今回は中野修吾役を演じてくれてた藤原隆介さんについて触れてみたいと思います。八王子空襲を舞台にしたストーリーであり、もちろんスタッフも含め戦時中を知らない世代ばかりです。知らないから「知る」「調べる」「探る」この作品と向き合うポイントでした。当時を想像して心情を探ることをシナリオ段階から脚本家のまりさんと監督と、撮影監督の岩倉さんも監督補も一緒になって模索してました。読み合わせの時は「よく分からない」が藤原さんの正直な所だった様子。でもリハの時にはしっかり予習をしてきたのか目が違ってました。修吾役はすごく難しい役だったと思います。それでもきちんと向き合おうとしてくれた熱意が嬉しかったです。撮影中は岩倉さんの親父ギャク?にはにかんだ笑顔が印象的で、今時の子という感じですが、とても真面目で素直な好青年です。眉毛をハの字にしてという注文に「はの字ってカタカナのハですか?」って言う返答にスタッフも笑ってしまいましたが、本人は至って真剣。人って真剣になればなるほど素が出るものですね。紋付袴も爽やかに着こなしてくれました。皆んなで一緒に愛情いっぱいに作った感が満載の作品になってます。是非、12月5日八王子日本閣での上映を楽しみにしててください!byもっちー
#八王子 の付いた活動報告
クラウドファンディング残り8日!達成率52%残り48%皆さんのご支援、告知や拡散にご協力をお願い致します。今回は糸さん役を演じていただいた鷹觜喜洋子さんについて触れたいと思います。実はお若い鷹觜さん。肌艶も良くてとても72歳には見えない。ですが、91歳にするために老けてもらいました、ごめんなさい若く見せるより老けさせるのは難しいので、ヘアメイクさんは苦労されたと思います。でもこの変身ぶり。メイクの力すごい!そうやってそれぞれの力の集大成で、この作品は成り立ってるんですね糸さんとイトちゃん。現場では同じ糸さんなので、糸さんとイトちゃんと呼んでました。本当にお婆ちゃんと孫娘のよう。糸さんもイトちゃんもとっても素敵な芝居をしてくれました。鷹觜さんとはリモートオーディションでお会いさせてもらいました。こちらが何も言わずともそうめんや大皿、白髪のウィックまで用意してくださってて。リモートだと多少の間のズレはあるものの、芝居のうまさ、会話の合間ですするそうめんのタイミング、仕草や柔らかさなどが絶妙で、是非お願いしたいと思いました。人工膝入れて一年たたないと言うのに、階段の上り下りやイチョウの木の下に座る動作に無理させないように気にかけるスタッフに対して、笑顔で「大丈夫よ」と対応してくださった優しさ、イチョウの葉(小道具)まで用意してくださったり、凍ったタオルや飲み物まで用意してくださり、本当にありがたかったです。監督 モッチー