こんにちは！

 

私たちは「ひだの木くらしっく」という団体です。飛騨に住む皆さんに、木や森林に対して理解や共感を深めてもらうことを目的に、2015年に活動をスタートしました。

 

・飛騨らしい里山ライフスタイルを提案し、森林と人がつながる取り組みを行う。

・広大な森林面積を持つ飛騨地方の森林資源を活用する。

・関わる人たちすべてがワクワクできる楽しい取組みを行う。

 

という3つの意義を大切にしながら活動を続けています。

 

 

本当に誇りを持てる飛騨へ。

 

 

 

他県の方々に対する知名度も高く、観光都市として有名なこの飛騨地方。連日多くの観光客が訪れ、一見とても豊かな街のように感じます。ですが、観光客が訪れるのはこの広い飛騨地方の一部分のみ。面積の9割以上を占める森林部分は観光とほぼ無縁の場所です。

 

 

そんな場所をもっと有効に活用し、より一層地域の皆さんに森林を身近に感じてもらいたい。この素晴らしい自然環境を好きになって欲しい。そうなって初めて、この地域は本当の意味で豊かで誇りを持てる街となっていくのではないでしょうか。私たちは、子供たちがのびのびと成長できる環境をつくっていくためにも、観光だけに頼らない「森林資源を活かした飛騨ならではのムーブメント」を地域の皆さんと一緒につくっていきたいと考えています。

 

 

「木とことフェスタ2016 」を開催します！

 

 

 

 

私たちは、これまで木に関する様々なイベントを行ってきました。たとえば、飛騨の木を使って皆でカホンをつくり演奏するイベントや、薪ストーブで焼いたピザを食べながら映画を観るイベント。木製の道具を使ったフィンランドのスポーツ「モルック」の大会なども開催しました。

 

 

 

 

ですが、それぞれがバラバラのイベントであったため、私たちの理念や目的をきちんとした一つの形で表現することが難しいと感じることもありました。そこで、より多くの方々に私たちの活動や思いを知って頂くために、全てを盛り込んだ秋のお祭り、その名も「木とことフェスタ2016」を開催することにしました！日程は10月15日（土）16日（日）、場所は高山市清見町にあるウッドフォーラム飛騨です。

このフェスタの中では、以下のような誰でも楽しめるコンテンツをご用意する予定です。

 

 

森林教育のステージ

 

 

 

 

 

「森にまなぶ　森でまなぶ　森とまなぶ」

学生たちから森林にまつわる作品を募集し、コンテストを行います。当日は全ての作品が掲示され、来場者の皆様に自由にご覧いただけます。豪華審査員による講評や当日の来場者の投票によって優秀作品を決定し、発表と表彰を行います。

小学生・中学生からは、森林に関する夏の自由研究を募集しています。現在、高山市・飛騨市全域の学校にチラシを配布し作品を募集しており、子供ならではの斬新な発想力に期待しています。高校生・大学生からは、森林に関するビジネスコンテストを募集しています。これからの森林の在り方を変えるような、あっと驚く新しいアイデアが出てくるのを期待しています。

 

 

 セルフビルド小屋のステージ

 

 

 

 

会場の真ん中に建つ、フェスタの象徴となる小さな小屋。

フェスタが始まる時にはまだ未完成な小屋を、2日間かけて来場者の皆さんと一緒にセルフビルドで完成させます。プロの大工さんや建築士が丁寧に教えてくれるので、素人の方でも気軽に参加することができます。自分の手でつくる感覚を知って、空間やものに対する愛情を深めてほしいと考えています。ここで行うのは、D.I.Y（Do it yourself）ではなくD.I.T（Do it together）。ぜひあなたも一緒に施工しましょう！

 

 

木工ワークショップのステージ

 

 

 

 

普段は手にする機会の少ない道具を使い、実際に自分で使う木工クラフトをつくってみましょう。

予約不要、当日参加できるワークショップをたくさんご用意する予定です。ものづくりをしている時は、普段できないような会話が弾むもの。皆で一緒に手と口を動かしながら、木にふれるものづくりを楽しみましょう。

 

 

モルックのステージ

 

 

 

 

モルックとは、フィンランド生まれのカジュアルなスポーツ。フィンランドでは、公園などでビールを飲みながら遊んだりもするそうです。数字の描かれた木のピンを倒して合計得点を競うボウリングのようなルールで、女性や子供でも簡単に遊ぶことができます。実際にプレイしてみて分かる、そのおもしろさ！一度体験したら、きっとあなたもモルックセットが欲しくなるはずです。モルック大会では、成績優秀者に豪華賞品プレゼントも！

 

 

薪ストーブのステージ

 

 

 

 

薪ストーブのあたたかさを体感しましょう。

便利でスマートな社会の恩恵を受ける一方で、木を暮らしのエネルギーとして考える機会は少なくなってきています。丸太を切り、薪を割り、木と触れ合うことで、暮らしとエネルギーについて考え、本当のあたたかさと心の豊かさを感じましょう。薪割で、いつもは見せられないお父さんの力強い姿をお子さんに見せられるかも！

 

 

星空観察のステージ

 

 

 

 

移動天文台「ドリームスター号」がやってきます。清見町の美しい星空を望遠鏡で観察する体験は、きっと皆さんの童心をくすぐり、わくわくさせてくれるはず！束の間の宇宙旅行をみんなで楽しみましょう。もしも天候が悪い場合でも、プラネタリウムで満天の星空体験をすることができます。

 

 

お店のステージ

 

 

 

 

お店のステージは、「マーケットエリア」と「ごちそうエリア」に分かれます。マーケットエリアには、かわいい雑貨やこだわりの器、作家さんによる工芸品などが並びます。もちろん、木工作家さんによる木製クラフトもたくさん並ぶ予定です。素敵なものが多すぎて、目移りしてしまいそう！ごちそうエリアには、飛騨の皆が愛してやまない、あの味この味が並びます。あれもこれも食べたくなって困ってしまったらすみません。生ビールも出店する予定なので、お車を運転しない方は、気持ちの良い芝生の上で存分に飲んでください！

 

上記のような、森林の魅力・飛騨の魅力が詰まった盛りだくさんのフェスタになります。

家族と、友人と、恋人と、誰と来ても楽しめますね。もちろんお一人でも楽しめること間違いなしです！ぜひともお楽しみに！

 

 

このフェスタを通して、皆さんに感じてほしいこと

 

 

 

 

いま「森林の不整備」は全国的に大きな問題となっています。そして、もちろん飛騨地方も例外ではありません。手入れが行き届かない山は、土砂崩れや倒木などが起きる可能性も高くなります。残念ながら、本来大切な資源であるはずの森林が、危険なものと認識されてしまうような現状なのです。

 

少しでも多くの方に、飛騨の木材を見て、さわってもらい、その魅力を知ってほしい。そして、これまで使われていなかった飛騨の木材を市場へと運び、皆さんのご家庭で飛騨の木材製品を使ってもらえる流れをつくりたい。そうして少しずつ森林整備にお金がまわるようになれば、森林や皆さんの暮らしにとって良い循環ができるのではと考えています。このフェスタは、そのための小さな第一歩です。

 

もちろん、このフェスタだけで現在の森林が抱える問題をすぐに解決することはできません。しかし、このような活動を通して地域の皆さんの意識が少しずつ飛騨の森林資源へと向かう事で、時間はかかるかもしれませんが、きっと次のステップへ向かうことができると信じています。

 

私たちはこのフェスタを通して「地域のみなさんが飛騨の暮らしを再認識するきっかけ」をつくりたいと考えています。ここにしかない豊かな暮らし、ここにしかない森林とのつながり。ご来場いただいた皆さまに、私たちが手にしている幸せな環境について、それぞれ小さな気付きを持ち帰ってもらいたいのです。

 

 

最後に伝えたいこと

 

 

私たちは、毎年恒例のイベントとしてこの「木とことフェスタ」をずっと開催していきたいと考えています。

この美しい自然環境に囲まれた地域での暮らしを本当に楽しんでもらいたい。そしてその魅力をまわりの人へ拡げて繋げてもらいたい。この街でこれから育っていく子供たちに飛騨の可能性を感じてもらいたい。回数を重ねていきながら、私たちのそんな想いがじわじわと伝播していくようなイベントへ成長していきたいと考えています。

 

今回、大切なその第一回目の開催にあたり、皆さまにご協力をお願いしたいと思います。私たちの想いに共感をして頂ける方、ぜひとも応援・ご協力頂けませんでしょうか？もしクレジットカードをお持ちでない方や、登録方法が分からない方がみえましたら、直接お会いした上で代理決済することも可能です。お気軽にお声掛けください。

 

一緒にこのフェスタを成功させ、未来の森林を、未来の飛騨を、より良いものへと変えていきましょう！どうぞよろしくお願い致します！

 

 

 

「ひだの木くらしっく」メンバー紹介 

 

 

 

藤原郁馬 

飛騨五木（株）企画営業部

 

 

～支援金の主な使途～

 

デザイン・印刷費・広告費など　２５万円

コンテスト賞金・リターン品など　２０万円

会場代・設営費など　１８万円

WS資材代など　５万円

FAAVO手数料　１２万円

 

 

計　８０万円