こんにちは、事務局員の佐和田謙正です。チッタゴン丘陵地帯についてです。
我々、四方僧伽が仏陀バンクを展開するチッタゴン丘陵地帯(Chittagong Hill Tracts, CHT)。
ここはバンダルバン県、ラガマティ県、カグラチョリ県の3地域からなっています。
我々外国人は無条件にこの地域に行くことは出来ず、
上記3県それぞれに事前に申請した入境許可証(パーミッション)が必要になります。
私は3度、チッタゴン丘陵地帯へ行きましたが、
カグラチョリ県へは未だに行けていません。
それぞれの県境でパーミッションとパスポートの確認をされるのですが、
毎回緊張します。
そうした過程を経て入ったCHTには”ジュマ”と呼ばれる先住民族が暮らしています。
ジュマの多くは敬虔な仏教徒であり、
寺院・僧侶を核とした融資を展開する仏陀バンクのメインターゲットです。
仏陀バンクを展開している村々を訪れると、
ただでさえ珍しい日本人の僧侶や女性が来た!
となり歌、踊り、料理の大歓迎となります。
仏陀バンクの成功には村民の信仰心と感謝の気持ちが欠かせません。
我々が現地を訪れるのは現地の人たちのそうした気持ちに触れる為でもあります。