「2020年日本各地の柔道クラブに世界の少年少女を招きたい!」
そのために海外向けに「日本柔道キャンプスポット」を整備してサポートをはじめましたが、今回のスポットは埼玉県寄居町です。
寄居町には男衾(おぶすま)柔道クラブがあります。
男衾柔道クラブは、日本を代表する女子柔道選手、新井千鶴選手が小学生、中学生のときに稽古されていた道場ですが、
その男衾柔道クラブを立ち上げたのが笠原則夫先生。
笠原則夫後援会だより(facebookページ)(※笠原先生はスポーツを通じた町づくりなどを掲げ、現在、寄居町の町会議員を務めていらっしゃいます)
笠原先生は、もう30年以上もオーストラリアとの柔道交流を行っているのですが、なぜ国際柔道交流を始めたのか、経緯を伺ってみたところ、
①若かりし頃、自分探しの旅として、ワーキングホリデー制度により、オーストラリアに行った。
②あるとき柔道場があったから立ち寄ったところ、オーストラリアの柔道家と出会い、意気投合。日本人柔道家としてもとても歓迎され、練習相手としてお手伝いした。
③異国なのにこんな素晴らしい出会いがある。柔道で世界の人とつながる、という素敵な経験をしたことから、日本とオーストラリアの架け橋になることを決意。
④帰国後、男衾柔道クラブを立ち上げたところ、オーストラリアの選手が日本での武者修行のために笠原先生を頼って来日。彼らの日本での稽古のコーディネートを一生懸命した
⑤その甲斐あって、彼らはオーストラリアの代表選手となってオリンピックに出場、
⑥以降、笠原先生は、来日するオーストラリア選手の日本での稽古のコーディネート、さらに、日本の生徒を連れてオーストラリアでの柔道交流、この双方向の柔道交流を続けてきた。
ということでした。
埼玉県寄居町には頻繁にオーストラリアから選手が訪れ稽古されており、
※以下、埼玉県寄居町のfacebookページ2018年1月20日の投稿から引用。
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【柔道で国際交流】
本日、総合体育館・アタゴ記念館柔道場で、男衾柔道クラブ・明道館をはじめとした柔道クラブの子どもたちと、オーストラリアの柔道選抜チームが合同練習を行いました。
オーストラリアの選抜チームは、東京オリンピック出場を目指す14歳~18歳の男女合わせて15人。チームを引率しているオーストラリアの日本大使館に勤める崎尾さんに話を聞くと、選抜チームの皆さんは今日の寄居での合同練習をとても楽しみにしていたそうです。取材時に行っていた乱取り稽古は、皆さん実戦さながらに熱が入っていました。
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この30年以上の積み重ねもあって、オーストラリア柔道連盟は、2020年東京オリンピックの事前トレーニングキャンプを埼玉県で行うことを決めています。
つい先日(7月下旬)は、ニュージーランドのジョンさんが来日。
笠原先生は大人が柔道できる素敵なクラブをご案内して、ジョンさん大満足!
それにしても、小さいころからオーストラリアにいって柔道をしたり、オーストラリアから来た選手と柔道をした寄居町の子ども達がうらやましいです。この体験をきっかけに英語の勉強を頑張った生徒が多いそう。
以上、日本柔道キャンプスポット、寄居町の紹介でした。「2020年日本各地の柔道クラブに世界の少年少女を招きたい!」応援何卒よろしくお願いいたします!