中米に位置するニカラグア、オコタル地区のブエノスアイレス農園に1月から約10日間視察に行かせていただきました。
ニカラグアは北はホンジュラス、南はコスタリカに挟まれている赤道近くの国です。
羽田からニューヨーク、マイアミ、ニカラグアと飛行機を乗り継ぎ約20時間…さらにそこから車を走らせること約4時間、静岡から農園まで24時間かけてやっと到着です。
ちなみに気候は、1月でしたが日中は暑いくらいで、亜熱帯特有の蒸し暑さを感じます。
今回はコスタリカ人の方がガイドでついてくれていたのですが、荷台に何人も載せているにも関わらずとても荒い運転です。
バスも走っていますが、移動手段として相乗りをする文化があり、警察車両も同じく荷台に警察官を載せています。
ニカラグアではこの光景をあちらこちらで見ることができます。
到着早々、ニカラグアと日本のライフスタイルの違いに、驚きを隠すとこが出来ませんでした。
ニカラグアは、コーヒーの栽培、生産が盛んな国ですが実は葉巻やお酒の生産も盛んな国です。
葉巻に使う植物を育てるのは比較的簡単で、売値も高くその分給料もいいことから、コーヒーから葉巻の会社に乗り換えて働く人が多くいます。
なぜならコーヒーの木を育て、コーヒーチェリーの実がなるまでに約6〜7年と長い年月がかかるので、必然的に生産効率は低くなります。
スペシャルティーコーヒーの生産は徹底的な管理とトレサビリティーを必要とするため大変な労力を伴うのです。
続く