半分以上が外ロケのこの作品。当然雨の心配もありましたロケ前日に雨予報で八王子の降水確率60% 天気予報もそれぞれで違ってたりして決行しようか迷うものの、あまり日もない、ここは撮れるだけ撮ろうと決行しました。その日はクランクアップの日、「今日で終わらせる」と意気込んでみたものの、曇ったり晴れたり、それでもなんとか夕方まで降らずに保ってくれてた。演出で立ち上がると言う動線をその場で決めて撮っていたら、ちょうど立ち上がる寸前のシーンまで撮り終えて、突然の夕立にあいました。とっさにディフューザーを傘代わりに1つになって、機材を守りキャストが濡れないよう、衣裳が濡れないようにって、これはこれで一体感があって良かったりしたけども。夕立が過ぎて撮影再開。地面は濡れていて繋がらない。でも立ち上がる寸前まで、ぎりぎりセーフで撮り終えてたので、あとは立ち上がるだけ。そしたら立ち上がってみたら思ってもなかった素敵なショットがモニターに映っているではありませんか。一気にロマンスになってて驚いた。雨がまた光を反射させる。何が起こるか分からないのが現場。これだからやめられなくなってしまう。この奇跡のようなシーン、是非見てもらいたいものです。監督もっちー