● 観客ゼロの祭を目指して

「観客ゼロって何？」と思われる方がほとんどだと思います。私たち紀の国いっとこよいやなデバ祭（通称「デバ祭」）実行委員会では、「観客の皆さんにもお祭りに参加していただきたい」「同じ時間を踊り子さんと共有していただきたい」との想いのもと、観客という立場ではなく、全員がお祭りの参加者として「デバ祭」に関わっていただきたいと考えています。

ですから、

「観客ゼロ」＝「全員が参加者」

のお祭りを目指しています。

具体的には、演舞の間に「総踊り」を取り入れています。「えっ、踊れやんよ」とおっしゃる方も大丈夫！踊り子さんのレクチャーにより、観客の皆さん全員が踊りたくなる工夫を凝らしています。

また「デバ祭」では、同じ時間を踊り子さんと共有していただきたいとの想いのもと、お気に入りの踊り子さんに手作りメダル（地元名産のパイル織物製）を掛けてもらっています。

メイン会場に手作りメダル作成ブースを設けておりますので、ぜひご利用ください。

※メダル手作り体験は１００円、メダル完成品は２００円の実費が必要です。

● 橋本・伊都地方に元気をもっと届けたい‼

郷土の地踊りである「やっちょんまかせ」の掛け声「よいやなでばさい」に「行こう」の和歌山弁「いっとこ」を掛け合わせたものが祭名の由来となった「紀の国いっとこよいやなデバ祭」。

平成２６年惜しまれつつ終了した「紀の国やっちょん祭り」の参加者が中心となり発足した、今年で５回目を迎えるお祭りです。

様々なイベントへの参加を通じてふるさとを愛する心と郷土の発展、地域を超えた仲間の輪を広げることで、橋本・伊都地方を元気にしたいという気持ちを礎とし、郷土の地踊りである「やっちょんまかせ」を引き継いだ新たなお祭りを開催しています。

毎年近畿地方を中心に８００名を超える踊り子と観客・カメラマン総勢約２０００名が橋本市に集まることで、地域のＰＲとともに、地域活性化の一端を担っています。

● みんなが参加者

「９月の第一日曜はデバ祭の日」

としての定着を目指しています。

橋本市は、大阪中心地まで電車で約５０分とアクセスが良い反面、大学進学や就職で地元を離れる人が多く、同一規模の自治体より高齢化率が高くなっています。

進学や就職等、様々な理由で橋本市を離れた方々に、この日だけは「橋本市に帰ろう」「気持ちだけでも橋本市」と思う人を増やしたいと考えています。またこのお祭りを通じて、橋本市の良さを日本国中に広げたいと考えています。

● 和歌山の玄関口　橋本市

霊峰高野山のふもとに位置する「橋本市」は、和歌山県の東の玄関口として、いにしえより宿場町として栄えました。

近年、日本のシェアの９０％を誇る「パイル織物の生産地」として、また国の伝統的工芸品の指定を受けた「紀州へら竿」の生産地として名を馳せています。

● イベント内容・実行スケジュール

令和元年９月１日(日）

メイン会場：橋本市産業文化会館

サブ会場　：高野口小学校体育館（国指定重要文化財唯一の現役小学校）

駅前会場　：高野口町商工会前特設会場

※各会場で開始及び終了時間が異なります。詳しくはＨＰをご覧ください。

https://www.yoiyanadebasai.jp/

国重要文化財　高野口小学校正門 

● 支援金の使いみち

当実行委員会では自治体の金銭補助を受けず、踊り子さんの参加費で運営しています。今後も継続してこのお祭りを続けたいと考えています。

いただいた支援金は「第５回紀の国いっとこよいやなデバ祭」の運営費に充当します。詳細は下記の通りです。

・会場借り上げ

・電気工事、音響借り上げ

・ポスター、チラシ作成　他

● 最後に

私たちデバ祭実行委員会では、お祭りで地域を元気づけることができると本気で考えています。時には意見がぶつかることもありますが、それらすべて本気の証です。

これからもこのお祭りを続けていくことが地域活性化の一助となると考えていますので、皆様方のご支援、よろしくお願いいたします。

● お問い合わせ先

第５回紀の国いっとこよいやなデバ祭実行委員会　090-1159-7281（田中）