2020/02/24 12:00

ナマステ!メーラーナーム ともみ ハエー!アープカーキャーナームヘ?

( Hello.  My name is Tomomi.  What’s your name? )


2009年4月から約3年間どっぷりインド沼にハマって活動していました、ともみと申します。


ヒンディー語が少しでもわかるようになりたくて、大学で半年間ヒンディー語の授業を取っていました。デーヴァナーガリー文字というヒンディー語で使われる文字も勉強したので、当時は多少読んだり書いたりすることができていました(笑)


インドのお祭りホーリー当日ではないけれどそれらしくなったわたし

すみません、自己紹介が長くなりましたが、今日は私たちの支援するBEAMスクールがある、インドはビハール州のニーマ村というところについて少し紹介させていただきます。

赤く色づけされているのがビハール州

ビハール州はインドの北東部に位置し、ネパールの国境と接しています。1年を通して平均気温は日本よりも高いですが、今は日本と同じく冬です。最低気温が0℃くらいになることもあるそうです。5~6月が夏で最も暑さが厳しく、この時期に現地を訪問したメンバーは大変な思いをしたようで、今でも語り継がれる伝説があります(笑)


ビハール州には、ブッダが悟りを開いた地とされるブッダガヤという地域があり、聖地を目指して世界中から多くの仏教徒や観光客がやってきます。私たちも現地を訪問した際には、まさにブッダが悟りを開いた場所と言われるマハーボディー寺院を訪れます。


BEAMスクールのあるニーマ村はそのブッダガヤから車で20分ほどの所にある貧しい村です。村人たちの多くは農業に従事しており、収入は決して多くありません。また、彼らの多くは文字の読み書きができません。インドの最新の国勢調査によると、インド全体の識字率は約74%ですが、州別の割合を見ると、ニーマ村のあるビハール州の識字率が全国で最も低く、約64%に留まっています。

ニーマ村の様子

親が教育を受けてこなかったため、教育の重要性を理解していない、学校に通うよりも家の仕事を手伝ってほしいと考えてしまう、といった教育を受けさせるべき保護者の問題。


地域の子どもを収容するのに十分な学校の数、キャパシティーが確保されていない、学校はあっても教員が学校に来ない、学校に来てもまともに授業をしない、といった教育を与える側の行政の問題。


また、インドにはカーストという難しい階級制度の問題も残っています。


こういった様々な問題に阻まれて、十分な教育を受けられていない子どもたちが、安心して学べる場を提供したい、たくさん勉強して自分の将来を、生まれ育った村の未来を切り拓いていってほしい。そんな思いで私たちはニーマ村にBEAMスクールを開校しました。


これからも少しでも長く、一人でも多くの子どもたちに学校に通って勉強してほしいと思っています。ご支援本当にありがとうございます!よろしくお願いいたします!


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