TWHEEL　RUN　TOCHIGI

イベントの企画は”栃木県内で大人がファッションを楽しめるイベントがないね。”の一言から始まりました。

”大人のお洒落なイベントを開催したい”、とのことでファッションとビンテージ、お洒落と地域活性化を目標に、友人と３人でイベントを企画し始めました。プロの自転車チームが活躍しているおかげで、栃木県はロードサイクルが普及し、自転車への関心が高いことが伺えました。しかし、ロードサイクルでは敷居が高いと感じたので、普通の自転車で楽しめて、自転車愛好者の拡大を目指し、また、お洒落な遊びとしてロンドン発祥の「ツイードラン」を企画しました。最初は”友人を１０人くらい集めて試しに開催してみよう”が目標でしたが、様々なところに声をかけると好感触で、小規模ながらも第一回目を開催することができました。

第１回目は栃木市の後援などを受け、栃木市で開催しました。

情緒溢れる蔵の街、栃木市の街並みを散策し、巴波川（うずまがわ）周辺と嘉右衛門町などレトロな雰囲気を味わいました。鈴木俊美栃木市長を来賓に迎え、出走者は３０名、県内はもとより福島県や神奈川県から、２０代から７０代の紳士淑女が多数集いました。

また、ヴィンテージカーの展示やイギリス文化を感じさせるアフタヌーンティーパーティの出店も、会場の雰囲気を盛り上げてくれました。

第２回目は栃木を代表するリゾート地、那須高原にて開催しました。

イギリスのコッツウォルズ地方のマナーハウスをモチーフに建てられた「那須ステンドグラス美術館」をメイン会場に、高久勝那須町長を来賓として迎え、ツイードランの他、ビンテージカーの展示や、服飾メーカー、ビンテージ輸入雑貨店などが多数出店。

県内外から６０名の出走者が集い、ティーパーティーや生演奏を楽しみました。

第３回目は栃木県や駐日英国大使館の後援を受け、鹿沼市にて開催しました。

自転車メーカーや出店の皆様の協力を得てグレードアップ。出走者６０人のほか、来場者は６００名を超え秋の鹿沼路を散策しました。タレントの筑井美祐輝さんやイメージガールの金井順子さん・飯野玲奈さんがイベントに華を添えました。

小学生から７０歳代の老若男女が一堂に集い、ファッションと自転車など非日常的な１日を楽しみました。

明治中期から昭和初期の頃、欧米各国の大使館や外交官の別荘が立ち並ぶ栃木県日光市、中禅寺湖畔には、外交官をはじめ多くの外国人が避暑に訪れておりました。訪れた外国の方々は、中禅寺湖で魚釣りや船遊びなどを楽しみ、地元の人々との交流も盛んに行なわれ、まさに国際的避暑地としての名声をほしいままにしていました。現在でもイギリス・イタリア・フランス・ベルギー大使館別荘が現在でも利用されています。

TWHEEL RUN TOCHIGIのこれから