予告編、1分30秒バージョン解禁です。テーマソングは「鬼滅の刃」の「竈門炭治郎のうた」などで知られる中川奈美さんの「bloom」です。中川さんにはね…個人的にこれまでのお仕事でも色々とお世話になっているんですよ。本当に。もう、頭が上がらないというか、この場を借りまして、素敵なテーマソングをありがとうございます。ちなみに、この「bloom」というタイトルは僕が名付けたのです。ブルームというのは葡萄の表面に付く白い粉の名称で果実に含まれる脂質から作られた「ろう」が表面に出てきたものなのです。果粉などとも呼ばれていて、葡萄の病気を予防し鮮度を保つディフェンシブな働きと、響きの上品さからテーマに沿っている様に感じ、命名しました。ジュエリーのブランドっぽさとかロードオブザリングでいうエルフっぽさとか海賊でいう巻き込まれ型息子とかトロイで言うとヘレンを寝取って戦争引き起こすバカ弟感がありますよね。と言うわけで、完成に向けて頑張ります。ご支援・ご協力の程、何卒宜しくお願い致します!
原作 の付いた活動報告
映画『濃紫の葡萄』には当然ながら、だんぼーとしいめろ以外にもキャラクターが複数登場します。例えば上記写真の「菊池可奈」は映画オリジナルのキャラクターで物語に大きく関わってきます。「菊池可奈」というキャラクターを作成する際、ある一人の実在の人物をモデルにしました。ただ、それだけでは物語として面白みに欠けていたので、その上に山本白湯先生らしい要素を追加しキャラクターとして構築、そのイメージを演者が理解し、魂を与えて出来上がったのが「菊池可奈」です。ちなみに、読み合わせ(事前に演者が脚本を読み合って台詞でリハーサルすること)時に、だんぼー演じる丹野未結さんは「きくいけかな」と読み間違えておりスタッフ・他キャストの前で赤くなっていたのを見て「あぁ、勉強って大事だな」と思いました。
頭に描いたイメージを映像にする時。僕の場合は文章に起こし、イラストを添えて台詞を足して演出を加える。すなわち、シナリオと、上記の写真は絵コンテです。一人のイメージをスタッフや演者、クライアントや依頼主に伝える、共有する時にとても便利だと思っています。書き上げるの面倒臭いけど。今回の場合、原作となる漫画があり、原作のイメージを破壊せず、その上で新しい世界観を構築する為にはスタッフ・キャストのイメージの共有は必須条件でした。その甲斐もあり、現状撮影の完了している部分に関してはキチンと映画『濃紫の葡萄』になっていると確信しています。完成まで辿り着けるか、それはこのプロジェクト次第ではありますが出来る限りのことをおこなっていこうと思います。宜しくお願いします。