下田のカフェ文化のなかでもレジェンドといえるサニーサイドカフェ。吉佐美大浜の目の前にあり、このロングビーチのアイコンともいえる存在です。「サニーサイドコテージ」は、オーナーの娘さんが2019年7月から始めた、1日1組限定(現在2棟目準備中)の貸切コテージです。大浜はすぐ裏に山を抱えていて、サニーサイドコテージは海から徒歩15分ほどの静かな森のなかにあります。そばを流れる小川のせせらぎ、鳥たちのさえずり、梢の音…。グリーンシャワーを浴びながら、特別な時間を過ごすことができます。ーーコロナの影響について「3月後半~4月前半に入っていたご予約は、すべてキャンセルとなりました。それ以降については、感染拡大防止のため、自主的にご予約の受付を停止していて、現在も休業中です。終息の見通しが立っていない状況ですので、感染のリスクがゼロではない限りお客さまをお迎えするわけにはいかないと考えています」ーー再開できたときのために「両親が経営するサニーサイドカフェのほうも休業しているので、再開したときのために準備をしておこうと思っています。とはいえ、保育園に通う子どもがいるのですが、ずっと休園中で家にいます。子どもとの時間が増えたことは嬉しい反面、なかなか仕事に集中できず、焦ってしまうこともあるけれど、それでも少しずつ、両親と一緒にコテージ内や庭の清掃、整備、もう一棟のコテージの開店準備をしています。お客さまをお迎えできるようになったとき、以前よりも心地よく過ごしてもらえたら嬉しい。いまはそんな思いで細かいところまで気を配るようにしています」ーー経験したことのない不安のなかで「昨年の夏にオープンしたばかりですし、辞めたくはありません。でも、始めたばかりでまだ収入もそれほどないなか、このような事態になってしまいました。カフェのほうも休業中で、今はまったく収入がない状態です。いつまでこんな日々が続くのか。先行きがまったく見えずに、本当に不安です」ーーひとすじの光「このクラウドファンディングを通して、下田を支援してくださる方がたくさんいることを知り、とても嬉しかったです。また、私自身はこの仕事に携わってまだ日が浅いのにも関わらず、下田の飲食店、宿泊業の方が「一緒に頑張ろう!」「応援します!」と、声をかけてくださったことがどれだけ心強かったか。不安な日々のなかで、明るい希望を感じました。今、下田の皆が一致団結して頑張っていて、改めて下田はよいところだと感じています」ーー当たり前に感じていた日常のありがたさ「緊急事態宣言が出て、今まで当たり前に見てきた海が、自然のなかで過ごせることが、とても贅沢なんだと感じました。都会の方は外にも出られず、とても大変な思いをされていることと思います。コロナが終息したら、多くのお客様に、下田の自然のなかでリラックスして過ごしていただきたいです。そのために、自分自身も下田の魅力を伝えていけるよう、頑張りたいです」ーー支援者へのメッセージ「みなさまも大変ななか、下田へたくさんのご支援、本当にありがとうございます。まだこれからどうなるか分からない状況で、不安な日々が続くかと思いますが、コロナが落ち着いたらまた下田のキレイな海を見に、美味しいものを食べに、癒されに来ていただけたら嬉しいです」加盟店情報サニーサイドコテージ