2020/11/13 15:32

このプロジェクトをご覧になって下さった方。支援して下さった方、改めましてご挨拶させてください。らむねの飼い主の渡部(わたなべ)と申します。

らむね父 らむね母 高校2年の兄 中学1年の兄  そして元保護猫で8ヶ月のらむね の5人家族です。

プロジェクトのオーナーはらむね父なのですが、文章構成が苦手&スマホ機能がわからない父なので実際作っているのはわたくし、らむね母です。ちなみにうちにはPCがないので父のスマホで作成してます。Twitterでは「らすかる」という名前でこのプロジェクトを知ってもらう活動をしています。父は実名でTwitterしております。

らすかる、というのは一年半前に老衰で亡くなった愛犬の名です。16歳でした。あまりの喪失感にもう飼うのはやめよう、と子供たちと話し合っていましたが、もし、また飼うなら一匹でも殺処分から救ってあげたいから保護猫か保護犬だね、と。

そして保護サイトを見ていて気になってしまったのが「らむね」でした。

保護先では「ブータくん」という名前でした。確かにブー垂れた三白眼の目付きの悪い子で(笑) でもどこか寂しそうな愛情に飢えた切ない目にも見えました。

家族で話し合い引き取ることにしましたが、母には不安がありました。金銭面です。普通に飼うなら問題ないけれど、万が一大きな病気になったら。。


父も正社員で、母もフルパートで働いていますが生活はギリギリです。父の勤め先のボーナスが去年からは普通になりましたが、それまでは微々たるものでボーナスとは呼べないものでした。かと言って毎月のお給料が良いわけでもなく、二人の息子たちを育てるのに精一杯で貯金も子供たちの分しかできてません。

そんな状況なのに病気の猫を引き取ること自体が非常識なのかもしれません。

引き取る前日に保護先からかかってきた電話で「譲渡をどうしますか?」と問われたときに、頭に浮かんだのは子猫の行く末でした。

私達が引き取りをやめたら子猫はどうなるのでしょう? どなたか金銭的に余裕のある方が引き取ってくれれば良いけれど、そんな可能性は無いに等しいでしょう。だとしたら子猫はただ死を待つだけ、かもしれません。譲渡が決まり、引き取りまでの二週間、早く会いたくて堪らなかった子猫。会う前から私達にとっては家族でした。見殺しにすることは選択肢になかったのです。

藁をもつかむ気持ちで始めたこのプロジェクト。支援を募るのがこんなにも大変なんだと痛感しております。

Twitterで拡散活動をしているときに詐欺呼ばわりもされました。

でもプロジェクトを始めて二週間。14人もの方々がらむねのためにご支援して下さいました!本当に感謝しかありません。金銭的なことだけではなくて、お気持ちがとてもありがたいのです。

たった80万も払えないのか、と思う方もいるかと思います。すでに40万以上かかっていますが実は子供たちの貯金から出してます。

いずれ返すつもりでいますが病院で支払うたびに心が痛みます。でも父と母にとって息子たちもらむねも同じ子供なんです。

らむねがうちに来て一月半。 

子供から言われました。「らむねが来てから家族がまた笑うようになったね」と。

笑ってなかったことに気付きませんでした。

そのことに気づかせてくれたのはらむねと息子たちです。 

どうからむねの治療を続けられるように、皆様のお力をお貸しください。

長々と語ってしまいましたが最後まで読んで下さりありがとうございました。