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「人類には早すぎる音楽+」 人類史上最大の変拍子CDをアップグレードする!

「人類には早すぎる音楽+」は現在BOOTHでご購入頂けます。ぜひチェックしてみて下さいね!

コミケで一瞬にして完売した「人類には早すぎる音楽」CDパッケージのアップグレード企画! 10枚組全120曲という圧巻のボリューム。 前代未聞の「全てが変拍子(5拍子~31拍子)のオリジナルボカロ曲またはインスト曲」。 All-inプロジェクトなので、必ずお手元に届きます。

現在の支援総額

394,780

157%

目標金額は250,000円

支援者数

75

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/08/14に募集を開始し、 75人の支援により 394,780円の資金を集め、 2020/09/22に募集を終了しました

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支援者数75

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現代音楽 の付いた活動報告

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こんにちは!TORICOTORの「ぼを」でございます。今回も「拍子の概念が存在しない音楽」という事で、1940年代のフランスに端を発する「ミュージック・コンクレート」という音楽のジャンルについてご紹介します。とりあえず、1曲聴いてみましょう。発端はラジオ技師。音楽家ではありません。カテゴリとしては実験音楽、現代音楽のひとつ、という捉え方で良いのかと思いますが、「具体音楽」という呼ばれ方をするのが通例のようです。「具体」な音楽。何が具体なのか。具体、という事はつまり、実体が存在している、という事です。つまりミュージック・コンクレート とは、「実際に存在している物(車の走る音、缶が転がる音、衣擦れの音といった生活音など)が発する音」を録音する事で「実体から音を切り離」し、それを電子的に加工する事で音楽として仕上げた作品の潮流、という事になります。となると、ミュージック・コンクレート に対する「抽象音楽」とはなんでしょう? これは言ってしまえば、具体的な実体を持たない、楽器等を使った一般的な音楽郡の事を指している、のではないかと思います。例えば、バイオリンが音を奏でる。バイオリンは音を出すことを目的とした物体です。つまり、音を出す以外の機能を持たない「実体と音を切り離す事ができない」「抽象的な」存在であると言えます(多分)。ミュージック・コンクレート とは、そういった今までの音楽の在り方に対するアンチテーゼであった、と考えられるのかもしれませんね。ミュージック・コンクレートに分類される楽曲の中には、旋律というか、リズム感が存在するものもあります。この様な音楽の潮流は、1900年代初頭にイタリアで興った「未来派」というアート潮流における「未来派宣言」と、テクノロジー発達による録音技術や電子音楽の発達が結実した結果なのではないか、と私は憶測しております。こういった生活音を音源にするのは、今では一般的に行われる事ですが、その源流はこんなところにあったんでしょうね。「未来派宣言」については、実は私の楽曲でも歌詞で触れている物がありますので、ご紹介します(なんか3回目くらいの登場な気もしますが)。引き続き、「人類には早すぎる音楽+」をよろしくお願いします!



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こんにちは!TORICOTORの「ぼを」でございます。「人類には早すぎる」をテーマに現代音楽を取り上げてしまうと、なんでもありになってしまうので、あまり取り上げるつもりはなかったんですが、それでも折角なので、有名なところでジョン・ケージの音楽をご紹介しようと思います。言わずもがな、ジョン・ケージの最も有名な楽曲と言えば「4:33」ですね。まずはお聴き下さい。ピアノがちゃんとシュタインウェイなのがエモーショナルですが、つまり4分33秒間、奏者はピアノを演奏しないんですね。じゃあこれの何が音楽かって、一番はじめにキャプションが出ていますが、全てが音楽な訳です。奏者がピアノの開けしめで発する雑音や、観客(この動画ではいなさそうですが)がたてる雑音なんか全てを音楽として定義している訳です。じつは私、学生時代に映画サークルにおりまして、これのオマージュとして4分33秒間、真っ白な画面を映し続ける作品を作った事があります。個人的には「何も映ってないじゃないか」という観客のぼやきや、映写機の前を観客が通った時の影が「映像作品」だった訳なんですが、まあだれにも理解されませんでしたよね。ジョン・ケージはそのほかにも、ピアノ線に洗濯バサミとか色々な物をくっつけて演奏したり、はたまた「演奏し終わるのに639年かかる曲」なんてのもありますけれどね。ただ、当然作曲家ですので、こういった現代音楽っぽいのだけでなく、ちゃんとした音楽も残していますし、マヤ・デレンだったかモホリ・ナギだったか忘れましたが、映像作品に普通のBGMを提供したりもしていたはずです。さてさて。「人類には早すぎる音楽+」は「ちゃんと音楽として聴ける変拍子」を原則としておりますので、ジョン・ケージのような現代音楽は収録しておりません。しかしながら「実験的な楽曲」という観点から、「ボカロにホーミーをやらせた」楽曲がありますので、こちらをご紹介させて頂ければと思います(ボカロのホーミーに、人間のホーミーを重ねています)。「ホーミー」については、また明日にでも改めて詳細をご紹介させていただこうと思いますが、簡単に説明しますと「口の中の空間をうまく操作することで、倍音を複数生じさせる、主にモンゴルを発祥とする発声法」の事です。口の中の空間が必要なので、コンピューター音声であるボカロには当然不可能なのですが…それを、とある手法で擬似的に実現しています。今回は以上です。引き続き「人類には早すぎる音楽+」をよろしくお願いします!