の世界だと思っている。でもそうじゃないはずです。 

ただ、コンピュータに囲まれた世界を実現するためにはコンピュータの性能をもっともっとよくしていく必要があります。
1つ1つの細かい問題に個別にアプローチするのではなくて、解決策の根本はコンピュータをより小さく、使いやすくすること。
コンピュータを置くスペースがないとか、電力がかかりすぎるとか、そこを解決できれば、開発者がたくさん出てきてくれるはずです。

そんな気持ちで、大学での研究や企業での開発に取り組んでいます。


Q.6クラファン支援者/Ryukyufrogs11thに向けてのメッセージ

11thを目指す皆さん
Ryukyufrogsでは、おそらくあなたが今まで経験したことのない様々な体験やチャレンジが待っています。
frogsを通して身につく「とにかくチャレンジ」の精神は、人生で最も役立つスキルのひとつだと思いますので、ぜひ応募して「新しいチャレンジ」の第一歩に踏み出してください。

支援者の皆さん
Ryukyufrogsは、県内の学生に平等にチャンスを与えてくれる、(全国的に見ても)珍しい人材育成プログラムの形です。
シリコンバレーでの体験は、短期的に見れば効果はわずかに思えるかもしれませんが、Ryukyufrogsをきっかけにして、3年、5年と時を経るごとに私自身様々な成長を感じています。
このような気の長くして待つ必要のあるプログラムでは、継続的な取り組みが重要になります。
沖縄のまだ見ぬイノベーター達のために、後輩たちへのバトンが繋げるよう、ぜひご支援頂きますようどうぞよろしくお願いいたします。


まるささん、ありがとうございました!
未踏スーパークリエイターのまるささん。
目指す世界観、素敵です!

クラウドファンディングも残り7日となりました。
現在の支援総額は950,210円となっています!

あと25万円で達成というところまできました。
最後の一週間。ご支援とご協力よろしくお願いします!


SNSキャンペーンやっています!本日23:59まで!

期間内に皆さんにFacebookやTwitterなどのSNSで応援コメントともにシェアしていただき、クラウドファンディングを盛り上げよう!というキャンペーンです。

期間は5月18日(土)正午〜5月19日(日)23:59です。

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