皆さま明けましておめでとうございます。「器の修繕プロジェクト」オーナーのフクモトです。いつもありがとうございます。今年も精一杯活動してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。さて、今プロジェクトでお預かりしておりますお品の数々ですが、先月から順次納品させていただいております。お繕いさせていただきましたお品は、プロジェクトページに記載させていただいておりますとおり、Instagramをはじめ、HP等でご紹介させていただきます。本日はinstagramのアカウントをご紹介させてくださいませ。https://www.instagram.com/invites/contact/?i=rzjtcaqahta9&utm_content=35z359k↑慈・繕 Instagramアカウントお届けが完了しているお品のみ掲載させていただいております。また、今プロジェクト以外でご依頼いただいたお品も掲載しております。どうぞご覧いただけますと嬉しいです。活動報告をご覧いただきありがとうございました。引き続き、宜しくお願いいたします。慈・繕 フクモトショウコ
銀継ぎ の付いた活動報告
こんばんは。あたたかいご支援、メッセージをありがとうございます。プロジェクトも残り一か月を切りました。今日は先日修繕を仕上げたお皿をご紹介させていただきます。複数パーツに割れたベトナムの輸入皿です。直径10cmほど。涼しげな絵柄だったので、銀継ぎで仕上げました。リターンのお皿の修繕は基本的に、お預かりしたお皿を見て、当方で金継ぎで仕上げるか、銀継ぎで仕上げるかを決めさせていただきます。ぜひ仕上がりをお楽しみにお待ちいただけますと幸いです。プロジェクト終了まで、引き続きよろしくお願いいたします。慈・繕
ページをご覧いただきありがとうございます。プロジェクトスタートして本日で3日目になりました。お気に入りに登録をしてくださっている方もいらっしゃり嬉しいです!さて今日は、金継ぎで主に使用している、特に重要な道具たちをご紹介させていただきます。本漆漆の名産地、福井県の箕輪漆行さんから購入しています。使う漆は、用途やお皿の色や金属粉に合わせて、使い分けをしています。割れたお皿をくっつける為の漆、仕上げを美しくする為の土台になる漆、金粉をまぶす仕上げ用の漆、コーティングの漆…などなど、作業工程によって変えています。ちなみに漆はほんの少しでも触ると高確率でかぶれるので、取り扱う時はしっかり肌を隠しながら作業をします。ゴム手袋必須です⭐︎筆面相筆は、漆を塗ったり、漆の線を描く際に使用します。こちらも描く大きさなどによって筆の種類を変えていますが、私は特に広島県の熊野筆を愛用しています。ラベルに 白狸長峰 と書かれています。先がふわっふわの毛棒は、金属粉を蒔く際に使用しています。金粉こちらが金粉です。純金をパウダー状にしたものです。この状態ではくすんだ粉のように見えますが、これを半乾きの状態の漆の上に蒔くと、黄金色に輝きます。ピカピカで、とっても美しいです。金粉を蒔いている様子もぜひご覧いただきたいので、またこちらの活動報告のページでご紹介させていただきます。引き継ぎ、よろしくお願いいたします。慈・繕