手縫いすること
2020/11/19 19:00
Primary Field Leatherworksです!手縫いについてです。これは「サドルスティッチ」と呼ばれ、昔馬具を縫うのに用いられたことから由来します。馬具は丈夫でなければいけなかったのです。もちろん今もですが。専用の刃物で革に縫い穴を開け、二本の針を使い一縫いごとに糸を交差させながら縫い合わせていきます。現代のナイロンスレッドとは違い、麻などでできた糸を使っていたためほつれやすく切れやすい。だからこうして丈夫に縫い合わせる方法になったんですね。ナイロン糸が主流になった今でもその縫い方は受け継がれ、ハンドメイドクラフトマンはこのサドルスティッチにこだわりただけでいます。とても根気と時間のかかる工程。だからこそ一番楽しい作業。心を込めて一縫い一縫い手作業で縫い合わせて仕上げています。