実施理由/背景
富士山をもっと安全にもっと楽しく登ってほしい!
富士山の登山シーズンは、登山客で大変にぎわっており、多くの方が登山を楽しんでいます。
富士山は、天候が変わりやすく、突然雨が降ったり、強風が吹いたりすることもあることから、天候の変化などに対応できる服装、装備が必要ですが、一部の方が軽装で登山をすることがあり、問題として指摘されています。市としては、ホームページ上で注意喚起をしたり、登山の出発点となる富士宮口五合目で安全啓発に関するチラシを配布するなどしていますが、未だに軽装で登山する方が見受けられる状況です。
また、富士山には岩場があり、落石や転倒による負傷のリスクがあります。昨年には落石事故が発生し、登山者が亡くなるという痛ましい事故が起きてしまいました。
富士宮市は、登山者に登山用ヘルメットを無料で貸し出し、着用していただくことで、身を守っていただくとともに、充実した登山装備による、より安全な登山の啓発活動を行っていきますので、ご支援をお願いいたします。
プロジェクト内容説明
登山用ヘルメット無料で貸し出し、安全な登山の啓発を図ります
富士登山については、市のホームページ上で注意喚起をしたり、富士山富士宮口五合目でチラシを配布するなどして、しっかりした準備をしていただいた上で登山していただくよう呼びかけています。
しかし、「充実した登山装備を」と言っても、なかなか全てを用意するのは難しいと思います。
そこで、数に限りはありますが、富士宮市が登山用ヘルメットを購入し、富士山の富士宮口にて無料貸し出しを実施したいと考えています。
お子様用のヘルメットも用意し、お子様もより安全に登山ができるようにします。
ヘルメットの貸し出し事業を行いながら、より安全な登山について、呼びかけを行っていきます。
また、寄附のお申し込みをいただく際に、富士山の安全登山に関するメッセージを頂戴したいと存じます。
いただいたメッセージは、メッセージボードとしてまとめさせていただき、富士宮口五合目の貸し出し窓口で掲示させていただきます。
(メッセージの記入欄は、アンケートの入力フォームにございます。)
目指すところ
富士山で起こるけがや事故を少しでも減らしたい
富士山は、山頂から見るご来光など様々な魅力があり、シーズンには全体で20万人を超える人が登山に訪れます。
しかし、先にも申し上げたとおり天候が変わりやすく、しっかりとした準備をしていないと、けがをしてしまったり、体調を崩してしまったり、大変な事態になってしまう場合があります。
富士宮市は、このプロジェクトによって登山者に対する安全の啓発をすることで、富士山でのけがや事故を少しでも減らしたいと考えています。
寄付の使い道
寄附金は、50個の登山用ヘルメット購入と、その他必要経費に充てさせていただきます。
自治体からのメッセージ
富士山の登山者に楽しい思い出を
富士山は、「日本人のふるさと」ともいえる大切な存在です。その富士山で、けがや事故に遭ってしまうと、せっかくの思い出が悲しいものになってしまいます。
富士宮市は、せっかくお越しいただいた登山者の皆様に、楽しい思い出とともにお帰りいただけるよう、安全に対する啓発の取組を行ってまいります。
皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。
お礼品について
ご協力いただいた方にお礼の品をお送りします!
御寄附をいただいた方全員に、本プロジェクトのステッカー、富士登山のガイドブック、ことりっぷ富士宮、富士宮をイメージして製作したCD「美守の都 ふじのみや」、富士山世界遺産構成資産ポストカードをお送りします。
※寄附金受領書とともにお送りします。発送時期は7月となりますのでご了承ください。
事業スケジュール
令和2年4月:プロジェクト(寄附金募集)開始
令和2年5月:プロジェクト(寄附金募集)終了
令和2年7月:登山用ヘルメット貸し出し開始
富士山の登山シーズンは、7月から始まります。
富士宮口は、7月10日がお山開き(登山シーズンの開始)となっておりますのでそれまでに準備を整え、お山開きと同時にヘルメットの貸し出しを開始したいと考えております。